hostingstock.netでは、自作の簡単なツールでレンタルサーバーのレスポンス測定を行っています。
紹介するツールの多くは短時間に多くのリクエストを発行しサーバーに高負荷をかけるものです。レンタルサーバーに利用すると他のユーザーに迷惑になりますし、DoS攻撃と勘違いされることもあります。最悪の場合、レンタルサーバー会社から利用停止の措置を受けるかもしれません。利用する場合は十分に注意してください。
随時、説明を追加していく予定です。macユーザーなので、WindowsやLinux等の説明はないかもしれません。
Apache HTTP serverと一緒にインストールされます。Macでは標準でインストールされています。また、WindowsでもXAMPPを利用していればab.exeがあるはずです。
ab -n 100 -c 10 http://www.example.com/
この設定であれば、同時に10個のコネクションを用いて、合計100回のリクエストを実行することになります。1コネクションあたり10リクエストとなります。他にもkeep-aliveを有効にするなど、様々なオプションがあります。
以下の結果を知ることができます。
macならHomebrewでインストールできます。
こちらもabと似たようなツールです。
httperf --server example.com --port 80 --uri /index.php --rate 5 --num-conns 400 --num-calls 2
上記の例は、1秒間に5コネクション、400コネクションまで測定。合計800リクエストのテストとなります。
以下の結果を知ることができます。
こちらもabと同じような結果を取得できます。
こちらもmacならHomebrewで簡単にインストールできます。
サンプルは以下の通りです。
weighttp -n 1000 -c 10 -k http://example.com/
同時に10個のコネクションを利用して1,000個のリクエストを実行します。
以下の結果を知ることができます。
上記2つよりも安定しているという記事もありますが、1年以上開発が停止していますね。
Javaで動作するGUIアプリケーションです。多機能でWebアプリケーション以外、データベースやFTPなどのテストにも利用できます。
家庭用回線とレンタルサーバーからの測定を行っているので、以下の様な理由となります。
ただし、ほとんど試していないので、安定かつ便利そうなら変更してみようとは思います。
Load Impactの様なWebサービスもありますが、海外サーバーからの測定になるので国内ユーザのアクセスを目的とした国内のレンタルサーバーの測定には不向きでしょう。日本のサーバー(Amazon)も選択できるようですが、趣味で使うには高すぎます。