レンタルサーバーの基礎知識

レンタルサーバー(ホスティングサーバーとも言う)とは、レンタルサーバー事業者(ホスティングサービスプロバイダ)が提供するサーバーのことです。一般的なレンタルサーバーである 共用サーバー であれば、Webサーバー、FTPサーバー、Mailサーバーなどを簡単に利用することができます。

もし、ユーザーが自宅でサーバーを運用するなら、以下の対応が必要です。

  • サーバーやルーターなどのハードウェア
    • 多くのアクセスに対応するのであれば、高スペックのハードウェアが必要になります。
  • ドメインとダイナミックDNS
    • インターネットプロバイダによっては、専用回線(IPアドレス固定)サービスもありますが、レンタルサーバー料金より高価です。
  • インターネット回線
    • プロバイダによってはサーバー設置を不可としていることもあります。
  • セキュリティ対策等のメンテナンス
  • 電気料金や通信費

全てに責任をもって運用する必要があり、高度な知識が必要となります。また、常時安定したサービスを目指すなら365日24時間の監視が必要となり、維持費や労力を考慮するとレンタルサーバーが圧倒的に便利でお得です。

共用サーバー以外に、 専用サーバーVPSクラウドサーバー などもあり、それぞれ特徴があります。特徴については下記のページを参考にしてください。

他にも ハウジング というサービスもあります。一般ユーザーが利用することは希ですが、企業などがサーバーを用意して、iDC(データセンター)で稼働させるサービスです。つまり、安定したネットワーク(バックボーン)と電源を利用することになります。365日24時間監視サービスなど、様々なオプションサービスがあります。

例えば、テストなどは自社で行い実稼働のタイミングで、機材をデータセンターにそのまま持ち込むといった利用も可能です。

多くのレンタルサーバーは他社のデータセンターを利用しています。例えば、エックスサーバーやミニバードはさくらインターネットのデータセンターを利用しています。