Z.com はサービスの提供を終了しました。
この記事を作成した時点では、「登録実績1200万件」となっています。お気づきの方もいると思いますが、お名前.comの公式サイトにも同じフレーズがあり、元は同じサービスであることがわかります。どちらもGMOのサービスなので、当然といえば当然ですね。
もし、Z.comのレンタルサーバーを利用しているのであれば、独自ドメインとサーバーを一括管理できるため便利です。登録料金はキャンペーンの有無により異なりますが、更新料金はお名前.comと同じです。仕様的に大きく変わらないため、好みで選択すると良いでしょう。複数のドメインや他のレンタルサーバーも利用しているなら、お名前.comでまとめて管理するとよいかもしれません。
ドメインを登録するにはZ.comのアカウントが必要です。このアカウント一つで、レンタルサーバー等もまとめて管理することができます。
それでは、アカウントを作成してみましょう。有効なメールアドレスがあれば簡単に作成できます。
新規登録画面が表示されます。
「メールアドレス」 と 「パスワード」 を入力します。
どちらもアカウント作成後に変更可能です。パスワードは忘れないようにメモしておきましょう。
「会員登録」 をクリックします。
メールアドレスが正しければ、すぐに 「Z.com ご登録ありがとうございます」というメールが届きます。メールには自動的に割り当てられたZ.comの アカウントID が記載されています。このアカウントIDをサービスで利用することはありませんが、サポートを受けるときに必要となるのでメモに控えておきましょう。
この段階でアカウントが作成されており、コントロールパネルにログイン可能となります。それでは、ユーザー情報の登録に進みましょう。
ユーザー情報を登録する画面が表示されます。
他にも、ログイン情報、ソーシャルログイン設定、表示設定などがありますが、まだ操作する必要はありません。
氏名、性別、生年月日、住所、電話番号など、 必須 となっている箇所を入力します。
ここで重要となるのは、 電話番号 です。「保存」をクリックすると本人確認のために 電話認証 が行われます。認証方法は以下の2種類です。
スマートフォンやフィーチャーフォンであればSMSで良いでしょう。SMSを利用できない固定電話であれば、電話認証を利用します。
ここではSMSについて説明します。
「SMS認証」 を選択します。
電話番号が正しければ、送信をクリックします。
すぐに4桁の認証コードが記載された、以下のようなメッセージが届きます。
SMS AuthorizationNumber 9999
認証コードを入力して、送信をクリックします。
これで、Z.comのアカウントを作成する作業は終了です。
続けて独自ドメインを登録してみましょう。
希望するドメイン名 (例 example.com) を入力します。トップレベルドメイン (.comや.netなど) は入力してもしなくても変わりません。example とだけ入力しても結果は同じです。
ドメイン名は先着順 (いわゆる先願主義) なので、他の人や組織に登録されていると取得できません。どうやら example.com は誰も利用していないようです (実際には登録済みです)。
「example.com」 の右側にあるプラスボタンをクリックします。
カートに example.com
が追加されました。それでは、支払い手続きに進みましょう。「カートの詳細を見る」をクリックします。
もちろん、複数のドメインをまとめて登録することもできます。
以下の例を参考に契約者情報を入力してください。GMO本社の住所を参考例とします。
登録情報 | |
---|---|
名 (ローマ字) | Taro |
性 (ローマ字) | Zettocom |
会社名 (ローマ字) | 個人用途なら不要 |
国 | Japan |
番地/町村 (ローマ字) | 26-1 Sakuragaoka-cho |
建物名 (ローマ字) | Cerulean Tower |
市区 (ローマ字) | Shibuya-ku |
郵便番号 | 150-8512 |
都道府県 | Tokyo |
電話番号 | +81 3-xxxx-xxxx (03の0を除いた番号、携帯電話も同様) |
ドメインを登録すると、所有者に関する情報 (Whois情報) の公開が義務づけられます。そのため公開用の情報を登録する必要があります。虚偽の情報を登録した場合、ドメインの所有権を失う可能性があるため正確に登録するようにしましょう。
「公開される」となると不安に感じるかもしれませんが、Z.comには「Whois代理公開」というサービスがあるため、初期状態であなたの情報が公開されることは決してありません。
入力を終えたら「次へ」をクリックします。
Z.comでは クレジットカード と チャージ方式 の2種類の支払い方法を選択できます。クレジットカードの説明は不要ですね。チャージ方式は、いわゆるプリペイド(前払い式)タイプとなっており、Z.comに予め入金しておくことで、各種サービスに利用できます。
チャージ手段は複数用意されています。
支払い方法 | |
---|---|
クレジットカード | MasterCard / VISA / JCB / DISCOVER |
銀行決済 (ペイジー) | インターネットバンキング / ATM |
コンビニ | ローソン / ファミリーマート / サークルKサンクス / ミニストップ / デイリーヤマザキ / スリーエフ / セイコーマート |
その他 | PayPal / Alipay |
ここでは「クレジットカード」を選択します。
カード情報を入力します。Z.com特有の項目はなく、一般的なショッピングサイトと変わりません。もし、そのカードをZ.comで再利用する予定があれば、アカウントに登録することもできます。
入力を終えたら、「決済」をクリックします。
問題なく手続きが完了すれば、この画面が表示されます。
それでは、ドメインが登録されているかを確認してみましょう。「My Z.comへ」をクリックします。
ドメインリストに登録したドメイン (example.com) が追加されます。ドメイン名をクリックしてみましょう。
ドメインの詳細情報が表示されます。ここで、各種ドメインの操作を行えます。
先ほど説明した「Whosi代理公開」が有効となっていることも確認できます。
本当に契約者情報が公開されていないかを確認しましょう。
お名前.comのWhois検索サービスを利用します。
不正利用防止のため画像の数字を入力します。登録したドメイン名を入力して検索をクリックします。
個人情報の代わりにZ.com (GMO) の情報が公開されていることが分かります。他のレジストラと同様に「Whois Privacy Protection Service by Z.com JP」と表示されていれば代理公開サービスが有効になっていることになります。