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レンタルサーバーを契約するときの目安の1つに速度や安定性があります。いくら低料金でもレスポンスが悪ければ意味がありません。そこで、ロリポップ!の性能等を評価してみました。
測定に利用したプランは ロリポプラン です。
測定内容については、下記のページを参考にしてください。
2014年12月22日から2015年1月21日の 30日間
サーバー(データセンター)の所在地については、下記のページを参考にしてください。
実環境に近い自宅からの測定と安定しているデータセンターからの測定となります。自宅のネットワークは、関西圏でよく利用されているeo光100Mタイプ、ルーターと測定用サーバーとの接続は有線です。
eo光/K-Opticomのデータセンターは、梅田北、心斎橋、梅田にあるようです。
測定はCronによる5分間隔、その都度2回実行。30日間で計 17,376回 となります。ただし、何かしらの原因でCronが実行されていないことがあるので、計測数は若干少なくなっています。
グラフに利用するデータは、10秒以上の結果を省いています。10秒以上の結果を含めると、他のデータへの影響が大きくばらつきが大きくなるためです。また、何かしらのトラブルやタイミングの問題も考えられ、普段の利用シーンであればリロードするであろうと考えたためです。10秒以上のデータについては、測定結果の表を確認してください。
動的サイト | 静的サイト | |
---|---|---|
測定回数 | 17,366 | 17,366 |
測定失敗 | 0.02%(4) | 0%(0) |
3秒以上 | 8.27%(1436) | 0.93%(161) |
10秒以上 | 0.61%(106) | 0.03%(6) |
平均時間(秒) | 2.03 | 1.13 |
ばらつき(秒) | 0.95 | 0.50 |
動的サイト | 静的サイト | |
---|---|---|
測定回数 | 17,374 | 17,372 |
測定失敗 | 0.006%(4) | 0%(0) |
3秒以上 | 9.28%(1612) | 0.67%(117) |
10秒以上 | 0.66%(114) | 0.03%(5) |
平均時間(秒) | 1.92 | 0.71 |
ばらつき(秒) | 1.02 | 0.41 |
平均時間だけを見れば、3秒以内に収まっており優秀といえます。ただし、動的サイト(WordPress)だと、ばらつきの大きさが気になります。また、夜間にピークを迎えるようで、確実にレスポンスが悪くなる傾向にあります。
静的サイトであれば、ばらつきも少なく安定しているため、スクリプトやデータベース処理がボトルネックになっているのは間違いありません。
年末年始あたりは、インターネット利用者が減るためか安定していますが、後半になると徐々にレスポンスが悪くなっているようです。一カ所からの測定であれば、アクセス元のトラブルも考えられますが、二カ所とも同様の傾向にあるので、やはりロリポップ!の夜間帯はレスポンスが悪くなる傾向にあるようです。