多機能で高性能なのにアダルトサイトも運用できる!カゴヤのレビュー

カゴヤ(KAGOYA)の歴史は古く、なんと1926年の茶摘籠販売店から始まっています。「カゴヤ」という名称は茶摘籠からきているようですね。それから1965年にLPガス供給業(株式会社カゴヤガス設備)、1998年ごろからISPサービスを開始しています。そして、2002年に現在のカゴヤ・ジャパン株式会社となっています。

他のレンタルサーバーと大きく異なる点は、データセンター事業を行っているということです。データセンターは京都府にあり、2006年に運営が開始されています。もちろんカゴヤのレンタルサーバーは自社データセンターで運用されています。

充実したサポートもKAGOYAの特徴です。365日対応の電話サポート(フリーダイヤル)やメール対応はもちろん、TwitterやFacebookもサポートに活用しています。実際にお問い合わせフォームを利用してみると数時間も経たずに返信があり、他のサービスとは一線を画します。

お知らせ
2016年9月13日に新プラン(S11 / S21 / S31)の提供が開始されました。
旧プランとの大きな違いは、PHP7対応、SSH対応です。

公式サイトから見る特徴

  • WAF(Web Application Firewall)とIPS(Intrusion Protection System)を標準搭載です。高セキュリティ環境下でウェブサイトを運営できます。
  • データベースサーバーにSSDを採用しており、負荷のかかるSNSやECサイトに最適です。ウェブサーバーとデータベースサーバーが別れています。
  • 業界最大級のデータ転送容量。S11は120GB/日、S21は160GB/日、S31は200GB/日となっています。
  • マルチドメイン無制限対応であり、1契約で複数のサイトを運営できます。
  • ウェブサーバーとメールサーバーが別れており、ウェブサーバーが高負荷となってもメールの運用に影響しません。
  • メール機能が充実しており、ウイルスやスパムの対策はもちろん、ウェブメーラーや誤送信対策など、ビジネスシーンでも便利な機能が備わっています。
  • 無料のバックアップサービスに対応しています。最大10GBまで別サーバーにバックアップできます。
  • 自社データセンターで運用されおり、専門の技術者が24時間365日常駐しています。震度7程度にも耐える堅牢設計など充実のファシリティを備えています。
  • 電話サポートに標準対応しており、なんと365日対応です。

各プランの比較

KAGOYAの初期費用や月額費用は以下の通りです。長期契約ほど割引率が高くなり、6ヶ月契約なら10%OFF、12ヶ月契約なら20%OFFです。

プラン S11 S21 S31
初期費用 無料 3,240円 3,240円
1ヶ月契約 1,080円 2,160円 3,240円
6ヶ月契約 5,832円
(972円/月)
11,664円
(1,944円/月)
17,496円
(2,916円/月)
12ヶ月契約 10,368円
(864円/月)
20,736円
(1,728円/月)
31,104円/月
(2,592円/月)

以下は機能の比較表です。プラン間で差のあるものを挙げています。

プラン S11 S21 S31
収容数 200 200 100
ディスク容量 ウェブ 100GB 200GB 300GB
ディスク容量 メール × 100GB 100GB
ディスク容量 データベース 10GB 20GB
転送量制限 120GB/日 160GB/日 200GB/日
cron ×
MySQL
PostgreSQL
無料SSL証明書 × ×

最廉価プランのS11にはメール機能とデータベース機能がありません。オプションでデータベース機能を追加できますが、オプション料金(1GBごと 756円/月)を考えると最初から上位プランにしておく方がお得です。メール機能はオプションの設定がありません。

WordPress等のCMSを利用するなら、S21かS31となるでしょう。両プランの違いは、運営可能サイト数とも言えるため、多くのウェブサイトを運営予定ならS31をおすすめします。S31は1サーバーあたりの収容数が少ないため、KAGOYAでは最も快適に利用できるプランです。

お試し期間
14日間のお試し期間があります。
最低利用期間
1ヶ月。6ヶ月契約と12ヶ月契約の場合、途中解約による返金対応はありません。

料金設定について

カゴヤは契約月の月額費用が無料です。お試し期間を加えると最長 6週間分 の料金が 無料 となります。契約時期を調整すると少しお得になりますね。

データセンター

カゴヤのデータセンター(カゴヤ・ジャパン(株)けいはんなラボ)は、京都府相楽郡精華町にあります。経路探索(traceroute)などの結果からも京都にあることは間違いなさそうです。

これまでの実績は、 稼働率99.999% でとなっており信頼性の高さがわかります。建物は津波や洪水の影響のない耐震性の高い内陸地にあり、施設自体も震度7程度に耐える設計となっています。多くのレンタルサーバーが他社データセンターで運用されているため、自社データセンター運営のKAGOYAは安心感があります。

コントロールパネル

デザインが少し地味(古い?)ですが、機能的には使いやすくレスポンスも問題ありません。機能ごとにマニュアルへのリンクが用意されているので、初心者でも迷わずに設定できるでしょう。設定実行時の処理も速く、何をするにもストレスとなりません。

サーバーの管理だけでなく、契約に関する管理もこのコントロールパネルを利用します。

契約管理
パスワード変更 / ユーザー情報変更申請 / メール受信設定 / サービスプラン変更 / お支払い方法変更 / ご利用明細 / 解約

転送量制限

プラン S11 S21 S31
転送量制限 120GB/日
(3,600GB/月)
160GB/日
(4,800GB/月)
200GB/日
(6,000GB/月)

無制限対応サービスを除けば間違いなく業界最大級です。以下はエックスサーバーの転送量制限ですが、いかにカゴヤの転送量が優れているかが分かります。

エックスサーバー X10 X20 X30
転送量制限 70GB/日
(2,100GB/月)
90GB/日
(2,700GB/月)
100GB/日
(3,000GB/月)

世界中のウェブサイトを調査している「HTTP Archive」によると、ウェブサイト1ページあたりの平均サイズは約2.5MBです(2016年)。

プランS21(160GB/日)なら「1,920,000PV/月」が上限の目安となります。もちろん、1ページあたりのデータ量に依存するので、テキストばかりのサイトであれば、より多くのアクセスが可能です。ウェブブラウザのキャッシュ機能を考慮すればさらに多くなります。

マルチドメイン対応なので、複数のサイト運営も容易です。例えば10個のサイトを運営した場合、1サイトあたり「約19万PV/月」まで対応できます。個人運営の規模のサイトなら、転送量制限で困ることはありません。

カゴヤの転送量制限はあくまでも目安であり、超過しても即座に何かしらのペナルティが発生するわけではありません。恒常的に超過するようであればサポートから上位プランへの変更依頼等の連絡があるでしょう。もちろん転送量制限を超過しても追加課金はありません。

SSL

ウェブサイトをSSL化(HTTPS)するには、有料のSSLサービスを契約する必要があります。

以下のSSLサーバー証明書に対応しています。

タイプ  
ドメイン認証 SSL RapidSSL / ジオトラスト クイックSSLプレミアム
企業認証 SSL シマンテック セキュア・サーバーID / シマンテック グローバル・サーバーID / ジオトラスト トゥルービジネスIDセコム / パスポートfor Web SR2.0セコム / パスポートfor Web SR3.0
EV SSL シマンテック セキュア・サーバーID EV / シマンテック グローバル・サーバーID EV / ジオトラスト トゥルービジネスID EV / セコム パスポートfor Web EV

ドメイン認証SSLは個人でも利用できます。

契約期間 1年 2年 3年
RapidSSL 9,180円 18,360円 27,540円
ジオトラスト クイックSSLプレミアム 33,804円 59,184円 84,456円

他社で取得したSSLサーバー証明書を持ち込むことができますが、ユーザー自身での設定はできません。設定代行が必要となり、設定費用が発生します。以下の様に証明書の有効期間により料金が変化します。新規契約時に申し込むと特別価格が適用されます。

有効期限残期間 通常設定時 新規契約時
24ヶ月未満 10,800円 0円
24ヶ月以上36ヶ月未満 21,600円 10,800円
36ヶ月以上48ヶ月未満 32,400円 21,600円
48ヶ月以上60ヶ月未満 43,200円 32,400円
共用SSL(共有SSL)
非対応です。

S31プランならSSLサーバー証明書が1つ無料

S31を契約した場合、契約月から翌月までにオプションを申し込むと 「RapidSSL 1個」 の維持費用がず〜っと無料になります。年間1万円ほど得することになります。

ドメイン

全プランで マルチドメイン無制限対応 です。

カゴヤでは契約時に初期ドメイン(アカウント名.kir.jp)が発行されるため、独自ドメインがなくてもウェブサイトの公開が可能です。「kir」は「Kagoya Internet Routing」の頭文字ですね。アカウント名が「example」であれば「example.kir.jp」という初期ドメインになります。初期ドメインにサブドメインを設定できないため、独自ドメインがなければ一つのサイトしか公開できません。

カゴヤでも独自ドメインを取り扱っていますが、格安レジストラ(ドメイン専門事業者)と比較すると割高です。他社管理の独自ドメインを利用できるので、ムームードメインやスタードメインなどを利用すれば、ランニングコストを抑えることができます。

新規契約なら独自ドメインを1つ無料で取得できますが、更新費用が安くないため長期的に見るとお得ではありません。

ドメイン 新規取得 更新費用
com / net / org / info / biz 5,400円 5,400円
jp(属性、汎用、都道府県型) 8,640円 5,400円
日本語ドメイン
対応しています。Punycodeに変換してから設定します。
DNSレコード編集
A / AAAA / CNAME / NS / MX / TXT の編集に対応しています。

セレクトドメイン

カゴヤには セレクトドメイン というサービスがあり、初期ドメインを他のドメインに変更することが可能です。「koto.mobi」や「fromjapan.org」など、カゴヤが保有する100種類以上のドメインから自由に選択できます。このサービスは無料で何度でも利用できますが、初期ドメインと排他利用であり複数のドメインを利用できるわけではありません。

初期ドメインを含め、このドメインは契約期間のみ有効です。ウェブサイトを長期運営する予定があれば、独自ドメインの取得をおすすめします。

データベース

プラン S11 S21 S31
MySQLとPostgreSQLの合算 10GB 20GB
SQLite

多くのレンタルサーバーは「データベース数」で制限されますが、カゴヤは「データベース容量」で制限されます。データベース数自体は無制限であり、容量に空きがあればいくつでもデータベースを追加できます。

データベースとして、「MySQL」「PostgreSQL」「SQLite」に対応しています。 PostgreSQL 対応のレンタルサーバーは少ないため、必要であればカゴヤが選択肢の1つとなるでしょう。

S11プランでもデータベース機能を追加できます。しかし、オプション料金(1GBごと 756円/月)を考えると、最初からS21かS31を選択しておくべきでしょう。

データベース容量はMySQLとPostgreSQLの合算です。1GB単位で設定でき「MySQLに5GB、PostgreSQLに5GB」など自由に配分できます。もちろん、PostgreSQLが不要であれば、MySQLに全て割り当てることもできます。

カゴヤのデータベースは、一つのデータベースユーザー(ユーザー)で全てのデータベースにアクセスする仕様となっています。ユーザー名は契約時の「アカウント名」となり変更不可です。パスワードはデータベースを初めて利用するときに設定します。パスワードの変更は可能ですが、データベースを利用するウェブサイトやアプリケーションの設定を全て変更する必要があります。

データベース名は「アカウント名_任意の文字列」となります。

仕様  
MySQL 5.6.22。ENGINES: MyISAM(標準)/ CSV / MRG_MYISAM / BLACKHOLE / MEMORY / ARCHIVE / PERFORMANCE_SCHEMA
phpMyAdmin 4.5.1
PostgreSQL 9.3.5
phpPgAdmin 5.1
SQLiteバージョン 3.8.10.2。PHPの場合、SQLite3関数とPDO関数に対応します。

外部接続に対応

カゴヤのデータベースは 外部からの接続が可能 です。そのため外部サーバーとの連携や、MySQLクライアント(デスクトップアプリ)の利用が可能です。

データベースの初期化時に 「外部接続を許可するかどうか」 を決定する必要があります。この設定は後からでも変更できますが、設定の初期化となるため全てのデータベースを削除する必要があります。

外部接続が可能
ウェブサーバーからの接続が自動的に許可されます。
許可したIPアドレスからのアクセスが可能となります。
予め導入されているphpMyAdminを利用できます。
外部接続が不可能
ウェブサーバーからの接続に限定されます。
バックアップサービスが利用できなくなります。
phpMyAdminを手動でインストールする必要があります。

外部接続の設定は再設定できますが、データベースを全て削除する必要があります。ウェブサイトの運用後にデータベースを削除することは難しいため、初回設定は重要となります。

外部から完全に隔離したいというセキュリティ重視であれば、外部接続を不可とします。ただし、IPアドレスによるアクセス制限が機能するため、利便性を考えての「許可」がおすすめです。

FTP

通常のFTPに加えセキュアなFTPSにも対応しています。さらに、SSHの設定をすればSFTPとSCPも利用できます。

  • 全プランでFTPアカウント無制限対応です。
  • FTPアカウント名は「アカウント名..任意の文字列」となります。

アカウントごとにアクセス可能なディレクトリを設定できます。設定したディレクトリより上位へ移動できないため、第三者にアカウントを発行するときにも便利な仕様です。

ファイルマネージャ
ファイルマネージャ(ウェブアプリケーション)はありません。ファイルやディレクトリの操作に FTPクライアント が必須です。

FTPアクセス制限

FTPアクセス制限機能があります。

「許可」と「制限」があり、「許可」はすべてのアクセスを許可します。「制限」にすると「アクセス可能なホスト」に登録したホストのみアクセス可能となります。さらに「制限」では「常時許可」と「一時許可」があり、一時許可は設定後12時間有効です。

設定方法
IPアドレス(CIDR表記対応)、ホスト、ドメインで指定できます。

ディレクトリ構成

初期ドメイン(アカウント名.kir.jp)の公開ディレクトリ(ドキュメントルート)は「~/public_html」固定です。独自ドメイン(サブドメイン)の場合、「~/public_html」以下なら自由に割り当てることができます。他社レンタルサーバーでは強制的に割り当てられることもあり、柔軟な仕様と言えます。

ドキュメントルートはドメインを追加するときに設定できます。設定後の変更に非対応ですが、設定を削除してからの再設定で対応できます。

すでに他のドメインに割り当てられているディレクトリを選択すると、異なるドメインで同じサイトを表示させることも可能です。

メール

プラン S11 S21 S31
メールアカウント数 × 10,000 10,000
メールディスク容量 × 100GB 100GB

S11はメール機能非対応です。S21とS31のメールアカウント数は、常識的な範囲なら使い切ることができない数であり、無制限と考えてもよいでしょう。

プロトコル  
POP SSL/TLS / STARTTLS
SMTP SSL/TLS / SMTP-AUTH / サブミッションポート / STARTTLS
IMAP SSL/TLS / STARTTLS

一般的なプロトコルに対応しており、どのようなメール環境でも困ることはないでしょう。IMAPに対応しているため、複数端末でのメール管理が容易です。

メールの機能は以下の通りです。

メール機能  
ウィルスチェック ウィルスを検知および駆除を行います。ウィルスが駆除された安全なメールのみメールボックスに保管します。
スパムメール スパム検知率99.86%以上のFORTINET社のFortiMailが採用されています。件名に[spam]が付与されます。
転送 受信メールを他のアドレスへ転送します。その際、メールを残すか削除するかを設定できます。複数の転送先を設定できます。
自動返信 メール受信時にあらかじめ用意したメッセージを自動的に返信します。送信者(From)を設定できます。
自動振り分け(フィルタ) 条件に一致(含む)するメールを指定したアクションで処理します。Active! mail利用時のみ設定可能です。
メーリングリスト 標準で 1つ 利用できます。登録数は100(オプション上限は10,000)です。
キャッチオール デフォルト配信先で設定できます。
非対応 メールマガジン
インポート・エクスポート メール設定の読み込みと書き出しに対応しています。CSVファイルによる一括処理が可能であり、大量アドレスの管理に便利です。

メーリングリスト

標準で利用できるメーリングリストは1つだけです。本格的に利用するならオプション契約が必要でしょう。

  • 1メーリングリスト 540円/月
  • 100アドレス/1メーリングリスト(標準)
    • 100アドレス追加 540円/月
    • 最大10,000アドレス

メーリングリストのアプリケーションはカゴヤオリジナルのものです。コントロールパネルに機能はなく、メーリングリスト専用のページが用意されています。

メールに関する制限

制限  
受信容量制限 1通あたりの容量制限は100MBまで
送信容量制限 容量制限はありません
送信数制限 メール送信数に制限はありませんが、条件があります

メール送信数に関する条件は以下の通りです。

少ない通数ずつに分けて、間隔をあけて送信してください。

一度に多数のメールを送信されますと、送信先メールサーバー側から受信を制限される場合があります。

その場合、当社サービスをご利用中の他のお客様のメールの送受信も遅延するなど当社サービスや設備に支障がでるため、送信を停止させていただく場合があります。

ウェブメーラー

ウェブメーラーとして「Active! mail」が採用されています。Active! mailは高機能ウェブメーラーであり、法人向けサービスや大学でよく採用されています。レンタルサーバーで採用されている標準的なウェブメーラーと比較して、スマートフォンに最適化されるなど、使い勝手が非常に優れます。

ただし、Active! mailが標準で対応するのは「50アカウントまで」です。標準以上のアカウントを利用する場合、有料オプションの契約が必要となります。個人で利用するなら50アカウントでも十分でしょう。

オプション料金
50アカウントごと 432円/月

PHPの仕様、他の言語について

PHPのバージョンは「5.6.x」と「7.0.x」を切り換えて利用できます。標準は5.6.xとなりモジュール版で動作します。7.0.xはCGI版となります。

PHPの設定変更は一部だけ許可されており、コントロールパネルから設定できます。

設定可能項目
mbstring.encoding_translation、session.auto_start、session.cache_expire、session.gc_maxlifetime、session.use_cookies、session.use_only_cookies、session.use_trans_sid

モジュール版で動作する5.6.xの場合、上記以外の設定を変更するには「.htaccess」を利用します。例えばPHPのエラーログを出力させるには、.htaccessに以下を追加します。

php_flag log_errors On
php_value error_log "/home/アカウント名/logs/error.log"
Loaded extensions  
PHP5.6 Core / date / ereg / libxml / openssl / pcre / sqlite3 / zlib / bcmath / bz2 / calendar / ctype / curl / dba / dom / hash / fileinfo / filter / ftp / gd / gettext / gmp / SPL / iconv / session / json / mbstring / mcrypt / mysql / mysqli / standard / PDO / pdo_mysql / pdo_pgsql / pdo_sqlite / pgsql / Phar / posix / Reflection / imap / SimpleXML / snmp / soap / sockets / exif / tokenizer / xml / xmlreader / xmlwriter / xsl / zip / apache2handler / imagick / Zend OPcache
言語  
PHP 5.6.25(モジュール) / 7.0.10(CGI)
Perl 5.10.1
Ruby 1.8.7
Python 2.6.6
SSI

SSH

SSH(シェルログイン)に対応しています。公開鍵認証となっており、コントロールパネルで鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)を生成できます。秘密鍵は生成時のみダウンロードできます、紛失した場合は再生成が必要です。

  • ユーザーの環境で作成した公開鍵を登録することはできません。
SSH  
対応コマンド ar / as / awk / basename / bash / bzip2 / cal / cat / cc / chmod / clear / cmp / comm / cp / cut / date / dd / df / diff / dig / dircolors / dirname / du / ed / egrep / env / expand / expr / file / find / fmt / fold / free / ftp / gcc / getopt / grep / groups / gunzip / gzip / head / host / hostname / iconv / id / install / ld / ldd / less / ln / ls / make / md5sum / mkdir / mktemp / more / mv / mysql / mysqldump / mysqlcheck / netstat / nice / nkf / nl / od / paste / patch / perl / ping / ping6 / php / printf / ps / pstree / psql / pg_restore / pg_dump / python / readlink / renice / rm / rmdir / rsync / ruby / scp / sed / seq / sftp / sh / sha1sum / sleep / sort / sqlite / sqlite3 / ssh / ssh-keygen / stat / strings / sum / tail / tar / tee / top / touch / tput / tr / traceroute / tty / uname / unexpand / uniq / unzip / uptime / vi / vim / vmstat / w3m / watch / wc / wget / which / whoami / xargs / yes / /usr/libexec/openssh/sftp-server

Cron

プラン S11 S21 S31
CRON ×

S11のみ非対応です。S21とS31の設定数は無制限ですが「他のユーザー、またはサーバー全体に影響のある高負荷かつ長時間の処理を行わない」が条件となっています。

直接 crontab を編集することも可能なので、慣れているユーザーなら簡単に設定できるでしょう。初心者なら ウィザード形式 がおすすめです。誰でも設定しやすい仕様となっています。

ウィザード形式の場合、最短実行間隔が 5分間隔 となります。crontabを編集すれば 1分間隔 での実行も可能です。

Cronの実行結果は、契約時に発行される初期メールアドレス(アカウント名@kagoya.net)に届きます。crontabに「MAILTO=メールアドレス」と記述することで変更できます。

ログ

エラーログ、アクセスログ、FTPログがあり、それぞれ生ログを取得できます。

エラーログとFTPログに関しては即座に反映され、コントロールパネルで最新100件を確認できます。ログファイル自体は 過去5日分 が保存されます。エラーログはウェブサーバー(Apache)のログなので、PHP等のエラーについてはユーザー自身で対応する必要があります。

ログファイルはユーザーがアクセスできない領域に保存されています。FTPでアクセスできるディレクトリに保存(コピー)することで、ダウンロード可能となります。

アクセスログの初期設定は無効となっているので、必要に応じて有効にします。保存期間は「1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年」から選択できます。アクセスログは「~/.klog/」に保存されます。ドメインごとに「ドメイン名.YYYY.MM.DD」というファイル名となります。

アクセス解析

アクセス解析として多くのレンタルサーバーで採用されている「Webalizer」が標準装備となっています。すでにGoogle Analyticsを利用していれば、出番はほとんどないでしょう。

解析項目
日ごとの統計 / 時間ごとの統計 / URL / エントリー / Exit / サイト / リファラー / 検索文字列 / エージェント / 国

バックアップサービス

標準装備の Lite と有料オプションの Pro があります。

Liteは最大10GBのバックアップが可能です。保存されるデータは 1世代のみ、スケジュールは 1つのみ ですが、バックアップ機能が標準装備のレンタルサーバーは少ないので嬉しいサービスです。データは別サーバーに保存されるため安心感があります。もちろんリストア(復元)にも対応しています。

Liteの場合、スケジュールは「ファイル」または「データベース」のどちらか1つしか設定できません。手動でバックアップが難しい方を選ぶと良いでしょう。

2通りのバックアップデータの取得方法があり ます。

  1. バックアップサーバーにFTPでアクセスする
  2. バックアップデータを契約しているサーバーにマウントする
注意
データベースサーバーの接続環境が「外部接続不可」の場合、データベースのバックアップはできません。

バックアップサービス Pro

バックアップサービスProは、 従量制課金 のサービスです。初期費用は無料ですが、その月のバックアップ量に応じて料金が変動します。

バックアップ容量は最大「2TB」となります。バックアップされるデータの世代数は「無制限」となり、複数のバックアップスケジュールを設定できます。

料金設定        
容量(以下) 10GB 20GB 50GB 100GB
月額料金 540円 864円 1,620円 2,160円
容量(以下) 200GB 500GB 1TB 2TB
月額料金 3,240円 5,400円 8,640円 15,120円

セキュリティ

WAFIPS が標準装備となっています。

WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)は、ウェブサイトを対象としたクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクションなどの攻撃を防ぎます。

初期設定は「無効」となっているので、必要に応じて「有効」にします。WAFはウェブサイトとの相性があるため、サイト表示に不具合が出る場合は無効にします。特に、mod_rewrite、CGI、PHPなどの動作に影響が出る可能性があります。WAFの有効無効はドメインごとに設定可能です。

IPS (Intrusion Prevention System) は「不正侵入予防システム」のことです。IPSセンサーがネットワーク上を流れるパケットを常に監視し、登録された不正侵入・ 攻撃パターンと合致する通信を見つけると、その通信をブロックします。

セコムトラストシステムズ社のサービスが採用されています。このサービスに関する設定はなく、トラブルが発生しない限りユーザーが意識することはありません。

ソフトウェアやハードウェア

OS
CentOS release 6.8 (Final)
ハードウェア(参考:旧プラン)
CPU Xeon E3-1230 v5 3.40GHz (1CPU) / メモリ 16GB
簡単インストール対応
WordPress 4.2.2 / MODX Evolution 1.0.14J-r9 / SOY CMS 1.4.1a、/ NetCommons 2.4.2.1 / メールワイズ5(60日間無償)/ サイボウズOffice10(60日間無償)パッケージ版とfor SaaS / EC-CUBE 2.13.3 / EC-CUBE 3 /phpMyAdmin 4.4.15.1 / phpPgAdmin 5.0.4
コマンドラインツール  
対応 sendmail / nkf / gzip gunzip / zip unzip / ImageMagick (convert) / uudecode uuencode / gcc / gs / curl / traceroute / ping / wget / sh (bash) / tracepath / iconv / vi (vim)
非対応 lynx / elvis / Netpbm
注意 独自にインストール状況を確認しただけであり、動作を保証するものではありません。

その他の機能

その他の機能  
KeepAlive ApacheのKeepAliveの設定が可能です。MaxKeepAliveRequests(1~200)、KeepAliveTimeout(1~10)。共通およびドメイン毎の設定が可能です。
アクセス制限 BASIC認証の管理が行えます。
エラーページデザイン 403などのエラーページをカスタマイズできます。KAGOYAオリジナル、Apacheデフォルト、自作デザインに対応。
ファイル所有者権変更 FTPでコントロールできなくなったファイルやディレクトリの所有権をユーザーのアカウントに変更し操作可能とします。
文法チェッカー PerlやPHPで記述されたスクリプトの文法チェックができます。
nslookup 契約サーバーから任意のホストへnslookupを実行できます。
ping 契約サーバーから任意のホストへpingを実行できます。
ルートチェッカー 契約サーバーから接続元IPアドレスへtracerouteを実行できます。
リソース監視 監視ツール「munin」により、サーバーのリソース状況を確認できます。CPU、メモリ、負荷、トラフィック、プロセス、ディスクの状態を確認できます。

アダルトサイト対応

カゴヤはアダルトサイトを許可しているというイメージがありますが、公式サイトを確認してもそのような文言は見つかりません。実際に問い合わせてみると「積極的に許可しているわけではないので、ルールを守って運営してください」という感じです。つまり、法律の範囲内であれば問題ないという方針のようです。

以下のルールに違反しなければ、アダルトサイトも運営可能です。

(5) わいせつ、児童ポルノもしくは児童虐待に相当する画像、映像、音声もしくは文書等を送信または表示する行為、またはこれらを収録した媒体を販売する行為、またはその送信、表示、販売を想起させる広告を表示または送信する行為。

KAGOYA Internet Routing / 利用規約 第11条(禁止事項)

具体的な範囲は以下の通りです。

わいせつ性の判断基準につきましては、一般的な書店に流通している書籍や、大手レンタルビデオショップなどで流通している作品をひとつの目安とお考えください。

違法・有害情報への KAGOYA Internet Routing の取り組み

ただし、同じKAGOYAでも、カゴヤ・クラウド/VPS、マネージドクラウド for WEBはアダルト系コンテンツは禁止となっているので注意が必要です。

プラン変更

KAGOYAはプラン変更に対応しています。ただし、データは引き継がれないため、引っ越し作業が必要です。

プラン S11 S21 S31
S11 3,240円 3,240円
S21 0円 0円
S31 0円 0円

S11から上位プランへ移行するときのみ、初期費用が発生します。下位プランへ移行した場合の差額返金はありません。

サポート

素晴らしいサポート体制が整っています。TwitterとFacebookも問い合わせに利用できます。これは、サポートに自信がないと難しいですね。公式サイトのマニュアルやFAQが非常に充実しているので、ほとんどの疑問は公式サイトで解決できます。

サポート  
電話 フリーダイヤル対応(IP電話と国際電話は要通話料)。365日対応。平日10:00~22:00 / 土日祝10:00~17:00。
メール 問い合わせ用のメールアドレスが公開されています。契約後であれば、コントロールパネル内の問い合わせフォームを利用できます。365日24時間受付対応。
その他 Twitter / Facebook

支払い方法

支払い方法  
クレジットカード VISA / Master / JCB / AMEX / Diners
口座振替/自動払込 金融機関(銀行/信用金庫/ゆうちょ銀行)の口座からの自動引落しに対応しています。

解約方法

コントロールパネルから簡単に解約可能です。いつ解約しても当月末での解約となります。有効期間が残っていても、途中解約による返金対応はありません。

まとめ

KAGOYA(カゴヤ)と言えばアダルトサイト対応サービスとして有名ですが、サービスが非常に優秀なので一般的なサイト運営にもおすすめです。特にアフィリエイトサイト運営を目的としている方におすすめであり、一般カテゴリのサイトを運営しつつ、少し「アダルトサイトも運営してみたいな」という要望にも対応できます。

他社と比較してデータ転送容量に余裕があります。転送量無制限のサービスを除けばトップクラスでしょう。ディスク容量も多く、マルチドメインやデータベースが無制限であり、多くのサイト運営に適しています。さらに、データベースサーバー、メールサーバー、ウェブサーバーをそれぞれ別けるなど、サーバーの安定稼働にも注力しています。

オプションが豊富であり基本料金より高くなるのでは?というイメージを持ちますが、ウェブサイトを普通に運営をするだけなら、オプションが必要となることはまずありません。

サポート体制が優秀であることも特質すべき点です。何度かサポートへメールで問い合わせていますが、早ければ1時間以内に回答があります。ちょっと異次元な早さで驚きます。


更新履歴  
2016年09月16日 新プランの仕様に対応しました。
2016年08月25日 レビューを刷新しました。

関連記事

スペック

3件のプランがあります
プラン S11 S21 S31
お試し期間14日間14日間14日間
初期費用0円3,240円3,240円
月額費用
(標準)
1,080円2,160円3,240円
年間費用
(標準)
12,960円29,160円42,120円
年間費用は初期費用を含みます。
基本機能S11S21S31
ディスク容量100GB200GB300GB
転送量制限120GB/日160GB/日200GB/日
cron無制限無制限
ファイルマネージャ
アクセス解析
アクセスログ
エラーログ
.htaccess
mod_rewrite
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