Z.com WordPress専用サーバーで他社管理ドメインを利用する方法

Z.com WordPress専用レンタルサーバーはGMOインターネットが運営しているため、ドメインも取り扱っています。同社のお名前.comと比較すると、ドメインの種類は少ないものの料金差はほとんどありません。レンタルサーバーと併せてドメインも一緒に管理したい場合は便利でしょう。もちろん、ドメイン移管にも対応しています。

ここでは、お名前.comやムームードメインなど、他のレジストラで管理する独自ドメインをZ.com WordPress専用レンタルサーバーで利用する方法を説明します。

独自ドメインを登録する

まず、WordPressに利用する独自ドメインを登録しておく必要があります。

  • コントロールパネルを開き、上部メニューから WordPress を選択します。
  • サイドメニューの ドメイン を選択します。
  • +ドメイン をクリックします。

  • リージョンはWordPressサーバーと 同じリージョン を選択します。
    • この例では、東京リージョンでWordPressサーバーを契約しているので、東京 を選択します。
  • ドメイン名を入力します。
    • ここでは、サブドメインの登録を行うことはできません。

これで独自ドメインの登録が完了しました。

サーバーとドメインの紐付け

  • サイドメニューの サーバー を選択します。
  • ドメインを利用する WordPressサーバー を選択します。
    • ここでは wp-server-2016-02-01-18-00 を選択します。

  • WordPressリストからドメインを利用する WordPress を選択します。
    • ここでは wp-site-2016-02-01-18-00 を選択します。

  • URL に右側にある編集アイコン (えんぴつ) をクリックします。

  • 登録済みドメインが表示されるので、利用するドメインを選択します。
    • 複数のドメインを登録した場合、それらが全て表示されます。
    • サブドメイン を利用する場合、ここで設定できます。例えば、sub.example.com というドメインを利用する場合、example.com を選択して、左側に sub と入力します。
  • 保存 をクリックします。

ドメインが設定されました。コントロールパネルにレジストラでの操作に必要となる、以下のようなネームサーバー (DNS) のアドレスが表示されるので控えておきましょう。

これでZ.comでの作業は終了です。

レジストラでの作業

あとは各レジストラでドメインの設定を変更するだけです。

ムームードメイン、スタードメイン、バリュードメイン、お名前.comの設定方法について説明します。

ムームードメインの場合

  1. ムームードメインのコントロールパネルにログインします。
  2. サイドメニューの ネームサーバ設定変更 をクリックします。
  3. ネームサーバの設定を変更したいドメインの ネームサーバ設定変更 をクリックします。

  1. GMOペパボ以外のネームサーバを使用する を選択します。
  2. Z.com のネームサーバのアドレスを入力します。
  3. ネームサーバ設定変更 をクリックします。

以上です。

スタードメインの場合

  1. スタードメイン(ネットオウル)のコントロールパネルにログインします。
  2. サイドメニューの 管理ドメイン一覧 をクリックします。
  3. ネームサーバの設定を変更したいドメインの ドメイン管理ツール をクリックします。

  1. ネームサーバーの確認・変更 をクリックします。

  1. Z.com のネームサーバのアドレスを入力します。
  2. 確認画面 をクリックします。

以上です。

バリュードメインの場合

  1. バリュードメインのコントロールパネルにログインします。
  2. サイドメニューの ドメイン をクリックします。

  1. サイドメニューの ドメインの設定操作 をクリックします。
  2. ネームサーバの設定を変更したいドメインの ネームサーバー をクリックします。

  1. Z.com のネームサーバのアドレスを入力します。
  2. 保存する をクリックします。

以上です。

お名前.comの場合

  1. お名前.comのコントロールパネルにログインします。
  2. ドメイン設定 タブを選択します。
  3. サイドメニューの ネームサーバーの変更 をクリックします。
  4. ネームサーバの設定を変更したいドメインを選択します。
  5. 他のネームサーバーを利用 を選択します。
  6. Z.com のネームサーバのアドレスを入力します。
  7. 確認画面へ進む をクリックします。

以上です。

ドメイン設定後の注意点

これらの設定で、独自ドメイン (例:example.com) でZ.comにアクセスされるようになりますが、少し注意があります。

DNSサーバーの設定変更はすぐには反映されません。そのため変更前のアクセス先を参照することや、エラーが発生することがあります。設定に間違いがなければ、しばらく待ちましょう。

OSやWebブラウザが変更前のDNS情報をキャッシュしていることもあります。必要に応じてキャッシュの削除が必要です。普段利用していないブラウザを利用すると正常に動作することがあります。その場合は、キャッシュが原因です。

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