GMO WP Cloud はサービスの提供を終了しました。
GMO WP CloudはWordPress専用のレンタルサーバーです。その名の通りお名前.comを運営する GMO が提供するサービスとなっており、2014年10月30日に開始された比較的新しいレンタルサーバーです。
月額900円のプラン1つのみ となっており、オプションでスペックを拡張します。例えば、初期のディスク容量は10GBですが、月額100円で10GB追加することができます。
SSDより高速なフラッシュストレージ Fusion-io ioDrive や、次世代Webサーバーと呼ばれる Nginx (エンジンエックス)を採用しています。超高速ストレージとNginxのキャッシュ機能により、一般的なレンタルサーバーより高速なレスポンス性能を実現しています。
WP Cloudで一つ注意する点は、 訪問者数(人)による従量課金制 と言うことです。初期費用無料で基本料金は月額900円と格安ですが、訪問者が多ければ多いほど、支払う料金が高くなります。とは言え、基本料金でも30,000人/月まで対応できます。
この訪問者数も 「24時間以内のユニークなIPアドレスの数」 なので、同じユーザーが一日に何度も訪問してきても「ひとり」です。同じ仕様のCOREPRESS Cloud(コアプレス・クラウド)では、30,000人をPV換算で90万PVとしています。そう考えると、かなり大規模なサイトであっても、基本料金内で十分に収まるでしょう。まぁ、90万PVはかなり甘い見積もりのような気もしますが。
訪問者が1,000人超過する毎に、100円/月が加算されます。つまり、訪問者数が 100,000人 であれば、70,000人超過となり、その超過分7,000円が基本料金に追加されます。
よく 「初心者にもお勧め」 の様な記事を見かけますが、自分のWebサイトの訪問者数を把握できていない初心者にはお勧めできません。
お勧めはできませんが、本当に初心者なら90万PV/月ものサイト運営は難しいでしょうから、最初から追加料金が発生することはないでしょう。訪問者数はコントロールパネルで確認できるので、30,000人を超えるようになってから、他のレンタルサーバーも含めて検討すれば良いでしょう。
WP Cloudに興味があるなら、 コアプレス・クラウド も確認してみましょう。仕様はほとんど変わりません。
クラウドタイプのWordPress専用レンタルサーバー COREPRESS Cloud
それでは、WP Cloudを使ってみましょう。
WP Cloudの公式サイトへアクセスします。 「無料トライアル お申込み」 をクリックします。
Webサイトにアクセスするための「サイトURL」とWordPressの「ユーザー名」を決定します。
下記の2種類から選択することができます。
ここでは、 レギュラープラン を選択します。支払月数は長期契約ほど、一月あたりの料金がお得になります。とりあえず1ヶ月契約にしておき、次回更新時に年間契約にするとよいかもしれません。
「サイトURL」「ユーザー名」「プラン」を決定したら、 「次へ」 をクリックします。
お名前.com のサイトに移動します。
勘の良い方なら気づいているかもしれませんね。WP Cloudとお名前.comのWordPress専用サーバーは全く同じものなので、お名前.comのサイトから登録しても大丈夫です。
ここでは、お名前.comを初めて利用するユーザーを前提に説明を進めます。
お名前.comレンタルサーバー のアカウントを作成します。
アカウント作成に必要な情報を登録します。
※ 個人契約で必須の項目のみ挙げています。法人契約なら「組織情報」の登録も必要です。
お試し期間の試用が目的であり、クレジットカード情報の登録に抵抗のある方は、支払い方法を「銀行振込」にすると良いでしょう。支払い方法は後から変更することができますが、初回の支払いはここで選択した方法となります。
間違いがなければ、 「次へ」 をクリックします。
申し込み内容に間違いがないかを確認します。お試し期間が適用されていれば、プランの項目が 「WPC-01プラン 10日無料トライアル・・・」 となっているはずです。
利用規約を確認し、問題がなければ 「上記規約・利用目的に同意し、サービスに申し込みます。」 にチェックを入れます。 「お申込み」 をクリックすると、手続きが完了します。
この画面が表示されれば、手続き完了です。すぐに会員ID等のアカウント情報が記載されたメールが届きます。この画面にある 会員ID をメモしておくと、万が一メールが届かなくても「サーバーNavi」にログインすることができます。
「サーバーNavi(契約管理画面)を開く」 をクリックすると、コントロールパネル(レンタルサーバー契約管理ツール サーバーNavi)に移動します。このサーバーNaviで支払い方法等の変更が可能です。
それでは早速WordPressのインストール作業に移りましょう。サーバーNaviのメニューにある 「ご契約サービス状況の確認」 をクリックします。すると、契約しているサービス一覧が表示されます。
申し込んだ「WPC-01プラン」の 「ログインする」 をクリックします。
WP Cloudのコントロールパネルが開きます。このコントロールパネルでWebサイトの管理を行うことができます。メニューの 「サイト」 をクリックすると、サブメニューが表示されます。申込時に設定した 「サブドメイン」 をクリックします。
すでにWordPressのインストールは終わっており、実は何もする必要はありません。すぐに操作することができ、すでに公開されているのでアクセスすることができます。
「サイトURL」 のURLをクリックするとWordPressサイトにアクセスすることができます。また、 「Live」 と書かれたアイコンをクリックすると、WordPressのダッシュボードにアクセスすることができます。 「WordPress初期ログイン情報」 にあるアカウントでダッシュボードにログインすることができます。