最も安いVPSを探しているなら!DTIのServersMan@VPS

DTI(Dream Train Internet)のVPSは、他社と同程度のスペックが半額程度で利用できるとして人気の高いサービスです。 他社で標準的なメモリ1GBのプランがわずか500円/月となっています。 もちろん、カタログスペックが同程度というだけで、実際の処理性能は料金なりなので、過剰な期待は禁物です。 それでもワンコインでVPSの環境が手に入るサービスは少なく、とりあえず低コストでVPSを触ってみたいという初心者にもおすすめです。

ただし、一般的なVPSと異なりCPUは単純な共有となります、他社の仮想コア(CPU)のようにサーバーごとのリソース割り当てがないため、他ユーザーの影響を受けやすい構成です。 仕様的には安価に利用できる自由度の高い共用サーバーという感覚です。

サービス開始時期
2010年04月01日
仮想化ソフトウェア
不明

料金体系と基本仕様

大阪と東京の2カ所にデータセンターがあり、契約時にどちらかを選択できます。 料金や仕様は同じなので、好みで選択してもよいでしょう。 初心者には把握しにくいと思いますが、例えばWebサイトを運営する場合、関西圏からの訪問が多ければ大阪、関東圏からなら東京を選択すると、レスポンス的に有利です。

プラン Entry Standard Pro
初期費用 0円
月額 467円 934円 1,886円
CPU 共有
メモリ 1GB 2GB 4GB
ディスク容量 50GB 100GB 200GB

料金は税抜きです。

契約月は日割り計算(月末まで)で請求されます。 初期費用がなく最低利用期間もないため、もしお試し目的で利用する場合は、解約手続きの〆切日となる25日から使用したい日数を逆算して契約すると、必要最低限の料金で契約できます。

仕様を確認すると、他社はSSDへの移行を終えていますが、DTIはHDDのままとなっています。 また、CPUも仮想コアの割り当てではなく「共有」とだけ記載されています。 旧サービスでは仮想コアとの記述があったため、プラン刷新時に仕様が変わったのでしょう。 安価な料金を考えると、この仕様は妥協すべきなのかもしれません。

最低利用期間
ありません。
お試し期間
ありません。

対応OS

契約時に初期OSを選択しますが、契約後に変更可能です。

IOSイメージのマウントに非対応なので、ユーザーが好みのOSを導入することはできません。

OS バージョン(アーキテクチャ)
CentOS 6 (32bit/64bit) / 7 (64bit)
Debian 6 (32bit/64bit) / 7 (64bit)
Ubuntu 12.04 (64bit) / 14.04 (64bit)

アプリケーション

予め主要なアプリケーションが組み込まれたOSイメージも用意されています。 例えば、OSインストール時に「ブログセット」を選択すれば、WordPressをすぐに使える状態でサーバーが設定されます。

OS パッケージ名 アプリケーション
CentOS 7 (64) シンプルセット Apache 2.4.6 / Perl 5.16.3
  ブログセット Apache 2.4.6 / Perl 5.16.3 / PHP 5.4.16 / MariaDB 5.5.37 / WordPress 4.0
  エンジニアセット Apache 2.4.6 / Perl 5.16.3 / vsftpd (FTP) 3.0.2 / sendmail (SMTP) 8.14.7 / dovecot (POP/IMAP) 2.2.10 / BIND (DNS) 9.9.4 / Webmin / Tomcat 7 / Java 1.7.0 / PHP 5.4.16 / Maria (DB) 5.5.37
CentOS 6 (32/64) シンプルセット Apache 2.2.15 / Perl 5.10.1
  ブログセット Apache 2.2.15 / Perl 5.10.1 / PHP 5.3.3 / MySQL 5.1.73 / WordPress 3.9.1
  エンジニアセット Apache 2.2.15 / Perl 5.10.1 / vsftpd (FTP) 2.2.2 / sendmail (SMTP) 8.14.4 / dovecot (POP/IMAP) 2.0.9 / BIND (DNS) 9.8.2 / Webmin / Tomcat 6 / Java 1.5.0 / PHP 5.3.3 / Maria (DB) 5.1.37
Debian 7 (64)
Debian 6 (32/64)
シンプルセット Apache 2.2.9 / Perl 5.10.0
Ubuntu 14.04 (64)
Ubuntu 12.04 (64)
シンプルセット Apache 2.2.22 / Perl 5.14.2
注意
エンジニアセットはEntryプランに提供されません。

コントロールパネル

コントロールパネル「MyDTI」で契約内容やサーバーを管理します。 レビューで紹介していない機能を以下にまとめています。

機能 概要
起動など 起動、停止。
OS 初期化、OS変更、パッケージ変更。
iptables iptablesを初期化します。
DNS逆引き設定 IPアドレスの逆引きレコードを設定できます。
AirDisplay Webブラウザで利用できるSSHコンソールです。SSHクライアントのない場合や、アクセス制限のある環境でもサーバーを管理できます。ただし、日本語非対応なので、文字化けが発生する可能性があります。

ネットワーク

転送量制限はありませんが、他社と同様に異常なトラフィック量については個別に制限対象となります。

回線速度
非公開
プラン Entry Standard Pro
IPv4/IPv6 1 1 1
オプション追加数 - 1 3

無料でIPアドレスを追加できます。

DNS

DTIのドメインサービス「UbicName」で管理するドメインであれば、UbicNameのDNSサーバーを利用できます。 ただし、編集可能なレコードに制限があり、VPS1つに対してドメインを1つしか登録できないなど、あまり自由度が高くありません。

例えばムームードメインなど、他社でドメインを管理しているなら、そのレジストラ(リセラー)のDNSサーバーを利用するとよいでしょう。 独自ドメインの設定にDTIのDNSサーバーを利用する必要はありません。

オプション

各有料オプションを紹介します。

ディスク追加

2016年8月31日に受付を終了しました。

250GB単位でディスク容量を追加(または削除)できます。 「追加または削除」を行った場合、当月内の最大容量時の料金が請求されます。

ディスク容量 料金
25GB単位 100円/月(税抜)

メモリ追加

2016年8月31日に受付を終了しました。

1GB単位でメモリ容量を追加(または削除)できます。 「追加または削除」を行った場合、当月内の最大容量時の料金が請求されます。

メモリ容量  
1GB単位 380円/月(税抜)

プランごとに最大容量が設定されています。

プラン Entry Standard Pro
標準 1GB 2GB 4GB
最大 2GB 3GB 8GB

SSLサーバー証明書

DTIではSSLサーバー証明書の代理取得や作業代行を行っていません。 ユーザー自身で証明書を取得し、サーバーに導入する必要があります。

その他の機能やサービス

バックアップ・リストア

DTIのオンラインストレージサービス「ServersMan@Disk」を別途契約すれば、VPSのバックアップ先として設定できます。 もちろんServersMan@Diskは独立したサービスなので、他の端末からのアクセスも可能であり、クラウドストレージ的に使うことも可能です。 ただし転送速度は速くなく、1GBの転送に約20分〜30分ほど必要です。

実行方法が手動のみなので、バックアップとしてはやや機能不足のような感じがあります。

ServersMan@Disk
初期費用無料、基本料金 200円/月(税抜)、追加料金 10GB単位 100円/月(税抜)
注意
バックアップ処理中はVPSへの接続が数秒間切断されます。

負荷分散設定

DTIのドメインサービス「UbicName」で管理するドメインであれば、無料で簡易なロードバランサーを利用できます。 複数のVPS(サーバー)を契約すれば、トラフィック(アクセス)の振り分けが可能となり、各サーバーへ負荷を分散させることができます。

ドメインにサーバーのIPアドレスを登録するだけの簡単設定であり、動作は順番に振り分ける「ラウンドロビン(Round robin)」方式のみです。 データセンターを跨いでの利用やプランによる制限、ほか契約数による制限はありません。

メモ
東京と大阪の最低2台は必要です。

ディザスタリカバリ

大阪と東京との両方にVPSを契約しておけば、片方をバックアップに利用できます。 サーバーの初期設定は必要ですが、その設定を終えればコントロールパネルから簡単に実行できます。 もちろん、定期的な自動実行にも対応しています。

非対応

ローカルネットワーク(プライベートネットワーク)接続はできません。 つまり、Webサーバーとデータベースサーバーを分離するような構成は不可能です 。

その他
SLA(品質保証制度) / 作業代行サービス / リソースの使用状況(コントロールパネルでの)

プラン変更

プラン変更に対応しています。 上位プランへ移行する場合、サーバー環境は維持されます。 ただし、下位プランへ移行する場合、データは初期化されます。

当月25日までにプラン変更の手続きを行えば、翌月1日から変更後のプランが適用されます。

注意
プラン変更に伴い、IPアドレスが変更される可能性があります。

サポート対応

DTI自体は電話サポートに対応していますが、VPSサービスは対象外です。 お問い合わせフォームによるメールのみ対応です。

お問い合わせ  
メール 受付は24時間対応。平日 10:00〜17:00。原則、受付時間内の回答となります。

支払い方法

クレジットカードと口座振替の2種類です。 ただし、新規契約時はクレジットカードのみです。 口座振替は契約後に変更可能です。

支払い方法  
クレジットカード VISA / MasterCard / JCB / Diners / American Express
口座振替 申込書をDTIへ郵送します。銀行、信用金庫、信用組合、農協。一部利用できないところもあります。

解約方法

DTIの各サービスをまとめて管理する「MyDTI」で手続きできます。 解約日に関しては下記条件が適用されます。

まとめ

メモリ1GBのプランが500円と、同スペックの他社VPSと比較すると半額程度であり、かなり安価な料金設定となっています。 共用サーバーほどの手軽な料金でVPSを試してみたい方にはおすすめです。

しかし、他のVPSと比較すればCPUが単なる共有であったりと、料金なりの仕様となっています。 サーバーごとに管理される仮想コア(CPU)ではないため、一般的な共用サーバーのように他ユーザーの負荷がサーバー全体の処理性能に影響を与えやすい環境となります。

それでも安価にサーバーを自由に操作できる環境が手に入ることは大きなメリットです。 初期費用無用、そして、最低利用期間もありません。 気になるようであれば、とりあえず1ヶ月だけ利用してみるとよいでしょう。 ただし、1ヶ月だけ利用するなら当月25日が解約〆切日だということを覚えておく必要があります。