FUTOKA (フトカ) には自動インストール機能があるため、基本的には手動でWordPressをインストールする必要はありません。もし、最初から最新バージョンをインストールする必要があったり、データベース名やユーザー名を任意に決めたい場合は、手動でインストールすることもできます。
インストール手順は以下の通りです。
データベース名を入力します。データベース名は サーバーID_任意の文字列
となります。例えば、example.futoka.jp
で契約している場合、example_任意の文字列
となります。
ここでは、WordPress用のデータベースなのでexample_wp
とします。
MySQLの追加(確認) をクリックします。
確認画面が表示されるので、間違いがなければ MySQLデータベースの追加(確定) をクリックします。
新しいデータベース (example_wp) が追加されました。
データベース一覧に戻ると、新しいデータベース (example_wp) が追加されていることが分かります。
アクセス権所有ユーザが「ユーザーが存在しません」となっており、追加したデータベースにアクセス可能なユーザーがいないことが分かります。新しいユーザーを追加し、データベース (example_wp) に設定する必要があります。
もちろん既存のユーザーを設定することもでき、この例であれば、すでに存在するexample_1
を利用することもできます。
関連メニューの MySQLユーザの追加 をクリックします。
MySQLユーザIDとパスワードを入力します。ユーザIDはデータベース名と同様に、サーバーID_任意の文字列
となります。この例では example_任意の文字列
となります。
ユーザIDとパスワードはWordPressのインストールに必要なので、メモをとっておきましょう。
MySQLユーザの追加(確認) をクリックします。
確認画面が表示されるので、間違いがなければ MySQLユーザーの追加(確定) をクリックします。
ユーザ (example_2) が追加されました。
WordPress用データベースexample_wp
にアクセス可能なユーザーを追加します。先ほど作成したユーザー(example_2)を選択し、 追加 をクリックします。
ユーザー (example_2) に対する、データベース (example_wp) へのアクセス権を設定します。後からでも変更可能なので、ここでは すべて選択 をクリックします。
アクセス権の追加(確認) をクリックします。
確認画面が表示されるので、 アクセス権の追加(確定) をクリックします。
これまでの作業により、WordPress用データベース (example_wp)が作成され、それにアクセス可能なユーザー (example_2) が登録されました。このデータベースを利用してWordPressをインストールします。
ここでは、http://example.com/wp/
でWordPressサイトが開くようにしましょう。インストールディレクトリについては以下の記事も参考にしてください。
予めサーバーパネルで独自ドメイン example.com
を登録しておきます。登録方法はレビューを参考にしてください。
サーバーパネルでexample.com
を登録すると、ディレクトリ/public_html/example.com
が生成され、http://example.com/
のドキュメントルートとなります。
次に、WordPressの公式サイトからZIPファイルをダウンロードします。ZIPファイルを展開するとwordpress
というフォルダが生成されます。フォルダ名をwp
に変更して/public_html/example.com
にアップロードします。
様々な方法がありますが、ローカルPCで展開・名称変更してからFTPクライアントでアップロードするのが簡単でしょう。FUTOKAはSSHも利用できるので、サーバー上で直接ダウンロードすることもできます。
ここからの作業は一般的なWordPressのインストールとなり、FUTOKAとは無関係な作業です。
http://example.com/wp/
にアクセスすると、インストール画面が表示されます。
example_wp
、ユーザー名:example_2
となります。localhost
です。wp_
のままで構いません。送信 をクリックします。
全ての項目は、ダッシュボードで変更可能です。
WordPressをインストール をクリックします。
これでインストールが完了しました。先ほど入力したユーザー名とパスワードでダッシュボードにログインできます。