エックスサーバーに導入されている画像処理ライブラリ「ImageMagick」の脆弱性(CVE-2017-9098)についての通知がありました。
本脆弱性への対応のため2017年5月27日、緊急的に ImageMagick のセキュリティアップデート処理が実施され、これに伴い、一部機能の利用が制限されます。
PHP7.0、PHP5.6のアップデートが実施されます。
「PHP 7.1」が導入されました。 現在公式にリリースされているPHPの最新バージョン系統です。 PHP7.0同様、PHP5系統と比較し2倍以上の実行速度を誇るとともに、様々な機能が追加されています。
XSERVERでは、モジュール版PHPと同等の処理能力を持つ動作方式「FastCGI」とキャッシュによる高速化と負荷軽減効果を持つPHPの拡張モジュール「OPcache」を標準で備えます。 高性能なPHP7.1に加え、高速性を最大化させる環境により、さらに快適にWebサイトを運用することが可能です。
レンタルサーバー、ドメインの契約を自動で更新することができる「カード自動引き落し設定」が、より簡単に使えるように改善されました。
【1】インフォパネルのメニューに「カード自動更新設定」を追加されました
インフォパネルの『決済関連』カテゴリに「カード自動更新設定」メニューが追加されました。 自動更新に使用するクレジットカードの登録は「クレジットカード情報の登録」から、自動更新対象の選択は「カード自動更新設定」からそれぞれ行えます。 なお、このたびの変更に伴い、「料金のお支払い」メニューの「カード自動引き落とし設定」タブが削除されました。
【2】「クレジットカード決済画面」から自動更新の設定ができるようになりました。
レンタルサーバー、ドメインの料金をクレジットカードで支払いする場合、自動更新の設定が同時にできるようになりました。
エックスサーバーにおいて、Webブラウザ上からメールを送受信できる「WEBメール」機能について、スマートフォンやタブレットからでも快適に操作できるよう、デザインがリニューアルされました。
WEBメールはアプリのインストールや設定作業をすることなく、Webブラウザ上からログインするだけで、すぐにお手軽に利用できます。
利用環境の変化に伴う利用者の減少により、「携帯WEBメール」機能の提供が2017年 3月31日(金)に終了します。
なお、エックスサーバーでは、スマートフォンからも利用可能な「WEBメール」機能を提供しています。 スマートフォンからのメールの送受信に際しては、「WEBメール」機能の利用が推奨されます。
エックスサーバーにおいて、WordPressの「REST API」に対する国外IPアドレスからのアクセス可否を変更できる 「REST APIアクセス制限」機能が追加されました。
2017年2月7日、WordPressのセキュリティ対策として、WordPressの「REST API」に対する国外IPアドレスからのアクセスが制限されました。 「REST APIアクセス制限」機能により、この制限を解除することが可能です。
通常は制限を「有効(ON)」のまま運用することが強く推奨されますが、Webサイトコンテンツの表示などに影響が生じる場合に限り、制限の解除を検討する必要があります。
エックスサーバーにおいて、推奨するPHPバージョンが「7.0」に変更されました。
継続してPHP 5.6も利用できますが、今後はPHP 7.0が推奨されます。 また、新規に追加設定されるドメインにおいて、 初期PHPのバージョンが「7.0」に変更されます。
WordPressのバージョン「4.7」「4.7.1」に含まれるREST APIに緊急性の高いセキュリティ上の問題(脆弱性)が公表されています。
エックスサーバーにおいても、ユーザーが運用するWordPressサイトに対して、この脆弱性を突いた日本国外のIPアドレスを経由した不正なアクセスが確認されています。
エックスサーバーでは第三者によるコンテンツの改ざんを防ぐための措置としてREST APIに対する国外IPアドレスからのアクセスを制限しています。
当該バージョンを使用されている場合は、最新バージョン(4.7.2)へのアップデートが強く推奨されます。
Webサイトの運用に影響が生じる場合、制限を解除することが可能です。通常は「有効」のまま運用されることを強く推奨されます。
サーバーパネル内「.htaccess編集」にて、最終行に以下の内容を追記します。
SetEnvIf Request_URI ".*" AllowRestApi
バージョン4.7 / 4.7.1において、REST APIの一部機能を悪用することにより、第三者によるコンテンツの改ざんが可能になる脆弱性が公表されています。
最新バージョンである「4.7.2」にアップデートすることにより回避することが可能です。
自動インストール機能の「WordPress」が最新版「WordPress 4.7.2 日本語版」に対応しました。
利用しているバージョンや設定により異なります。