CPIのレンタルサーバーにWordPressをインストールしてみよう

SmartRelease対応のWordPress導入記事があります。

CPIのレンタルサーバーにはWordPressの 簡単インストーラー が標準機能として装備されています。データベースは自動で作成されるため、初心者でも簡単にWordPressを利用することができます。

標準でインストールされるWordPressは3.9.1、PHP5.5.9で動作します(2015年8月現在)。WordPressのバージョンが少し古いので、インストール後にアップグレードが必要ですね。最初から最新のバージョンをインストールするなら、データベースの作成を含め手動で対応する必要があります。

CPIにはSmartRelease(スマートリリース)機能があり、テスト環境で構築したWebサイトを公開サイトに完全コピーする機能があります。SmartReleaseを使わないならCPIを利用する意味がないほど便利な機能です。

テスト環境で動作確認を行い、問題がなければ公開環境にコピー(リリース)します。そこで、この記事ではSmartRelease利用を前提として、テストサイト(テスト環境)にWordPressをインストールします。

テストサイト用設定

  1. コントロールパネル(ユーザーポータルのウェブコントロールパネル)にアクセスします。
  2. 「テストサイト用設定」 タブをクリックします。
  3. 「ソフトライブラリ」 をクリックします。

  1. 「CMSインストーラー」 をクリックします。簡単インストーラーに対応しているアプリケーション一覧が表示されます。
  2. 「WordPress」 を選択します。

インストールディレクトリの決定

WordPressをインストールするディレクトリを自由に選択できます。「html」ディレクトリが公開ディレクトリのルートになっています。テスト環境の「html/wp」にインストールすると、スマートリリース実行時に公開環境の「html/wp」にコピーされます。

インストールディレクトリについては、下記も参考にしてください。

WordPressはどこのディレクトリにインストールするとよいのか?

コントロールパネルによる作業終了

この画面が表示されれば、コントロールパネルでの作業は終了です。これ以降は、WordPressの標準的なインストール作業となります。

画面下部に自動的に生成された データベース名 が表示されているのでメモしておきましょう(ここでは、aa2000bbbb_wordpress)。「データベース名」や「インストールディレクトリ」が記載されたメールも届きます。

「以下のURLにアクセスし~」とあるので、そのURLをクリックします。

WordPressのインストール

ここからは手動でインストールした場合と同じ作業になります。

  1. 「設定ファイルを作成する」 をクリックします。
  2. 「さあ、始めましょう!」 をクリックします。

データベース情報の登録

WordPressが利用するデータベース情報を入力します。メモしたデータベース名と、データベースのユーザー名とパスワードが必要です。ユーザー名とパスワードは 契約時の「サーバー設定完了」のメール に記載されています。

  • データベース名
    • データベース名を入力します。この例では「aa2000bbbb_wordpress」となります。
  • ユーザー名
    • ユーザー名を入力します。この例では「aa2000bbbb」となります。
  • パスワード
    • 「サーバー設定完了」のメールにあるパスワードを入力します。
  • データベースのホスト名
    • 「127.0.0.1」のままです。
  • テーブル接頭辞
    • 「wp_」のままです。

「送信」 をクリックして、問題がなければ 「インストール実行」 をクリックします。

テーブル接頭辞の意味については、下記を参考にしてください。

WordPressインストール時に設定するデータベースのテーブル接頭辞とは?

サイト情報と管理者アカウントの設定

WordPressのサイト情報と管理者アカウントを登録します。

  • サイトのタイトル
    • Webサイトのタイトルとして表示されます。
  • ユーザー名・パスワード
    • WordPressの管理者アカウントとなります。
    • ダッシュボード(管理ツール)へのログインに必要な情報なので、忘れないようにメモしておきましょう。
  • メールアドレス
    • WordPressの管理者用メールアドレスです。例えば、自動更新の通知、ブログにコメントがあった時の通知にも利用されます。
  • プライバシー
    • チェックすると検索エンジンのクローリング対象となります。もしテストサイトであったり公開したくない場合はチェックを外します。
    • オフにしても完全に検索結果から除外されるわけではありません。

全ての項目は、インストール後にダッシュボードで変更可能です。

「WordPressをインストール」 をクリックします。

インストール完了

この画面が表示されれば、インストール作業は終了です。

「ログイン」をクリックすると、ダッシュボードのログイン画面へ移動します。「サイト情報と管理者アカウントの設定」で設定した、管理者アカウントでログインすることができます。

関連記事

BLOG

UPDATE