後方互換性のため、長らくSSL 3.0 によるSSL接続が提供されていましたが、セキュリティ強化を目的として、SSL 3.0 が無効化されます。
独自ドメインでSSL通信を利用するための「専用SSL」オプションにおいて、対応プロトコルに「TLS 1.2」「TLS 1.1」が追加されます。
情報を暗号化して送受信する仕組みであるSSLにおける通信プロトコルの最新版である TLS 1.2 にも対応することで、カード決済システムやスマートフォンアプリのSSL推奨環境を満たす最新の環境で「専用SSL」オプションを利用可能となります。
レンタルサーバーとしてはいち早くPHP7が導入されました。
PHP7 は、PHP5 に比べ2倍以上の実行速度を誇り、メモリ使用量が大幅に改善されたPHPの最新バージョンです。
XServerでは、モジュール版PHPと同等の処理能力を持つ動作方式「FastCGI」とキャッシュによる高速化と負荷軽減効果を持つPHPの拡張モジュール「OPcache」が標準で有効化されています。
PHP7では、「FastCGI」と「OPcache」は標準で有効(ON)となっており、無効にすることはできません。
PHP5.6が導入されました。PHP5.6 は、PHP5系統の最新メジャーバージョンです。
XServerでは、PHP5.6にモジュール版PHPと同等の処理能力を持つ動作方式「FastCGI」とキャッシュによる高速化と負荷軽減効果を持つPHPの拡張モジュール「OPcache」が標準で有効化されています。
あわせて、推奨するPHPバージョンを5.6に変更するとともに、5.4以下が非推奨となります。
継続して 5.4 以下のバージョンも利用可能ですが、5.6 以降のバージョンが推奨されます。
新規に追加設定されるドメインにおいて、初期状態のPHPのバージョンが 5.6 となります。
サーバーパネルの「PHP Ver.切替」にてドメインごとにPHPバージョンを変更可能です。
PHP5.6 では、以下の機能が標準で有効(ON)となり、無効にすることはできません。
オープンソースのECサイト構築システム「EC-CUBE」の開発元である株式会社ロックオンは、2015年11月13日、EC-CUBEのバージョン 2.11.0 ~ 2.13.4 に関して、セキュリティ上の問題(脆弱性)があることを公表しました。
どの方法であってもアップデート前には、各種データーのバックアップが推奨されます。
EC-CUBEのバージョンにより対応方法が異なります。
ロックオン社から、本件の対策が行われた最新バージョン『EC-CUBE 2.13.5』がリリースされています。詳細はEC-CUBEの公式ページをご覧ください。
エックスサーバーで提供されている メーリングリスト・メールマガジン 機能のバージョンアップが行われました。
このバージョンアップでは、管理パネルの機能が改善されます。
詳細は、以下の通りです。
サーバーパネルにログイン後、メール
-> メーリングリスト・メールマガジン
から利用できます。
バージョンアップ版を利用する場合、ユーザー自身でメーリングリスト・メールマガジンごとにアップデート版の適用作業が必要となります。
サーバーパネル内メール
-> メーリングリスト・メールマガジン
で、対象メーリングリスト・メールマガジンの「アップグレード」ボタンをクリックすると、アップデート版が適用されます。
2015年10月23日、EC-CUBEの開発元である株式会社ロックオンから、EC-CUBEのバージョン 2.11.0 ~ 2.13.3 に関して、セキュリティ上の問題(脆弱性)があることが公表されました。
クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
ロックオン社から、本件の対策が行われた最新バージョン『EC-CUBE 2.13.4』がリリースされています。
EC-CUBE ユーザーは、EC-CUBE 2.13.4へのアップデートが推奨されます。
EC-CUBE 2.13.4へのアップデートが困難な場合、下記ページを参考にしてください。
掲載文のまま転載しています。
このたびの大雨などにより、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当サービスでは、このたびの台風18号等による大雨にかかる災害救助法が適用された地域のお客様を対象に、特別措置を実施することといたしました。
詳細は以下をご参照ください。
2015年9月11日以前のお申し込みで、ご登録住所が平成27年台風第18号等による大雨にかかる災害救助法が適用された以下地域のお客様。
本件に関する詳細については、大変お手数ではございますが、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
弊社社員一同、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
エックスサーバーでは、独自SSLについて、「SNI SSL(ネームベース)」の導入によるサービス拡張とSSLの価格改定(一部の値下げ)、および新ブランドの提供を2015年9月16日(水)に実施します。
これにより、独自SSL証明書が年間1,000円からと安価に利用可能となります。
検索エンジンの最大手であるGoogleは、ユーザー保護の観点からウェブサイトがHTTPS(暗号化通信)であるかどうかを検索順位の評価対象にすると発表しており、WebサイトにおけるHTTPS対応の重要度は上がっています。
この機会に、独自SSLの利用を検討してはいかがでしょうか。
【1】SSL証明書のプランに「SNI SSL(ネームベース)」を追加
「SNI SSL」は、専用のIPアドレスが不要なSSL証明書のことで、独自SSLの申し込み時にプランとして選択可能となります。
※従来から提供されているSSL証明書は「IPアドレスベース」プランと呼びます。
【2】SSL証明書のブランドに「CoreSSL」「SecureCoreドメイン認証SSL」を追加
独自SSLにて選択可能なSSL証明書として、セキュアコア株式会社が提供する以下のブランドを追加します。
いずれも低価格でありながら、世界シェアNo.1のcomodo社を認証局に採用した、信頼性の高いSSL証明書です。
エックスサーバーが提供するSSL証明書の価格は、これまでSSL証明書とセットで必須となる専用IPアドレスの利用料との合算となっていました。
「SNI SSL」導入に伴い、専用IPアドレスが必須ではなくなるため、独自SSLの提供価格を「SSL証明書料」と「専用IPアドレス利用料」に分けることになります。
「SNI SSL」プランは初期費用が無料となるため、より手ごろな値段でSSL証明書を利用できます。また、「IPアドレスベース」プランについても一部の値下げが行われます。
改定後の価格は以下をご参照ください。
SNI SSL(ネームベース)プラン | <改定前> | <改定後> |
【初期設定費用】 | - | 0円/契約 |
CoreSSL | - | 1,000円/年 |
SecureCoreドメイン認証SSL | - | 9,000円/年 |
ラピッドSSL | - | 1,500円/年 |
ジオトラスト クイックSSLプレミア | - | 14,000円/年 |
IPアドレスベースプラン | <改定前> | <改定後> |
【初期設定費用】 | 10,000~14,500円/契約 | 8,000円/契約 |
【専用IPアドレス利用料】 | 6,000円/年 | 6,000円/年 |
CoreSSL | - | 1,000円/年 |
SecureCoreドメイン認証SSL | - | 9,000円/年 |
ラピッドSSL | 4,000円/年 | 1,500円/年 |
ジオトラスト クイックSSLプレミアム | 14,000円/年 | 14,000円/年 |
グローバルサイン クイック認証SSL | 14,000円/年 | 14,000円/年 |
※改定前の価格は改定前の「SSL証明書料」を専用IPアドレス利用料とSSL証明書料に分けた価格で表記しています。
※「SNI SSL(ネームベース)」プランはIPアドレスが不要ですので、「専用IPアドレス利用料」は発生いたしません。
※複数年契約される場合は、契約年数に応じて割引が適用されます。
※グローバルサイン クイック認証SSLにおいては、「SNI SSL(ネームベース)」プランをご利用いただけません。
新規インストールされる「WordPress」が最新版の「WordPress 4.3 日本語版」に対応しました。
※ 今後リリースされるWordPress 4.3 のセキュリティアップデートは、WordPressのインストール完了後に「自動バックグラウンド更新機能」による自動更新、または、WordPressの管理ページ(ダッシュボード)による手動更新で適用されます。
すでに設置済みのWordPressに対する自動的なアップデートは行われません。旧バージョンのWordPressを利用している場合、個別に最新版へのアップデートを行う必要があります。
WordPressの管理ページ(ダッシュボード)にて手動でのアップデートが可能です。サーバーパネル上からは行えませんのでご注意ください。
※ アップデートの前に必ず【現在のデータのバックアップ】をとった上でアップデートを行ってください。