ファイアバードで他社の独自ドメインを利用する方法 〜大手レジストラ4社対応〜

ファイアバード(FIREBIRD)はネットオウルが運営するレンタルサーバーです。ネットオウルは格安ドメインサービスのスタードメイン(StarDomain)も運営しており、同じアカウントでサーバーとドメインをまとめて契約すると管理が楽になります。さらにNetowlポイントと呼ばれるポイント制度があり、ドメイン料金の20%がポイントとして付与されます。ポイントはサーバー代金の支払いに使えるため、ファイアバードを利用するならスタードメインでのドメイン契約がお得です。

スタードメインは他社の格安レジストラ(またはリセラー)と同等の料金設定です。あえて他社で取得する必要はありませんが、他社のドメインを利用することもあるでしょう。ここでは、他社管理の独自ドメインをファイアバードで使用する方法を紹介します。

他社ドメインをファイアバードで利用する方法は2通りあります。1つは「ファイアバードのネームサーバーを利用する」、もう一つは「レジストラのネームサーバーを利用する」です。ここでは、最も基本的なファイアバードのネームサーバー(DNSサーバー)を利用する方法を紹介します。

ファイアバードのディレクトリ構成

ファイアバードのドメインとディレクトリ(ドキュメントルート)の関係は上図のようになります。ドメインごとにディレクトリが自動生成され、その中の「/public_html」がドキュメントルートとなります。

サブドメイン(blog.example.com)は親ドメイン(example.com)内に作成されます。ドキュメントルートは固定となり、変更できません。

独自ドメイン設定の前に

ファイアバードで他社管理のドメインを利用するには、ファイアバード側の設定とドメイン管理先(レジストラ)での設定が必要となります。

他のレンタルサーバーと異なり、ドメインの認証作業が必要です。つまり、追加するドメインがあなたのものかを確認する作業です。認証方法に「Whois認証」「Web認証」「メール認証」があります。

Whois認証
主に未使用のドメインを設定する場合に選択します。
レジストラでネームサーバーの設定変更が必要となります。
どちらにしても、他社のドメインを利用するにはこの作業が不可欠なので、この記事ではWhois認証で説明します。
Web認証
例えばウェブサイトをファイアバードへ引っ越す前など、稼働中のドメインを事前に設定する場合に選択します。設定後はネームサーバーの変更だけでファイアバードヘ移行できるため、スムーズな引っ越しが可能となります。
認証用ファイル(webauth.html)をダウンロードして、稼働中のウェブサーバーにアップロードします。ファイアバードが「http://ドメイン/webauth.html」にアクセスして認証用ファイルの存在を確認します。
メール認証
こちらもWeb認証と同様に稼働中のドメインに対して有効な方法です。
対象ドメインの指定メールアドレスに対してファイアバードから認証IDが記載されたメールが送信されます。その認証IDをコントロールパネルに入力して認証します。すでに「admin@対象ドメイン」または「webmaster@対象ドメイン」というアドレスが存在していれば最も簡単に認証作業を行えます。
指定メールアドレスが存在しなければ、認証用にメールアカウントを追加する必要があります。

レジストラでの設定にファイアバードのDNSサーバー(ネームサーバー)のアドレスが必要となるため、公式サイトで確認してください。基本的に変更されることはないため、下記アドレスを使用しても大丈夫です。

ネームサーバー  
ネームサーバー1 ns1.firebird.jp
ネームサーバー2 ns2.firebird.jp
ネームサーバー3 ns3.firebird.jp

レジストラでのドメイン設定

Whois認証の場合、まずレジストラ側の設定が必要となります。

ここではレジストラとして、ムームードメイン、スタードメイン、バリュードメイン、お名前.comを例に説明します。基本的な設定方法は同じなので、他のレジストラでも参考となるでしょう。

ムームードメインでの設定方法

  1. ムームードメインのコントロールパネルにログインします。
  2. メニューの「ネームサーバ設定変更」を選択します。
  3. 対象ドメイン(example.com)の「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
  1. 「GMOペパボ以外のネームサーバを使用する」を選択します。
  2. ファイアバードのネームサーバーのアドレスを入力します。
  3. 「ネームサーバ設定変更」をクリックします。

これでムームードメインの作業は終了です。

スタードメインでの設定方法

スタードメインで契約したドメインであっても、この作業は必要となります。

  1. スタードメイン(ネットオウル)のコントロールパネルにログインします。
  2. メニューの「管理ドメイン一覧」を選択します。
  3. ネームサーバーの設定を変更したいドメイン(example.com)の「ドメイン管理ツール」をクリックします
  • 「ネームサーバーの確認・変更」をクリックします。
  1. 「お手軽設定」のリストにあるファイアバードを選択します。
  2. 「設定する」をクリックします。

これでスタードメインの作業は終了です。

バリュードメインでの設定方法

  1. バリュードメインのコントロールパネルにログインします。
  2. メニューの「ドメイン」を選択します。
  1. メニューの「ドメインの設定操作(登録済みドメイン一覧)」を選択します。
  2. ネームサーバーの設定を変更したいドメイン(example.com)の「ネームサーバー」をクリックします。
  1. ファイアバードのネームサーバーのアドレスを入力します。
  2. 「保存する」をクリックします。

これでバリュードメインの作業は終了です。

お名前.comでの設定方法

  1. お名前.comのコントロールパネル(ドメインNavi)にログインします。
  2. 対象ドメイン(example.com)のメニューからネームサーバーの「変更する」をクリックします。
  1. 「他のネームサーバーを利用」タブを選択します。
  2. ファイアバードのネームサーバーのアドレスを入力します。
  3. 「確認画面へ進む」

これでお名前.comの作業は終了です。

ファイアバードでのドメイン設定

レジストラでの作業を終えたら、ファイアバードの管理ツールで作業を行います。

独自ドメイン(親ドメイン)の設定

  • ファイアバードのサーバー管理ツールにログインします。
  • メニューの「ドメイン設定」を選択します。
  • ドメイン設定画面が表示されるので、「ドメイン追加」タブを選択します。
  • 「他社管理のドメインを追加する」をクリックします。
  • ドメイン追加画面が表示されます。
  • ドメイン名を入力します。.comなどのトップレベルドメインはリストから選択します。
  • 「Whois認証」を選択します。
  • 「確認画面」をクリックします。
  • 確認画面が表示されるので、「確定する」をクリックします。

これでドメイン(example.com)が登録され、ディレクトリ「~/example.com/public_html」との紐付けが完了しました。ブラウザで「example.com」にアクセスすると、「/public_html」内のデータが読み込まれます。

同時にFTPアカウントも生成されます。ドメイン専用アカウントとなり、「/public_html」がホームディレクトリとなります。

サブドメインの設定

サブドメインを追加する方法です。

  • メニューの「サブドメイン設定」を選択します。
  • サブドメインを追加する親ドメイン(example.com)の「選択」をクリックします。
  • サブドメイン設定画面が表示されるので、「サブドメイン追加」タブを選択します。
  • サブドメイン名を入力します。ここでは「blog.example.com」とします。
  • メモはサブドメインリストに表示されます。空欄でも構いませんが、用途や目的を入力するとよいでしょう。
  • 「確認画面」をクリックします。
  • 確認画面が表示されるので「確定する」をクリックする。

これでサブドメインが追加されました。サブドメインに対するFTPアカウントは発行されません。

スタードメインのドメインを利用する場合

同じネットオウルアカウントでドメインも契約している場合、リストから選択するだけで簡単に設定できます。

  • メニューの「ドメイン設定」を選択します。
  • ドメイン設定画面が表示されるので、「ドメイン追加」タブを選択します。
  • 「スタードメイン管理のドメインを追加する」をクリックします。
  • リストから対象ドメインを選択します。
  • 「ドメイン設定を追加する(確認)」をクリックします。
  • 確認画面が表示されるので、「確定する」をクリックする。

「スタードメインでの設定方法」を参考にして、ネームサーバーをファイアバードに変更します。

ドメイン設定後の注意点

これらの設定を終えるとドメイン(example.comやblog.example.com)でファイアバードにアクセスできるようになります。

注意点
DNSサーバーの設定変更はすぐに反映されません。そのため変更前のアクセス先を参照することや、エラーが発生することがあります。設定に間違いがなければ、しばらく待ちましょう。
OSやWebブラウザが変更前のDNS情報をキャッシュしていることもあります。必要に応じてキャッシュの削除が必要です。普段利用していないブラウザを利用すると正常に動作することがあります。

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