最高のレスポンス性能!WordPress専用wpXレンタルサーバーのレビュー

wpXレンタルサーバーは、エックスサーバー社が運営するWordPress専用のサービスです。エックスサーバー社としては最も新しいサービスとなり、2013年2月に開始されました。WordPress専用としては最も有名なサービスでしょう。

エックスサーバー社と言えば、エックスサーバーやシックスコアでも有名なホスティングプロバイダです。説明するまでもありませんが、エックスサーバーなど同社のサービスの評価は非常に高く、wpXも同じように素晴らしいサービスとなっています。

公式サイトにあるwpXの特徴を挙げると以下の様になります。

  • リバースプロキシによるWordPressに特化したキャッシュ処理等、高速化技術の導入。
  • 最新のハードウェアを組み込んだ高性能サーバーを採用。SSDストライピングによる高速化。
    • 2015年6月にハードウェアの大幅な強化が実施されています。
  • 232Gbpsの大容量バックボーンに2Gbpsの高速LANを利用。

WordPress専用と銘打つだけあり、データベースなどの細かい設定が不要で、誰でも簡単にWordPressのインストールとウェブサイトの運営が可能です。マニュアルやFAQも充実しており、専門知識の少ないレンタルサーバー初心者でも困ることは少ないでしょう。コントロールパネルはwpX専用となっており、分かりやすく直感的な操作が可能です。

他社とは比較にならないほどの設備投資が行われており、WordPress専用に調整されたキャッシュ機能と併せてレンタルサーバーの中でも最速クラスのレスポンス性能を誇ります。

WordPressによるウェブサイトを運営するなら、必ず選択候補の1つとなるでしょう。

一般的なレンタルサーバーとの違い

エックスサーバーなど、一般的なレンタルサーバーとの違いは以下の通りです。

WordPress特化サービス
利用できるのはWordPressのみ。WordPress以外でウェブサイトを構築することはできません。
機能の制限
Cronは使えません
PHPの一部関数が利用不可(2015年7月に大幅な制限撤廃が行われました。ユーザーが有効/無効を設定することができます。)
データベースはWordPressインストール時に自動的に作成され、ユーザーが追加することはできません。
ウェブサイトのSSL化(HTTPS対応)非対応。ダッシュボードのみSSL対応です。

Cron非対応は負荷を排除するためと推測できますが、コンテンツによってはCronが必要なこともあります。Cron前提のサイトを運営するのであれば、他のサービスを検討するか、外部からスクリプトを呼び出すなどの工夫が必要です。

共用(共有)SSLや独自(専用)SSLに非対応です。ウェブサイトのSSL化ができないため、もし信頼性を必要とする商用等のサイト運営を目的とするならこの点を考慮する必要があります。

wpXクラウドとの違い

wpXにはこのページで紹介する共用サーバータイプとクラウドタイプとの2種類があります。基本性能は全く同じですが、wpXクラウドには メール機能がありません

wpXクラウドは、その名の通り クラウドタイプ のレンタルサーバーです。7つのグレードがあり、月額料金に応じてストレージ容量、データベース容量、データ転送量の上限が変化します。

wpXレンタルサーバーが 1契約で10サイトまで のWordPressサイトを運営できるのに対して、wpXクラウドは 1契約で1サイトのみ となります。1つだけのサイト運営であれば、wpXクラウドのグレードA(500円/月)を選択すると初期費用が無料であり経済的です。

最下位プランのグレードA(500円/月)が30万PV/月(目安)が上限、最上位プランのブレードX(50,000円/月)が2,500万PV/月(目安)が上限となっています。アクセス数がwpXレンタルサーバーの制限を超えるようになってから、クラウドに移行させてもよいでしょう。

ざっくり計算すると、wpXレンタルサーバの仕様であれば、約190万PV/月(全サイトの合計)といったところでしょうか。初期費用を無視すればwpXクラウドのグレードCとDの間のスペックとなります。

wpXレンタルサーバーは、共用サーバーの良さを残しつつWordPressに特化したサービスであり、誰にでもおすすめできます。wpXクラウドは大規模なサイトの運営に向きます。

WordPress専用にチューニングされたキャッシュサーバー

リバースプロキシ によるキャッシュがwpXの最も特徴的な機能です。この機能がなければ、エックスサーバーやシックスコアとあまり変わらないでしょう。この機能を無効にすることもできますが、それではwpXを利用している意味がないほどに重要な機能です。

リバースプロキシ(サーバー)はウェブサーバーの1つ手前に配備されるサーバーのことです。利用方法は様々ですが、ウェブサーバー等を隠すためのセキュリティ目的や複数のサーバーによる負荷分散などに利用されます。

非公表ですがおそらく Varnish Cache を採用した高速化サービスであり、以下の様な動作となります。

  • 一般的なレンタルサーバーで稼働するWordPressであれば、訪問者からリクエストを受けるとPHPとMySQLでウェブページを生成してレスポンスを返します。
  • リバースプロキシがある場合、1回目のアクセスは変わりませんが、その処理結果(ウェブページ)をキャッシュします。そして、2回目以降のアクセスにはそのキャッシュを返します。PHPやMySQLの処理が不要となるので、レスポンスが格段に高速化されます。

リバースプロキシのキャッシュ設定

キャッシュ機能を備えたレンタルサーバーは他社にもありますが、全てが自動化されておりユーザーが調整できる余地はほとんど残されていません。そのため一つのページで不具合が発生すれば、キャッシュ機能を無効にするしかありません。

wpXは多彩なキャッシュ設定を備えており、特定のページのみキャッシュ対象から外すことも可能です。「キャッシュ設定」で設定可能な項目は以下の通りです。

設定項目  
一般キャッシュ時間 トップページや個別記事ページなど通常アクセスが行われるページのキャッシュ時間
静的ファイルのキャッシュ時間 画像や動画など静的ファイルに対するキャッシュ時間
404ページのキャッシュ時間 存在しないページ(404)のキャッシュ時間
スマートフォンのキャッシュ設定 PCからのアクセスとスマートフォンからのアクセスを区別してキャッシュする
Cookieによるキャッシュ対象除外 Cookieに設定した値が存在する場合、キャッシュから除外する
ファイルパスによるキャッシュ対象除外 キャッシュの対象外とするURLのパスの設定
ユーザーエージェントによるキャッシュ対象除外 キャッシュの対象外とするユーザーエージェントの設定

キャッシュ機能のデメリット

ブログの記事など一度生成されると(ほぼ)更新されないページには劇的な効果があります。ただし、アクセスの度にコンテンツの更新を必要とするページには効果がありません。

訪問者ごとに表示内容が異なるようなページ(会員制サイトやショッピングサイト)等では、キャッシュ処理による高速化や負荷軽減の効果が出づらい場合があります。

キャッシュ機能にはデメリットがあります。全てのページがキャッシュに適しているわけではないので、不具合が生じた場合「キャッシュ設定」で調整する必要があります。例えばプラグインによっては不具合が生じる可能性があります。

運営者に対する大きな問題は、PHPやCSS等を修正しても、キャッシュ内容が優先されるため、キャッシュが更新されるまで過去のデータが表示されることです。もし、デザインや機能を修正する場合は、キャッシュを削除し機能をオフにするべきでしょう。

キャッシュ機能は有用ですが、キャッシュの存在を忘れていると、変更が反映されないときの原因特定に無駄な時間を必要とします。

wpXのストレージ

2015年6月以降、100GBであったストレージ容量が 30GB に減りました。これは仕様が悪化したわけではなく、HDDから容量単価の高い SSD へ変更されたためです。wpXで運用可能なウェブサイトの上限は10個なので、動画や高解像度の画像を多用しなければ十分です。

SSDの採用には大きなメリットがあります。SSDはHDDと比較して数倍以上の転送速度をもつ高速なストレージです。さらに、SSDストライピング(RAID 0)による高速化に対応しており、データベースやファイルへのアクセスが高速化され、ウェブサイトのレスポンスが向上します。

ストライピング(RAID 0)
1つのデータを2つ以上のストレージに分散して書き込みます。ストレージ数が増加するほど転送速度が向上します。

利用料金とプラン

契約期間 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月
初期費用 5,000円 5,000円 5,000円
月額費用 1,200円 1,100円 1,000円

プランは一つのみです。

最低利用期間は 3ヶ月 となり、長期契約なら割引が適用されます。 14日間の無料お試し期間 があるので、気になるようであればwpXの会員アカウントを作成してみるとよいでしょう。

データセンター

エックスサーバー社の他のサービスと同様に、さくらインターネットの大阪データセンターで運用されています。

コントロールパネル

wpX専用のコントロールパネル(管理パネル)となっています。契約管理とサーバー管理(WordPress管理)がひとつのウィンドウにまとまっており、シンプルで使いやすいコントロールパネルです。

WordPress専用となっているため、汎用的なレンタルサーバーと比較して設定項目が絞り込まれています。項目が少ないため操作に迷うことがなく、レスポンスも良いため使い勝手に優れます。マニュアルが充実しているためコントロールパネルの操作に迷ってもすぐに解決するでしょう。ただし、マニュアルやFAQにキーワード検索がないのは改善して欲しいところです。

転送量制限

wpXのデータ転送量の上限は 50GB/日(目安) と同価格帯のレンタルサーバと比較して若干低いようです。それでも、他社のWordPress専用レンタルサーバーが訪問者数による従量制課金となっているため、良心的な仕様に思えます。例えば、COREPRESS CloudやZ.com WordPressが従量制課金となっています。

wpXの公式サイトのトップページは1MBのファイル群で構成されています。50GB/日であれば、単純計算で50,000PV/日のアクセス、月換算で150万PV/月となり大規模なサイトでない限り必要充分であることがわかります。ウェブブラウザのキャッシュ機能を考慮すればより多くのアクセスに対応できます。

注意が必要なのは、この上限が1つの契約に適用されるということです。10個のサイトを運営すれば1サイトあたり5,000PV/日となります。少なく思えるかもしれませんが、5,000PV/日に達するにはかなり時間がかかり、少しは知名度のあるサイトでないと厳しいでしょう。そのためサイト運営の初心者なら転送量制限について気にする必要はありません。

ドメイン

wpXはマルチドメインに対応しており、独自ドメインを 10個 まで追加できます。ただし、WordPressの設置数も 10個 となっているため、独自ドメイン(親ドメイン)+サブドメインの合計が10個となります。

wpXは独自ドメインを持たなくても利用できます。契約時にサーバーID(変更不可)を設定しますが、そのサーバーIDをサブドメインとした初期ドメインが提供されます。初期ドメインは「サーバーID.wp-x.jp」となり、このドメインでウェブサイトを公開できます。

この初期ドメインはwpXの契約期間のみ有効です。ウェブサイトを長期に運営するなら独自ドメインの取得をおすすめします。それでも初期ドメインはとても便利なものです。独自ドメイン(本番環境)ではできない、ちょっとした動作テストにも利用できます。

wpXでも独自ドメインを取り扱っていますが、あまり安くはありません。ランニングコストを考えればドメイン専門事業者で登録管理するほうがお得です。スタードメインやムームードメインを利用するとよいでしょう。

初期ドメインについて
初期ドメインにサブドメインを設定できないため、独自ドメインがなければ1つのサイトしか運営できません。

初期ドメインはマルチドメイン数にカウントされません。

日本語ドメイン
日本語ドメインに対応しています。
DNSレコード
A、MX、CNAME、TXT、AAAAの編集に対応しています。

データベース

WordPressごとに1つのデータベース(MySQL)が割り当てられます。ディスク容量は 500MB/個 が上限となります。データベースはWordPressのインストール時に自動的に生成されるため、ユーザーが自由に追加することはできません。phpMyAdmin等を利用することで、テーブルの追加などは可能です。

もしWordPress内で独自のデータ管理をするなら「wp-config.php」にあるデータベース情報を利用するとよいでしょう。特に制限はないので、PDO等で自由にアクセスできます。

簡易的なデータ管理であれば SQLite を利用できます。

仕様  
MySQL 5.5.44。MariaDB。対応エンジン: InnoDB (標準) / CSV / MRG_MYISAM / BLACKHOLE / MEMORY / PERFORMANCE_SCHEMA / ARCHIVE / MyISAM / FEDERATED / Aria
phpMyAdmin 4.4.10
SQLite 3.7.17。PDO関数やSQLite関数を利用できます。
外部接続
データベースに外部からアクセスすることはできません。必要であればHTTPトンネリングに対応するMySQLクライアントを利用してください。ただしキャッシュ機能の影響により不具合がでる可能性があります。

FTPアカウントとディレクトリ構成

WordPress(ドメイン)1つにつき、専用のFTPアカウントが一つ発行されます。セキュアな FTPS にも対応しているため、安全なファイル転送が可能です。しかし、サイトごとに1つのみとなっているため、グループでの管理には向かないかもしれません。

サイトごとにアカウント使い分ける必要があります。一般的なレンタルサーバーのように、1つのアカウントで全てのディレクトリを操作できません。そのため、複数のサイトを管理する場合に少し面倒です。

wpXではFTPアカウントのホームディレクトリがドメインのドキュメントルート(/public_html)となり、それより上位のディレクトリへはアクセスできません。つまりWordPressのインストールディレクトリ(/ドメイン名/public_html)以下のみアクセス可能となっています。

少し気になる点は非公開領域が存在しないことでしょう。例えばエックスサーバーのように「/public_html」より上位ディレクトリへアクセスできなため、公開したくないファイルを保存するなら.htaccess等によるアクセス制限が必要です。

初期設定
「wp-content」がホームディレクトリとなっています。オプション設定で「public_html」に変更できます。
ファイルマネージャ
wpXには他サービスにあるファイルマネージャ(ウェブアプリケーション)がありません。ファイルやディレクトリの操作にFTPクライアントが必須です。
パーミッション
ディレクトリのアクセス権は厳しくありません。どのディレクトリでもファイルやディレクトリの作成や編集が可能です。自己責任となりますが、WordPressのソースファイルを編集することもできます。「/wp-content」以下に制限されている他のサービスと比較すれば非常に柔軟です。

メール機能

意外かもしれませんが、多くのWordPress専用サービスにはメール機能がありません。COREPRESS Cloud、wpXクラウド、Z.com WordPressなどがそうです。もしWordPress専用サービスでメールも利用するのであれば、wpXレンタルサーバーは非常によい選択です。

仕様  
SMTP SSL/TLS、STARTTLS、サブミッションポート、SMTP-AUTH
POP SSL/TLS、STARTTLS
IMAP SSL/TLS、STARTTLS

アカウント数は 無制限 となっています。基本的なプロトコルに対応しているので困ることはないでしょう。IMAPに対応しているため、複数のデバイス間で簡単にメールを管理できます。

メーリングリストやメールマガジンはありませんが、アンチウィルス、スパムフィルタ、転送、自動応答、メールフィルタと他社と比較しても十二分な機能を備えています。

メール機能  
アンチウイルス F-Secure社のソフトウェアが採用されています。
スパムフィルタ スパムメールのタイトルに「SPAM」という文字列が付与されます。またはメールヘッダにスパム情報が書き込まれます。ホワイトリストとブラックリストに対応します。
自動転送 自動的に設定したアドレスに転送します。
自動応答 事前に設定した文章を自動的に返信することができます。
フィルタ 宛先、送信者、件名、本文、ヘッダーに含まれる文字列(日本語不可)を設定し、一致または含まれるメールに対して、転送や削除を設定できます。
メール制限
メール送信数の制限が 1,000通/日 となっています。プログラム(WordPress)から送信されるメールも含みます。メールサイズの制限は「30MB/通」となっています。
メモ
メール非対応のwpXクラウド等でも、メール対応レンタルサーバーを別途契約し、DNS情報を適切に設定すればメールを利用することができます。メールは他のレンタルサーバーで受け取り、ウェブサイトはwpXで運営するという構成となります。

ウェブメーラー

ウェブメーラーを利用できます。以前は「SquirrelMail」でしたが、2015年8月から「Roundcube」が採用されています。使い勝手や機能が大幅に向上しています。

PHPの仕様やその他の言語

wpXのPHPはCGI/FastCGIで動作しています。複数のバージョンが用意されており、自由に切り換えることができます。ただし姉妹サービスのエックスサーバーのように、ドメインごと別々のバージョンを割り当てることはできません。全てのウェブサイトに反映されるため、切り換え時に注意が必要です。

php.iniそのものを編集可能なレンタルサーバーもありますが、wpXでは設定可能な項目が決まっています。管理者がphp.iniや.user.iniを設置しても無効となります。

php.ini設定機能の対応項目
display_errors / error_reporting / allow_url_fopen / memory_limit / post_max_size / upload_max_filesize / max_file_uploads / max_input_vars
言語  
PHP 7.0.7 / 5.6.22 / 5.4.45
SSI ×
Ruby ×
Python 2.7.5 (公式にはサポートされません)
Perl 5.16.3 (公式にはサポートされません)

標準で読み込まれる拡張モジュール

Loaded extensions Core date libxml openssl pcre sqlite3 zlib bz2 calendar ctype curl hash fileinfo filter ftp gettext gmp SPL iconv session standard posix pspell Reflection Phar shmop SimpleXML sockets mbstring sysvmsg sysvsem sysvshm tokenizer wddx xml zip cgi-fcgi apcu dom gd imap intl json exif mcrypt mysqli PDO pdo_mysql pdo_pgsql pdo_sqlite pgsql soap xmlreader xmlwriter xsl Zend OPcache ereg mysql apc pcntl
PHP7.0        
PHP5.6  
PHP5.4      

PHP関数の制限設定

セキュリティの観点からPHP関数の一部が制限されていましたが、2015年7月から制限が一部撤廃されました。必要に応じてこれらPHP関数の制限を解除することができます。

ログ機能

残念ながらアクセスログやアクセス解析は提供されません。ログ出力やアクセス解析は意外と負荷がかかるため、高速化に影響があるとして省かれているのでしょう。アクセス解析については、Google Analyticsを採用すればよいので、標準機能に頼る必要はありません。

ウェブサーバーのエラーログ機能は2015年6月に追加されました。PHPのエラーも出力されるため、不具合の原因特定に役立つでしょう。テーマのカスタムやオリジナルのテーマを開発するなら必須の機能です。開発環境では問題なくても、サーバーに配備すると上手く動作しないことはよくあることです。

エラーログ仕様
ドメインごとに確認することができます。
エラーログの内容は、毎日AM3時にクリアされます。
最新のログより最大10,000行まで表示されます。

バックアップ機能

自動バックアップは標準機能となっており、自動的に1日1回のバックアップが行われ 過去14日間 のデータが保管されます。バックアップの対象は、WordPressデータ、メールデータ、MySQLデータとなっています。つまりサーバー上の全てのデータが対象です。

ただし、バックアップデータ(WordPressデータ、メールデータ)を取得するには有償の手続きが必要となります。あるとないとでは大違いですが、1回の手続きが5,400円(税込)なので、あくまでも保険と考えバックアップは各自で行うようにしましょう。

2015年7月に仕様が変更され、データベースのバックアップは無償で取得できるようになりました。

データベースの手動バックアップ機能

データベース(MySQL)のデータは、コントロールパネルの「データベースのバックアップ」機能でダウンロードすることができます。MySQLのダンプファイルのダウンロード(エクスポート)が行え、バックアップ済みのファイルをインポートすることも可能です。

WordPress専用セキュリティ機能

wpXにはWordPressのセキュリティに特化した機能があります。

セキュリティ  
ダッシュボードアクセス制限 ダッシュボードに対する国外IPアドレスからの接続を制限します。
ダッシュボードのSSL接続 ダッシュボードへのアクセス(のみ)にSSL接続を利用できます。
XML-PRC API アクセス制限 ダッシュボード以外から投稿可能なアプリ等が利用する「XML-RPC WordPress API」に対する国外IPアドレスからの接続を制限します。
ログイン試行回数制限 短時間に連続してログイン処理(失敗)が行われるとアクセスを制限します。24時間後に制限が解除されます。管理者が制限された場合、コントロールパネルから解除できます。
コメント・トラックバック制限 短時間に大量のコメントまたはトラックバックが実行されると、自動的に投稿を制限します。国外IPアドレスからのコメント・トラックバックを拒否します。

ソフトウェアなど

OS
CentOS Linux release 7.2.x
コマンドとライブラリ
wpXに導入されているコマンドとライブラリはこちらを参考にしてください。
ファイルの存在を確認しただけであり、パーミッションによっては動作しないものもあります。

その他の機能

.htaccess編集
コントロールパネルでドキュメントルートの.htaccessファイルを編集できます。
mod_pagespeed設定
Googleが開発したApacheのモジュールであり、ウェブサイトのレスポンスを高速化します。初期設定は無効となっています。
非対応
SSH(シェルログイン)、Cron

サポート対応

電話対応とメール対応となっています。

サポート  
電話 フリーダイヤルではありません。通常の通話料金が必要です(大阪06)。平日の10:00〜18:00
メール 公式サイトのお問合わせフォームを利用します。契約後はコントロールパネル内のフォームを利用できます。原則24時間以内(営業日)の対応となっています。

支払い方法

支払い方法  
クレジットカード VISA / MasterCard / JCB / AmericanExpress
銀行振込 ジャパンネット銀行。振込手数料が必要です。
コンビニエンスストア セブンイレブン / ローソン / ファミリーマート / サークルKサンクス / ミニストップ / デイリーヤマザキ / セイコーマート

解約方法

管理パネルで手続きが可能です。

解約手続きを行っても有効期限までは継続利用できます。そのため途中解約による返金には対応していません。誤って解約手続きを行った場合、サポートに連絡することでキャンセルが可能です。

wpXレンタルサーバーまとめ

実際にレスポンス性能を測定すると汎用的なレンタルサーバーと比較して、圧倒的にウェブサイトのレスポンスが速いことが分かります。リバースプロキシによるキャッシュ機能や高性能ハードウェアの恩恵であり、WordPressサイトに限れば他レンタルサーバーの存在が無意味なほどの性能差があります。

軽快なWordPressサイトを運営する目的ならおすすめのレンタルサーバーです。他のWordPress専用サービスと異なり、メール機能に対応していることもおすすめのポイントです。また転送量制限の上限を超えても、他社のように従量制課金とならないため初心者にも安心です。

WordPressに特化したセキュリティ対策がしっかりしており、セキュリティ問題が生じてもいち早く対策機能を取り入れています。また、定期的にサービス(ハードウェア、ソフトウェア、仕様)が強化されていることもプラス要因であり、安心して継続利用できるサービスです。

無料のお試し期間が 14日間 もあるので、じっくりと試してみてはいかがでしょうか。


更新履歴  
2016年11月30日 PHP機能拡張、コマンドとライブラリを修正しました。
2016年07月20日 レビューを大幅に修正しました。
2016年01月08日 PHPのバージョンを追記しました。
2015年08月28日 ウェブメーラーが新しくなりました。
2015年07月30日 php.ini、htaccess、PHP関数の制限が大幅に緩和されました。
2015年07月03日 自動バックアップ機能の仕様が変更されました。

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スペック

1件のプランがあります
プラン レンタルサーバー
お試し期間14日間のお試し期間があります。
初期費用5,000円
標準月額1,200円
ディスク容量30GB
WordPress数10個
MySQL10個
転送量制限1,500GB/月
訪問者数
ページビュー
マルチドメイン10個
サービスドメイン1個
共用SSL
専用SSL
cron
SSH
アクセスログ
エラーログ
FTP
FTPS
SFTP
WebDAV