初めてのアダルトサイト運営におすすめ!フレンドサーバーのレビュー

フレンドサーバー(Friend Server)は、ロサンゼルス(アメリカ合衆国カリフォルニア州)にあるFriend Hosting, incが運営するレンタルサーバーです。現地のデータセンターで運用されていることもあり、アダルトサイト対応が大きな特徴です。

日本人スタッフによる対応も行われており、おそらく現地にいる邦人が運営している日本人向けのサービスのように思われます。契約手続きから問い合わせまで、全ての対応は日本語なので、初心者でも気軽にアダルトサイトを運営することができるでしょう。

レスポンス性能は国内サービスに劣りますが、一昔前の海外サーバーのイメージと異なり、実用的な性能となっています。サーバー管理アプリケーションにParallels PLESKを採用しているため、基本料金の割に機能が充実しています。

アダルトサイト対応の基準

アメリカ合衆国(カリフォルニア州)のデータセンターで運用されているため、サーバーにあるコンテンツについては、アメリカ合衆国またはカリフォルニア州の法律が適用されます。しかし、サイト運営者が国内にいれば日本の法律に準ずる運営責任が生じるため、どのようなコンテンツでも許可されるわけではありません。

Q. アダルトサイトは許可されていますか?

A. アメリカ合衆国の法律・法令に違反しないコンテンツであればアダルトコンテンツもフレンドサーバーではご利用頂けます。

さらに詳細な規約は以下の通りです。

Q. アダルト系サイトの公開等に利用は可能ですか?

A. アダルト系に関連したサイト公開については、法律に違反しない範囲でご利用いただけます。しかしながら、以下の事項には十分ご注意ください。以下の行為は禁止事項ですのでご注意ください。

暴力的なシーンを含んだ内容、画像など、人種差別宗教差別その他、差別的な内容の情報掲示、18歳未満の男女のヌード画像。

幼い少女(ロリータ)や中高校生のヌード画像は、日本国内はもとより、アメリカ合衆国連邦法ならびにニューヨーク州法の法律でも厳しく禁止されていますので、絶対に掲示しないで下さい。アダルトサーバーは常に当局の監視下にあることを自覚し、法律に反しないご利用方法を取られますよう、お願い申し上げます。なお万が一、違法な内容のコンテンツを掲載をされた場合には、アカウント停止やコンテンツ削除をさせていただく場合がございますので、ご了承ください。

その他、アメリカ合衆国の法律・法令に違反する全てのコンテンツを禁止しております。

この内容を確認すると、一般的にアダルトサイトと呼ばれる範囲であれば問題がないことが分かります。もちろんフレンドサーバーはアフィリエイトが許可されています。

各プランの比較

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
初期費用 $0 $0 $0 $0 $0
月額費用 $3.00 $4.80 $14.80 $34.80 $69.60
ディスク容量 2GB 7GB 15GB 30GB 60GB
独自ドメイン 1個 無制限 無制限 無制限 無制限
サブドメイン 3個 無制限 無制限 無制限 無制限
メール 5個 無制限 無制限 無制限 無制限
MySQL 5 無制限 無制限 無制限 無制限
転送量/月 150GB 300GB 1,000GB 2,000GB 3,000GB

ビギナープランを除けば、マルチドメイン、データベース、メールアカウントが無制限対応となります。料金差は、ディスク容量、転送量制限の差と考えてもよいでしょう。ビギナーとベーシックには料金差以上の機能差があるため、お試し目的でもベーシックをおすすめします。

お試し期間
ありません。初期費用不要かつ最低利用期間は1ヶ月となっています。マルチドメインも試せるベーシックプラン(約500円)を1ヶ月だけ試すとよいでしょう。

少し物足りないディスク容量

ベーシックプラン以上ならほとんどの機能が無制限となりますが、ディスク容量はかなり控えめです。国内のレンタルサーバーと比較すると少ないことが分かります。例えば、国内でメジャーなロリポップ!と比較してみましょう。

フレンドサーバー ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
月額費用 $3.00 $4.80 $14.80 $34.80 $69.60
ディスク容量 2GB 7GB 15GB 30GB 60GB
ロリポップ! エコノミー ライト スタンダード エンタープライズ  
月額費用 100円 300円 600円 2,300円  
ディスク容量 10GB 50GB 120GB 400GB  

とはいえ、フレンドサーバーは容量単価の高いSSDを採用しています。さらに、アダルトサイト対応のレンタルサーバーはディスク容量が少ない傾向にあるので、フレンドサーバーだけが特別少ないわけでもありません。

ディスク容量が足りないと思えば、コントロールパネルから簡単に上位プランへ移行することも可能です。

データセンター

あくまでも推測ですがカリフォルニア州サンノゼにある「ENERGY GROUP NETWORKS」というデータセンターで運用されているようです。

海外サーバーですが、NTTやKDDIのグローバル回線の中継ポイント付近なので速度面で問題となることはありません。国内であってもレスポンスの悪いレンタルサーバーはいくらでもあります。

関西圏や関東圏からtracerouteを実行すると、NTTのネットワーク経由でアクセスされることが分かります。

コントロールパネル

コントロールパネルにPleskが採用されています。PlaskはParallels社の汎用的なサーバー管理ツールです。契約管理、課金管理、サーバー管理など、レンタルサーバー業務全体を支援するためのアプリケーションです。

多言語対応となっており、インターフェースは日本語となっています。しかし、汎用性が高いため、悪い意味で操作性が煩雑になっています。例えば、ロリポップ!やエックスサーバーのコントロールパネルは、各社の仕様の沿った専用UIとなっており、機能が絞り込まれているため初心者でも簡単に操作できます。

Pleskは多機能であり、あまり必要のない機能までも開放(機能するかは別ですが)されているので、目的の機能を探すのにも苦労するでしょう。とはいえ、フレンドサーバーの公式サイトに詳細なマニュアルが用意されています。さらに、Pleskは他のレンタルサーバーでも採用されているので、検索すれば情報が見つかります。

レスポンスは海外サーバーとは思えないほどに優秀です。画面遷移や設定でもあまりストレスを感じることはありません。

転送量制限

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
転送量/月 150GB 300GB 1,000GB 2,000GB 3,000GB
転送量/日 5GB 10GB 33.3GB 66.6GB 100GB

国内サービスと比較しても、転送量制限が厳しいわけではありません。上位プランほど余裕があるため、アクセス数の多いサイト運営なら上位プランが必要です。

例えば、世界中のウェブサイトを調査しているHTTP Archiveによると、1ページあたりの平均サイズは2.5MBとなっています。

ベーシックプラン(300GB/月)であれば、約120,000PV/月まで対応できます。もちろん、ウェブブラウザのキャッシュ機能を考慮すれば、この数値より多くのアクセスが可能となります。1日あたりに換算すると約4,000PV/日となり、個人サイトなら十二分な数値です。

注意
この設定値は一つの契約に対するものです。サイトを5つ運営すれば、1サイトあたりの上限は1/5となります。

転送量はコントロールパネルで確認できるので、厳しいと感じた時点で上位プランへ移行しましょう。転送量を気にしたくないのであれば、上位サービスである「転送量無制限」スーパーレンタルサーバー を選択すると安心です。

SSLの仕様

独自SSL(専用SSL)に対応しています。

オプションでグローバルサインの「クイック認証 SSL」を取り扱っているようですが、料金等の詳細はサポートへの問い合わせが必要です。

他社で取得したSSLサーバー証明書の持ち込みに対応しており、さらにユーザー自身で設定できます。例えば、無料のSSLサーバー証明書「Let’s Encrypt」を取得すれば、無料でWebサイトのSSL化が可能です。フレンドサーバーでウェブサイトをSSL化する方法は、こちらの記事を参考にしてください。

Pleskを採用しているため、SNI SSL(TLS拡張)に対応します。ドメインごとに証明書を設定できるため、固定IPアドレス(グローバルIP)が不要です。

共用SSL(共有SSL)
非対応です。

ドメイン

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
独自ドメイン 1個 無制限 無制限 無制限 無制限
サブドメイン 3個 無制限 無制限 無制限 無制限

ビギナープラン以外なら、マルチドメイン無制限対応となります。

他のレンタルサーバーのように「初期ドメイン」はありません。そのため、申し込みには独自ドメインが必須です。フレンドサーバーでも独自ドメインを契約できますが、料金的には国内のレジストラ(リセラー)で取得・管理した方がよいでしょう。他社ドメインの設定方法はこちらを参考にしてください。

初期ドメイン
例えば、さくらインターネットであれば、契約期間中「sakura.ne.jp」のサブドメインを無償で利用できます。
日本語ドメイン
対応しています。
DNSレコード
A / NS / MX / CNAME / TXT / SRV / AAAA / SOA / PTR の編集に対応しています。

データベース

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
MySQL 5 無制限 無制限 無制限 無制限
SQLite

MySQLを利用できます。公式サイトを確認するとPostgreSQLにも対応しているように思えますが、実際は非対応です。

  • データベース名や(データベース)ユーザー名に任意の文字列を設定できます。
  • データベースへのユーザーの割り当ては自由です。一つのユーザーを全てのデータベースに割り当てることもできます。「1対1」または「1対全て」のみであり、複数(全てを除く)に割り当てることはできません。
仕様  
MySQL 5.6.33。ENGINES: MyISAM / MRG_MYISAM / CSV / BLACKHOLE / MEMORY / ARCHIVE / InnoDB (標準) / PERFORMANCE_SCHEMA。phpMyAdmin 4.6.0。
SQLite 3.6.20。PHPならPDO関数、SQLite3関数に対応します。
外部接続
公式サイトでは「sshはご利用いただけません。」となっていますが、コントロールパネルでSSHを有効にすると「自己責任」で使用可能となります。SSHを有効にすることでポートフォワーディング(トンネリング)により外部からの接続が可能です。

FTP、その他のファイル転送機能

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
アカウント 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限

通常のFTPだけでなく、セキュアなFTPSにも対応しています。アカウント数は、全てのプランで無制限となっています。

アカウントごとにアクセス可能なディレクトリ(ホームディレクトリ)を設定できます。設定したディレクトリより上位ディレクトリへは移動できないため、第三者へのアカウント発行にも便利な仕様です。

その他
SSHを有効にした場合、(非公式に)SCPとSFTPに対応します。
クオータに非対応です。

ファイルブラウザ

ファイルマネージャ(Webアプリケーション)を標準装備です。コントロールパネルに組み込まれているため、他のレンタルサーバーのように別ウィンドウ(タブ)が開くことなくシームレスに操作可能です。

機能
テキスト編集(約1,000種類の文字コード対応、シンタックスハイライト対応コードエディタ内蔵)、プレビュー、ダウンロード、アップロード、名前変更、パーミッション変更、コピー、移動、削除、新規作成(ファイル、ディレクトリ)、ファイルの展開・圧縮、タイムスタンプ変更

ディレクトリ構成

フレンドサーバーのディレクトリ構成は「良く言えば柔軟」「悪く言えば複雑」であり、幾つかのパターンがあります。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

ドキュメントルート(公開ディレクトリ)を自由に変更できるため、基本的には上図のような構成がおすすめとなります。

少し面倒な点は、親ドメイン(example.comやexample.net)が完全に別領域となることです。相互アクセス不可であり、example.comにあるファイルをexample.net内のスクリプトから参照することはできません。さらにFTPアカウントが別となり、一つのアカウントで全ドメインのデータを横断的に操作することはできません。

非公開領域である各ホームディレクトリ(/var/www/vhosts/ドメイン名/)にも編集権があります。例えば「/private」ディレクトを作成して、公開したくないファイルを保存できます。

注意
各ドメインのドキュメントルートを変更できますが、インストール支援機能でアプリケーションを導入している場合、削除するまで変更不可となります。

メール

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
メールアカウント 5個 無制限 無制限 無制限 無制限

ビギナープランを除けば無制限にアカウントを発行できます。

プロトコル  
POP SSL/TLS、STARTTLS
SMTP SMTP-AUTH、サブミッションポート、POP before SMTP、SSL/TLS、STARTTLS
IMAP SSL/TLS、STARTTLS
APOP

標準的なプロトコルに対応しているので、どの様なメール環境でも困ることはないでしょう。IMAPに対応しているので、複数の端末間でメールを簡単に管理できます。

メールに関する標準的な機能はカバーされており、海外サーバーだからと言って不満な点はありません。

機能  
迷惑メールフィルタ Spam Assassin採用。自動削除や件名にSPAMを追加できます。フィルタ感度の設定、ホワイトリスト・ブラックリスト機能もあります。
メールウイルス対策 Dr. Web採用。メールサーバーでウィルスの検出・駆除を行います。送信・受信の双方向に対応します。
転送 他のメールアドレス宛に転送できます。複数の転送先を指定できます。
自動応答 事前に用意した定型文を自動的に返信できます。同一送信者に対する同日内の返信数を設定できます。さらに、スケジューリングも可能であり、指定日に設定を無効にできます。
メールエイリアス バーチャルメールアドレスを作成できます。メールボックスを持たないアドレスであり、受信メールは設定を行った主アドレスに届きます。
キャッチオール 存在しないアドレス宛のメールに対する処理方法を選択できます。選択肢は「メッセージ付きで送信元に通知(バウンスメール)」「拒否」「指定アドレスに転送」。
非対応 振り分け(フィルタ) / メーリングリスト

Webメーラー

多くのレンタルサーバーで採用されている「Roundcube」と「Horde」となっています。Roundcubeは軽快でシンプル、Hordeは多機能メーラーという位置づけです。スマートフォンやタブレットにも最適化されているHordeを利用するとよいでしょう。

  • 排他利用となっており、どちらかを選択する必要があります。
  • Hordeは初期設定のタイムゾーンが協定世界時(UTC)となっているので、「Asia/Tokyo」に変更する必要があります。

PHPの仕様、他の言語について

フレンドサーバーは複数のバージョンに対応しており、ドメインごとに設定できます。サブドメインも独立して設定できます。

一般的に高速に動作するであろう「PHP7.x + FPM + nginx」がおすすめですが、この組み合わせではApache独自の機能が無効となります。

例えば、mod_rewriteが無効となるためWordPressのパーマリンクが機能しません。本来ならコントロールパネル(PLESK)に「Additional nginx directive」という、Ngiinxにおけるmod_rewriteのような設定があるはずですが無効化されています。

どちらの組み合わせでも性能的には大きな差がないので、トラブルが生じにくいApacheを選択するとよいでしょう。

タイプ パフォーマンス メモリ使用量
CGI
FastCGI
FPM

PHPの動作設定はコントロールパネルで変更可能です。バージョンまたはFPMとFastCGIで設定項目が変化します。

Ver. memory_limit max_execution_time max_input_time post_max_size upload_max_filesize opcache.enable xcache.cacher safe_mode safe_mode_include_dir safe_mode_exec_dir include_path session.save_path mail.force_extra_parameters register_globals open_basedir error_reporting display_errors log_errors allow_url_fopen file_uploads short_open_tag magic_quotes_gpc
7.0 FastCGI/FPM              
5.6 FastCGI/FPM            
5.5 FastCGI/FPM            
5.4OS FastCGI              
5.4 CGI/FPM            
5.3 CGI/FastCGI  

ユーザーが設置した「php.ini」は認識されません。必要な場合は「.user.ini」を使用しましょう。

言語  
PHP 5.3.29 / 5.4.45 / 5.5.38 / 5.6.27 / 7.0.12
Python 2.6.6
Perl 5.10.1
Ruby ×
SSI

標準で読み込まれる拡張モジュール

Loaded extensions Core date libxml openssl pcre zlib bz2 calendar ctype hash filter ftp gettext gmp SPL iconv pcntl readline Reflection session standard SimpleXML sockets mbstring tokenizer xml cgi-fcgi mysqlnd bcmath curl dba dom enchant fileinfo gd imagick imap intl json ldap exif mcrypt mysqli odbc PDO pdo_mysql PDO_ODBC pdo_pgsql pdo_sqlite pgsql Phar posix pspell soap sqlite3 sysvmsg sysvsem sysvshm tidy xmlreader xmlrpc xmlwriter xsl zip Zend OPcache ereg mysql redis ionCube Loader
7.0 FastCGI        
7.0 FPM            
5.6 FastCGI
5.6 FPM    
5.5 FastCGI
5.5 FPM    

SSH(シェルログイン)

公式サイトのFAQを確認すると「SSH非対応」となっていますが、コントロールパネルでSSHを有効にすると利用可能となります。公式的には非対応なので「自己責任」となります。

コントロールパネル内にセキュアシェルターミナルと呼ばれる簡易シェル機能がありますが、JavaアプレットなのでJavaのインストールが必要となります。

認証方式
パスワード認証

Cron

プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンス プレミアム
設定数 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限

Cron(タスクスケジューラ)に対応しています。

設定数に制限はありませんが、共用サーバーなので「負荷の高い処理」は禁止されます。

設定は簡単であり、メニューから実行時刻(実行間隔)を選択するだけです。慣れているユーザーなら、corntabの書式でも設定できます。

  • 最短実行間隔は「1分」となっています。
    • 設定可能なだけであり負荷によっては制限対象となります。
  • タスクの一時停止や再編集が可能です。
  • タスク完了時のメール通知に対応しています。

コマンドの実行だけでなく、任意のURLにアクセス(フェッチ)することも可能です。PHPならファイルを選択して、PHPのバージョンを選択するだけです。

ログ

ドメインごとにアクセスログとエラーログを取得できます。特にエラーログはコンテンツが上手く表示されない等、トラブル原因の特定に役立つでしょう。ローテーション機能もあるので、必要な期間(またはサイズ)だけ保存することも可能です。

  • ログファイルはFTPでも取得できます。
  • ローテーションのタイミングでメール送信する機能もあります。
  • SSL(HTTPS)は別ファイルに出力されます。

コントロールパネルでログを確認できます。絞り込み機能もあります。

アクセス解析

多くのレンタルサーバーで採用されている「Webalizer」と「AWstats」を標準装備です。排他設定となっているので、どちらかを選択する必要があります。

バックアップ機能

Plesk標準のバックアップ機能を利用できます。

手動バックアップ

任意のタイミングでバックアップを実行できます。

  • 「フルバックアップ」と「増分バックアップ」に対応します。
    • 「増分」は前回実行時から変更されたデータのみバックアップします。ただし、メールとデータベースは常にフルバックアップとなります。
  • バックアップ対象は「ドメイン構成」「メールの構成とコンテンツ」「ユーザファイルとデータベース」となります。
    • 上記は分かりにくい表現ですが「サーバー(Plesk)の設定」「メールの設定とメールデータ」「サイトのコンテンツ(ファイル)」「データベース」であり、サーバーにある全てのデータが対象です。
  • FTP(FTPS)で他のサーバーへ、バックアップアーカイブを転送することができます。
  • バックアップ中、Webサイトを一時的に停止することが可能です。
    • 停止中は訪問者に対して「503エラー」を返します。
  • バックアップ完了時のメール通知が可能です。

自動バックアップ

手動バックアップの内容を自動的に実行させることができます。

バックアップ対象は手動と同じですが、実行時刻(実行間隔)を設定できます。保存期間を設定できるため、ディスク容量を節約できます。

復元(リストア)

バックアップデータからの復元にも対応しています。

ウェブユーザー機能

第三者にWeb領域を提供することができます。

例えば、「yamada」というWebユーザーを作成すれば「http://example.com/~yamada/」でウェブサイトを公開することができます。FTPアカウントも発行されるため、「/web_users/yamada」以下にコンテンツを自由に配備できます。

  • アカウントごとにPHPなどのスクリプト実行の許可・不許可の設定ができます。
  • Webユーザーを登録できるのは主ドメインのみです。
    • 主ドメインとは「自社用の契約を作成」で設定したドメインのことです。詳しくはこちらをご覧ください。

マルチユーザー機能(非公式)

ほとんどのレンタルサーバーの場合、コントロールパネルにログインできるアカウントは契約者が保有する1つのみです。フレンドサーバーでは、コントロールパネルにログイン可能なアカウントを追加できます。

アカウントごとに操作を許可する機能を設定できるので、チームでのサイト運営に役立つでしょう。ただし、公式サイトでは紹介されていないため、おそらくサポート対象外でしょう。

ログイン画面のURLが提供されていないことも非公式の理由です。公式サイトにあるログイン画面からは、追加アカウントによるログインは不可です。Webメーラーに利用されるURL(https://shared○○.friend-server.com:○○○○)が、追加アカウント対応のログイン画面となります。

例えば、初期設定にある「Application User」の権限でログインすると、下図のようにほとんどの機能が制限された状態となります。

第三者へ発行したメールアカウントでも(設定により)ログインできるため、メールアカウントの各設定(パスワードの変更など)をアカウントを持つユーザー自身に任せることができます。

ハードゥエアやソフトウェア

WebサーバーはPleskの標準構成である「Nginx+Apache」となりますが、Nginxに対する設定項目は2つだけです。

  • スマート統計ファイル処理の有効・無効の切り替え
    • 無効にすると、静的ファイルに対するすべてのリクエストはApacheで処理されます。
  • 静的ファイルの直接処理の有効・無効の切り替え
    • 指定したファイルへのリクエストはnginxで処理され、Apacheには送られません。
OS
CentOS release 6.8 (Final)
CPU / メモリ
Xeon E5-2630L v3 1.80GHz x1CPU / 16GB
自動インストール対応
movabletype / WordPress / osCommerce / Xoops / Zen Cart

コマンドラインツール

SSH(シェルログイン)やスクリプトからの呼び出しで利用できるツールです。

ツール  
対応 sendmail / gzip gunzip / zip unzip / tar / ImageMagick (convert) / uuencode uudecode / gcc / gs / curl / traceroute / ping / wget / sh (bash) / tracepath / iconv / vi (vim) / base64
非対応 nkf / lynx / elvis / Netpbm (pngtopnm/jpegtopnm)
注意
インストール状況を独自に調査した結果です。動作を保証するものではありません。

その他の機能

機能  
Apache設定 MIMEタイプ、ハンドラ、アクセス禁止(IPアドレス)、インデックスファイル。
保護ディレクトリ コントロールパネルでBasic認証を簡単に設定できます。
ファイルコピー 別ドメインの領域にデータをコピーできます。また、FTPで他のサーバーに転送可能です。
カスタムエラードキュメント 401、403、404、500などのエラーで表示されるメッセージを自由に変更できます。/error_docs内のファイルを編集します。
カスタムエラーの対応ファイル
(502) bad_geteway.html / (400) bad_request.html / (403) forbidden.html / (500) internal_server_error.html / (503) maintenance.html / (405) method_not_allowed.html / (406) not_acceptable.html / (404) not_found.html / (501) not_implemented.html / (412) precondition_failed.html / (407) proxy_authentication_required.html / (414) request-uri_too_long.html / (401) unauthorized.html / (415) unsupported_media_type.html

プラン変更

プラン変更に対応しています。

もし、ディスク容量やデータ転送量が不足しても、コントロールパネルから簡単にプランを変更できます。サーバーは変わらないので、引っ越し作業などは発生しません。

  • 契約期間がリセットされます。旧プランの残り期間は日割計算され、新プランに充当されます。
  • 転送量無制限の「スーパーレンタルサーバー」へのアップグレードも可能です。

サポート

日本人スタッフがいるため日本語での対応が可能です。スタッフ構成は分かりませんが、実質的に日本人向けのサービスなので、英語が必要になることはありません。ただし、サーバー管理にPleskを採用していることから、何かしらの設定後に設定完了を通知する英語のメールが届くことがあります。簡単なメッセージなのでWeb翻訳を利用するとよいでしょう。

契約前であれば問い合わせはメール対応のみです。契約後であれば、コントロールパネルの「トラブルチケット」機能を利用して、サポートへ問い合わせることができます。

「サポート24時間365日」と公式サイトにはありますが、事業規模からして少人数での運営でしょう。国内の大手事業者のような手厚いサポートを期待するのは無理があります。簡単なトラブルであればで自己解決できるスキルは必要です。

支払い方法

クレジットカードのみです。また、$(ドル)での支払いとなります。

クレジットカード
MasterCard、VISA、AmericanExpress、DinersClub

解約方法

解約するにはどうしたらいいの?

サービスにご満足いかない、次回の更新でサービスを終了したいなど、解約をご希望の場合には、解約申請を行なっていただく必要がございますので、サポートまでメールにてお知らせください。追って、弊社より申請フォームをお知らせいたします。

公式サイトには「サポートまでメールを」とありますが、実際にはコントロールパネルで簡単に解約手続きが可能です。

注意
長期契約時、有効期間が残っていても返金には対応していません。

まとめ

フレンドサーバーはアダルトコンテンツに対応しながら、初期費用不要かつ基本料金が安価な魅力的なレンタルサーバーです。

お試し期間はありませんが、最低利用期間が1ヶ月なのでとりあえず「ベーシックプラン」で使い勝手を確認するとよいでしょう。最廉価プラン(ビギナープラン)はドメイン数やデータベース数が少ないため、色々と試したい時に困ります。料金差は大きくないのでベーシックプランがお得です。

契約申し込みからサーバーの操作まで、海外サーバーだからといって特別なことはありません。全ての対応は日本語であり、国内サービスを利用するのと何ら変わりません。1つ違うとすれば、支払いが$(ドル)ということだけです。

サーバー管理にPleskを採用しているため多機能です。例えば、他社では有料オプションとなるバックアップ機能に標準で対応しています。ベーシックプラン以上なら、マルチドメイン、メールアカウント、データベースがそれぞれ無制限であり、コストパフォーマンスも優秀です。

これからアダルトサイトに挑戦する初心者におすすめしたいレンタルサーバーです。ただし、他社のコントロールパネルと比較すると操作方法は煩雑であり、学習コストは少し高めです。


更新履歴  
2016年10月26日 レビューを刷新しました。

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スペック

5件のプランがあります
プラン ビギナー ベーシック スタンダード アドバンスド プレミアム
お試し期間
初期費用0ドル0ドル0ドル0ドル0ドル
月額費用
(標準)
3ドル5ドル15ドル35ドル70ドル
年間費用
(標準)
36ドル58ドル178ドル418ドル835ドル
年間費用は初期費用を含みます。
基本機能ビギナーベーシックスタンダードアドバンスドプレミアム
ディスク容量2GB7GB15GB30GB60GB
転送量制限5GB/日10GB/日33GB/日66GB/日100GB/日
cron無制限無制限無制限無制限無制限
ファイルマネージャ
アクセス解析
アクセスログ
エラーログ
.htaccess
mod_rewrite
バックアップ
プラン変更
マルチドメイン1個無制限無制限無制限無制限
サブドメイン3個無制限無制限無制限無制限
サービスドメイン
日本語ドメイン
MySQL5個無制限無制限無制限無制限
PostgreSQL
SQLite
PHP
Perl
Python
Ruby
SSH条件あり条件あり条件あり条件あり条件あり
FTP
FTPアカウント無制限無制限無制限無制限無制限
FTPS
SFTP
WebDAV
共用SSL
独自SSL
メール機能ビギナーベーシックスタンダードアドバンスドプレミアム
メールアカウント5個無制限無制限無制限無制限
メーリングリスト無制限無制限無制限無制限無制限
メールマガジン
Webメーラー
転送
自動返信
フィルタ