フレンドサーバーは他のレンタルサーバーのように、契約後すぐにWebサーバーとして動作しません。コントロールパネルに 「Parallels Plesk」 を採用しているレンタルサーバーに共通していますが、契約後にいくつかの設定が必要となります。
これらの作業は契約時に登録した独自ドメイン (契約ドメイン) で必要な作業です。ここでは例として、契約ドメインを「example.com」として説明します。
とりあえず、WordPressを動作させるまでの手順を紹介しましょう。
新しいコントロールパネル(デザイン)に対応した記事があります。
サーバーへの契約ドメインの登録は完了していますが、そのドメインに関する他の設定は何も行われていません。つまり、初期状態のままWebブラウザで独自ドメインにアクセスしても、コンテンツは何も表示されません。
まず、Webサーバー(ウェブサイトホスティング)機能を有効にする必要があります。
間違いがなければ 「OK」 をクリックします。これで契約ドメインでWebサイトにアクセス可能となります。
フレンドサーバーは、PHPやPerl、Pythonに対応していますが、初期設定では 無効 となっています。そのため、WordPressを利用するにはPHPを有効にする必要があります。
先程の続きです。
PHPの動作設定を行います。
必要に応じて他の設定も有効にします。間違いがなければ 「OK」 をクリックします。
これでPHPが動作するようになりました。
新しいコントロールパネル(デザイン)に対応した記事があります。
フレンドサーバーはWordPressの 自動インストール機能 に対応しています。こだわりがなければ、この機能を使うと良いでしょう。
先程の続きです。
WordPressをインストールしたいドメインの 「アプリケーションをインストール」 をクリックします。
2種類 のインストール方法が用意されています。ここからの作業は 最後まで読んでから 実行してください。
特に 「インストール」 (自動インストール)を選択すると、確認画面もなく即座にインストールが実行されてしまいます。
まさに 「ワンクリック」 インストールです。「インストール」を選択すると、すぐにインストール完了画面が表示されます。この時点でWordPressが利用可能となっています。
アカウントからデータベースの生成まで、全ての設定が自動的に行われます。
自動インストールを利用すると表示言語が 「英語」 となります。WordPressは多言語対応なので、インストール後にダッシュボードで表示言語を変更することができます。
メニュー「Settings」の「General」を選択します。「Site Language」を「日本語」に変更します。「Save Changes」をクリックすると、見た目が日本語に変わります。
「インストール(カスタム)」 を選択すると、カスタムインストールとなります。
「ライセンス条項に同意します」 を選択して、 「次へ」 をクリックします。
ほぼ全ての設定をカスタマイズ可能です。
WordPressをインストールするディレクトリを指定できます。インストールディレクトリについては、以下の記事をご覧下さい。
WordPressをインストールするディレクトリはどこがよいのか?
全ての設定を終えたら、 「インストール」 をクリックします。
WordPressインストール時に設定するデータベースのテーブル接頭辞とは?
インストールに成功するとこの画面が表示されます。失敗しても修正箇所が分かりやすく提示されるので、上手くいかなくても何度かトライしてみましょう。
「Administrative interface」 をクリックすると、WordPressのダッシュボードが開きます。コントロールパネルからアクセスする場合、ログイン手続きは不要です。
自動インストールと異なり、インターフェース言語を「日本語」としたので、最初から日本語表示となります。
更新履歴 | |
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2015年9月22日 | PHPの設定説明を修正しました。 |