エックスサーバー社が提供していた wpXレンタルサーバー と wpXクラウド の後継サービスとなっており、WordPressによるWebサイトの運用に特化したサービスです。 旧サービスはハイスペックなハードウェアを採用していましたが、本サービスでもそれを大きく上回るスペックとなっており、より快適なサービスとなっています。
旧クラウドでは「メール機能がない」「1契約につき1WordPress」、旧レンタルサーバーでは「10WordPressまで」「やや高額な初期費用」という、どちらを契約するかを悩むサービスでしたが、wpX Speed はこれらの良い部分を統合することで大きく改善されています。
WordPressに特化しているため、一般的な共用サーバーと比べて機能的なデメリットもありますが、ユーザーを待たせない、とにかくレスポンス性能の高いWordPressサイトの運営を望むなら最初に検討するべきサービスのひとつです。
メリットは「圧倒的なレスポンス性能」です。 極論ですがこのメリットが不要なら、あえてこのサービスを選択する必要はありません。
デメリットは一般的な共用レンタルサーバーと比較していくつかの機能が制限されていることです。
レスポンス性能を維持するために、サーバーに負荷のかかる余計な機能を制限しています。 本サービスを選択する際には、これらを許容できるかを検討する必要があります。
プラン間の差は非常に分かりやすく、上位プランほどハードウェアと転送量のスペックが向上します。 どのプランであってもWordPressのインストール数に制限はありません。
W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 | |
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SSD | 200GB | 300GB | 400GB | 500GB | 700GB | 1TB | 1TB |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB | 12GB | 24GB | 38GB | 56GB |
CPU | 2コア | 3コア | 4コア | 5コア | 7コア | 10コア | 12コア |
MySQL容量 | 1GB/WP | 2GB/WP | 3GB/WP | 4GB/WP | 5GB/WP | 6GB/WP | 10GB/WP |
転送量 | 2.5TB/月 | 3.0TB/月 | 3.5TB/月 | 4.0TB/月 | 4.5TB/月 | 5.0TB/月 | 5.5TB/月 |
いつでも即時プラン変更が可能なので、契約時は最も安いW1プランを選択し、負荷に応じて上位プランへ変更すると無駄な費用が発生しません。 負荷についてはコントロールパネルの「リソース利用状況」で確認できます。
W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 | |
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初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
時間単位 | 2円/時間 | 4円/時間 | 8円/時間 | 16円/時間 | 42円/時間 | 70円/時間 | 112円/時間 |
月額上限 | 1,200円/月 | 2,400円/月 | 4,800円/月 | 10,000円/月 | 30,000円/月 | 50,000円/月 | 80,000円/月 |
時間課金のみで仮計算 | 1,440円/月 | 2,880円/月 | 5,760円/月 | 11,520円/月 | 30,240円/月 | 50,400円/月 | 80,640円/月 |
時間単位の課金(時間課金)と月額上限との2種類の料金体系が適用されます。 最初は利用時間に応じて課金され、プランの月額上限に達するとそれ以降の支払金額は変わりません。 一般的なクラウドサービスのように青天井に課金されるわけではないので安心です。 後述する自動プランアップを設定しなければ、どれだけ利用しても支払うのは月額上限までとなります。
一時的にサーバーを停止する機能はないため、実質的には月額上限での支払いとなります。 実際に時間課金のみで計算するとわかりますが、30日間分を時間課金としてもそれほど高額になる訳ではありません。 さらに上位プランになるほど、その差は小さくなります。
この料金体系のメリットは、月途中のオートスケール時(自動プランアップ)に無駄な料金が発生しないことでしょう。 例えば…
W1: 1日-15日 2円x15日x24時間 = 720円
W3: 16日-30日 8円x15日x24時間 = 2,880円
計: 720 + 2,880 = 3,600円/月
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W3: 1日-30日 8x30日x24時間 = 5,760円
計: 5,760円/月
もし最初からW3プランなら上限月額を超えているため、上限である4,800円が支払額となります。 月の途中で切り替えるた場合、上の例なら時間課金内で収まるため支払額は3,600円となります。
お試し期間はありません が、W1プランを1週間利用しても336円です。 初期費用がなくいつでも解約できるので気軽に試すことはできます。
公式サイトでは以下のように説明されています。
サーバーは電源システムや空調/防火システムを備えた、国内大手のデータセンターで365日24時間監視下に置かれています
「管理パネル」という名称のコントロールパネルが提供され、このWebページにログインすることで様々な操作を行えます。 「サーバー管理」と「契約管理」に分かれており、サーバー管理ではWordPress、ドメイン、サーバー設定、メール関連の操作を行います。 契約管理では、プラン変更や決済関連、解約などの操作を行います。 一般的なレンタルサーバーと異なりWordPressに特化しているため、非常にシンプルです。
W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 | |
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転送量制限 | 2.5TB/月 | 3.0TB/月 | 3.5TB/月 | 4.0TB/月 | 4.5TB/月 | 5.0TB/月 | 5.5TB/月 |
転送量制限とは一月あたりのデータ転送量の上限です。 あくまでも目安ですが、この範囲内であれば安定した運用が可能ということになります。 上位プランほど余裕がありますが、個人向けエックスサーバーのX30、ビジネス向けのB30が6TB/月(200GB/日)なので、驚くほど優れているわけではありません。
世界中のWebサイトを調査しているHTTP Archiveによると、WordPressベースで運用されるWebページのサイズは 2.4MB (中央値、2020年5月)となっています。
この数値で計算すると最も安いW1プラン(2.5TB/月)でさえ、単純計算で 約1,000,000/月 のアクセスが許容されます。 さらにブラウザにはキャッシュ機能があるため、これよりはるかに多くのアクセスに耐えます。 よほど大規模なサイトでなければ必要十分な仕様です。
全プランで無料の独自ドメイン「Let's Encrypt」に対応しています。 他社のサービスでも幅広く利用されているSSLサーバー証明書なので、無料とはいえ必要十分なものです。 自動更新(90日ごと)に対応しているため、ユーザーが証明書の存在を意識する必要はありません。
他社で取得した証明書の持ち込みができず、他証明書の有料オプションもないため、「サイトシール対応」「企業認証」「EV認証」などを利用することはできません。
全プラン | |
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マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
日本語ドメイン | ○ (punycode) |
仕様では無制限となっていますが、インストールしたWordPressの数だけドメインが設定可能という意味です。 つまり、インストール可能なWordPressが無制限となっているので、ドメインも無制限となります。
同サービスのオプションで独自ドメインを取得・管理できますが、ドメイン専門サービスと比較すると割高です。 他社で取得したドメインを利用できるので、ムームードメインなどの維持費が安いドメインを利用すると維持費を節約できます。
サーバーID.wpx.jp
が割り当てられます。このドメインでサイトを公開することもできますが、契約期間のみ有効なのでテスト等の用途に限定されるでしょう。サブドメインは設定できません。W1 | W2 | W3 | W4 | W5 | W6 | W7 | |
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データベース | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量 | 1GB/WP | 2GB/WP | 3GB/WP | 4GB/WP | 5GB/WP | 6GB/WP | 10GB/WP |
こちらもドメインと同様に、インストールされたWordPressの数がそのままデータベース数となります。 データベースはインストール時に自動的に作成されるため、ユーザーが自由に追加することはできません。
テーブルの追加は可能なので、独自にコンテンツに必要なデータを管理する場合は、WordPressと同じデータベースを共有します。 その場合は「wp-config.php」にあるデータベース情報を確認することで、アクセスに必要な情報を取得できます。
MySQL | 操作にはphpMyAdminを利用します。 |
SQLite | ○ |
PostgreSQL | × |
全プラン | |
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アカウント | 無制限 |
こちらもWordPress数がアカウント数となり、WordPress一つにつき一つのアカウントが自動的に設定されます。 そのため一般的なレンタルサーバーのように一つのアカウントで、全てのサイトのデータを横断的に操作することはできません。 こちらもアカウントを追加することはできません。
標準では /wp-content
が接続先となりますが、設定により接続先をインストールディレクトリ /public_html
に変更できます。
ファイルやディレクトリを操作するためのファイルマネージャ(ウェブアプリ)を標準装備しています。 必要最低限の機能のみとなっており、FTPクライアントが手元にないときの緊急時用となるでしょう。
アクセス制限 | 国内ネットワークからのFTP接続のみ許可できます。 |
非対応 | SFTP / WebDAV / SCP |
少し気になる点は非公開領域が存在しないことです。 例えばエックスサーバーのように公開ディレクトリより上位ディレクトリへアクセスできなため、公開したくないデータを保存するなら.htaccess等によるアクセス制限、または、データベースに保存して管理する必要があります。
全プラン | |
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アカウント | 無制限 |
容量 | 5,000MB/アカウント |
送信制限 | 1,000通/日 |
受信制限 | 無制限 |
メールサイズ | 送受信 100MB/通 |
全プランでアカウントを 無制限 に発行できます。 標準的なプロトコルに対応しているので、どのような用途でも困ることはないでしょう。IMAPに対応しているため、複数のデバイスでメールを簡単に管理できます。
POP | SSL/TLS、STARTTLS |
IMAP | SSL/TLS、STARTTLS |
SMTP | SSL/TLS、STARTTLS、SMTP-AUTH, サブミッションポート:587 |
その他の機能は以下の通りです。
振り分け転送/メールフィルタ | キーワードに一致(含む)するメールを任意のアドレスへ転送、または削除できます。「宛先、送信者、件名、本文、ヘッダー」を対象にできます。複数(最大3つ)の条件を設定できます。 |
転送機能 | 受信メールを他のアドレス(複数可)へ転送できます。その際、メールを残すか削除するかを設定できます。 |
スパムフィルター設定 | スパム検知プログラムの設定が行えます。有効にすると、スパムとして検知されたメールの件名に[SPAM]という文字列が付与されます。SpamAssassinを採用。 |
ホワイトリスト/ブラックリスト | ホワイトリストに登録したアドレスはスパムとして検知されません。ブラックリストに登録したアドレスはスパム扱いとなります。 |
自動応答 | 指定メールアドレスにメールが届いた際、あらかじめ用意した定型文を送信者に自動的に返信できます。 |
Webメール | Roundcubeを採用しています。このメーラーはスマートフォンなどのモバイル端末に最適化されているため、デバイスを問わず快適に利用できます。 |
メールサーバー | Postfix |
非対応 | メーリングリスト、メールマガジン、キャッチオール |
PHP 7系 のみサポートされており、動作をPHP-FPM(推奨)とFastCGIとで切り替えることができます。
動作モード切替 | PHP-FPM(FastCGI Process Manager)とFastCGIとの切り替え。PHP-FPMの場合はphp.iniではなく.user.iniを使う必要があります。 |
PHP制限 | 下記PHP関数の使用を制限できます。 dl / backtick_operator / shell_exec / exec / system / passthru / popen /proc _open / pcntl_ exec / phpinfo / fsockopen / pfsockopen / stream_socket_client |
PHP | 7.4.x/ 7.3.x / 7.2.x |
Python | 未確認 |
Perl | 未確認 |
Ruby | 未確認 |
SSI | 未確認 |
直近のエラーログ(PHPのエラーを含む)をドメイン毎に最大10,000行まで表示できます。 ただし、エラーログは毎日クリアされるため、確認できるのは当日分のみです。
残念ながらアクセスログ、アクセス解析機能はありません。
標準で 自動バックアップ機能 に対応しています。 1日1回、深夜から早朝にかけて実行されます。 過去7日分までのデータが保持されており、指定日のデータで復元できます。
バックアップ対象 | データ取得(復元) |
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WordPressデータ | 無料。バックアップ日を指定して復元できます。 |
MySQLデータ | 無料。バックアップ日を指定して復元できます。また、データをダウンロードできます。 |
メールデータ | 有料(5,000円/回)。指定日のデータをダウンロードできます。 |
MySQLデータについては「エクスポート機能」による、手動でのバックアップも可能です。 また、インポート機能もあるため、エクスポート時の状態に戻すことができます。
wpXの特徴的な機能の一つとなっており、リソース(CPUなど)の使用状況に応じて上位プランへ自動的かつ段階的に移行できます。 負荷によるレスポンス低下が許されないサイト運営であれば、これを有効にしておくことで安定したサービスを継続して提供できます。
以下の条件がプラン移行のトリガーとして設定できます。
「メール通知」と「自動プランアップ」を設定でき、条件に当てはまった場合は実行されます。 自動プランアップについては、自動移行するプランの上限を指定できるので、予算に応じた設定が可能です。
プランアップすると、上位プランの月額上限が適用されます。例えば…
W1: 1日-15日 2円/時間x15日x24時間 = 750円
W2: 16日-30日 4円/時間x15日x24時間 = 1,500円
合計 750 + 1,500 = 2,250円
W1の月額上限は 1,200円/月
ですが、プランアップした時点でW2の 2,400円/月
が適用されます。
この例ではW2の上限に達していないため、時間課金のみの 2,250円
が支払額となります。
W1: 1日-8日 2円/時間x8日x24時間 = 384円
W2: 9日-30日 4円/時間x22日x24時間 = 2,112円
合計 384 + 2,112 = 2,496円
時間課金だと 2,496円
ですがW2の月額上限が適用されるので、支払額は 2,400円
となります
W1: 1日-10日 2円時間x10日x24時間 = 480円
W3: 11日-20日 8円時間x10日x24時間 = 1,920円
W1: 21日-30日 2円時間x10日x24時間 = 480円
合計 480円 + 1,920円 + 480円 = 2,880円
少し特殊な例ですが、月途中にアクセス急増によるプランアップ、そして落ち着いた段階で元に戻した場合です。
W3にプランアップした時点で当月の月額上限は 4,800円/月
となりすが、この場合は時間課金の料金が優先されるため支払額は 2,880円
となります。
つまり、月額上限は当月に設定した最上位プランが適用され、支払額は時間課金と比較して低い方になります。
wpX Speedは以下の高速化機能を備えています。
HTTPS通信において表示速度を向上させる新しい通信プロトコルです。 複数のリクエストを並列処理する仕組みにより、多くの画像やJavascript、CSSからなるWebサイトでより高い効果を発揮します。 Webサイトの修正は不要かつSSL(標準のLet's Encrypt)を有効にするだけなので、誰でも手軽に表示速度を改善できます。
「リバースプロキシ」によるキャッシュ機能があります。 これはPHPが生成したコンテンツを一時的にキャッシュ(保存)し、 次回アクセス時にそのキャッシュデータを用いることで表示速度を高速化する機能です。 基本的に有効となっており不具合が起きない限りユーザーが意識する必要はありません。
多彩なキャッシュ設定を備えており、特定のページのみキャッシュ対象から外すことも可能です。「キャッシュ設定」で設定可能な項目は以下の通りです。
一般キャッシュ時間 | トップページや個別記事ページなど通常アクセスが行われるページのキャッシュ時間(分単位) |
静的ファイルのキャッシュ時間 | 画像や動画など静的ファイルに対するキャッシュ時間 avi、bmp、bz2、css、eof、flac、flv、gif、gz、ico、jpeg、jpg、js、mkv、mp3、mp4、mpeg、ogg、otf、pdf、png、rar、rtf、svg、swf、tar、tgz、ttf、txt、wav、webm、webp、wma、wmv、woff、woff2、zip、これら以外もユーザーが追加できます。 |
404ページのキャッシュ時間 | 存在しないページ(404)のキャッシュ時間 |
スマートフォンのキャッシュ設定 | PCからのアクセスとスマートフォンからのアクセスを区別してキャッシュします。 スマートフォンを判定するためのユーザーエージェントを自由に追加できます。 |
Cookieによる対象除外 | Cookieに設定した値が存在する場合、キャッシュから除外する。 |
ファイルパスによる対象除外 | キャッシュの対象外とするURLのパスの設定 |
ユーザーエージェントによる対象除外 | キャッシュの対象外とするユーザーエージェントの設定 |
訪問者のブラウザ側でのキャッシュ利用を指示するレスポンスヘッダ(Expires, Cache-Controlヘッダ)の出力を付加します。 同一ファイルへの再アクセス時にはブラウザ側のキャッシュファイルが読み込まれるため、表示速度の向上や転送量の軽減となります
WordPressを安全に運用にするためのセキュリティ機能を標準装備しています。
機能 | 説明 |
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ダッシュボード アクセス制限 | ダッシュボードに対する国外IPアドレスからの接続を制限します。 |
ダッシュボード ログイン試行回数制限 | 短時間に連続してログイン処理(失敗)が行われた場合にアクセスを制限します。パスワード総当り(ブルートフォースアタック)による不正アクセスを防止します。 |
XML-PRC API アクセス制限 | ダッシュボード以外のアプリ等で外部からの投稿に利用される「XML-RPC WordPress API」に対する国外IPアドレスからの接続を制限します。 |
REST API アクセス制限 | 「REST API」に対する国外IPアドレスからの接続を制限します。 |
大量コメント・トラックバック制限 | 短時間に大量のコメントまたはトラックバックが実行されると、自動的に投稿を制限します。6時間後に自動解除されます。 |
国外IPアドレス コメント・トラックバック制限 | 国外IPアドレスからのコメント・トラックバックを制限します。 |
脆弱性を悪用した攻撃(不正アクセス)からWebサイトを保護します。
XSS(クロスサイトスクリプティング) | javascriptなどのスクリプトタグが埋め込まれたアクセスを検知 |
SQLインジェクション | SQL構文に該当する文字列が挿入されたアクセスを検知 |
ファイル不正アクセス | .htpasswd .htaccess httpd.conf等、サーバーに関連する設定ファイルが含まれたアクセスを検知 |
メールの不正送信 | to、cc、bcc等のメールヘッダーに関係する文字列を含んだアクセスを検知 |
コマンドアクセス/実行 | kill、ftp、mail、ping、ls 等コマンドに関連する文字列が含まれたアクセスを検知 |
PHP関数の脆弱性 | session、ファイル操作に関連する関数のほか脆弱性元になる可能性の高い関数の含まれたアクセスを検知 |
全プラン | |
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料金 | 無料 |
サイト数(ドメイン数) | 3 |
上限 | 75,000PV/月 |
書体メーカーとして有名な モリサワのWebフォント を 無料 で利用できます。 Webフォントは訪問者のブラウザにフォントデータをダウンロードしてWebサイトのテキストを表示する仕組みです。
訪問者のデバイスにない美しい文字(フォント)を手軽に表示できます。 さらにOSやデバイスが異なっていても同じ見た目で表示できることも大きなメリットです。
PVによる制限はありますが、上限を超えてもブラウザの標準フォントに戻るだけなので、サイトの表示に問題はおきません。
明朝体 | リュウミン R-KL / リュウミン B-KL / 黎ミン M / A1明朝 / しまなみ |
ゴシック体 | 新ゴ R / 新ゴ B / ゴシックMB101 B / 見出ゴMB31 / 中ゴシックBBB |
丸ゴシック体 | じゅん 201 / じゅん 501 / 新丸ゴ R / 秀英にじみ丸ゴ B |
デザイン書体 | 丸フォーク M / フォーク M / シネマレター / はるひ学園 / G2サンセリフ-B / 那欽 / 竹 B / ぶらっしゅ / トーキング / すずむし |
装飾書体 | 新ゴ シャドウ |
筆書体 | 教科書ICA M / 陸隷 / TB古印体 / さくらぎ蛍雪 |
UD書体 | TBUDゴシック R / TBUDゴシック E / UD新ゴ コンデンス90 L / UD新ゴ コンデンス90 M |
WordPressのマルチサイト化について制限があります。
example.jp/site1/
や example.jp/site2
など)のマルチサイトsite1.example.jp
や site2.example.jp
など)のマルチサイト対応 | mod_rewrite / .htaccess |
非対応 | cron、アクセスログ、アクセス解析、SSH |
原則、有償・無償を問わず契約者以外の第三者に、サーバーリソースの一部を貸与することは禁止されています。 ただし、下記条件を全て満たす場合は再販が許可されます。
原則禁止となっており、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、サービスの提供が停止されます。 ただし、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は可能です。
オートスケール設定(自動プランアップ)を使わなくても、必要に応じて上位・下位どちらのプランへも即座に移行できます。 ただし、下位プランへ移行するにはデータ容量を移行先のプランに収まるようにする必要があります。 自動プランアップされた場合も、同様の手続きで元のプランに戻すことができます。
メール | お問い合わせフォームまたはメール(support at wpx.ne.jp)を利用します。原則24時間以内に返信があります。受付は24時間365日対応です。 |
電話 | 土日祝を除く平日10:00-18:00。大阪(06)までの通話料が必要です。 |
サポートサイト | https://www.wpx.ne.jp/support/ |
毎月初めの自動引き落としとなっており、更新手続きは不要です。
クレジットカードとチャージ入金に対応しています。 チャージ入金はアカウントに任意の金額をチャージしておき、そこから引き落とされます。 入金忘れによるサイト停止を考えると、クレジットカードが安全で簡単です。
月初の引き落としに失敗した場合、サーバーが 凍結
されます。
当月の15日まで引き落としが行われ、入金が確認できた時点でサーバーの凍結が解除されます。
15日を過ぎても引き落としができない場合、サーバーが削除されます。
クレジットカード | VISA / MasterCard / JCB / AMERICAN EXPRESS |
デビットカード | VISA / MasterCard / JCB |
銀行振込 | ジャパンネット銀行(海外からの振込は不可) |
コンビニ決済 | セブンイレブン / ローソン / デイリーヤマザキ / ミニストップ / ファミリーマート / セイコーマート |
請求書 | PDFファイル形式でダウンロードできます。書面での発行には200円(税抜)の手数料が必要です。 |
受領書 | PDFファイル形式でダウンロードできます。 |
領収書 | 各カード会社の利用明細書、各銀行での振込の控え(振込明細)、各コンビニより発行される領収書(レシート)が、正式な領収書となります。 |
管理パネルから簡単に行えますが、 即座にアカウントが削除される ため気をつける必要があります。 データもすぐに削除されてしまい、キャンセルもできないため、解約時にはバックアップを取得しておく必要があります。
公式サイトに「WordPress表示速度No.1」とありますが、決して誇大広告ではありません。 実際に旧サービスでは当サイトでの速度測定において圧倒的なレスポンス性能を誇っており、本サービスではそれを上回るスペックとなっています。
やや制限が多い気もしますが、最新ハードウェアを採用しつつこの料金で提供できるのは、wpXだけではないでしょうか。 cronなどの負荷のかかる機能を省いているのは、リソースをレスポンスの高速化に割くためでしょう。 そう考えると良くも悪くも、表示速度のみを突き詰めた一点突破主義のサービスともいえます。