共用サーバー

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YMC

@YMC(ワイエムシー)はGMOクラウドが運営するサービスであり、名称で気付きますが@WAPPYの姉妹サービスです。どちらかといえば法人向けサービスであり、「1契約につき1サイト(1ドメイン)のみ」となっています。スペックを確認すると分かりますが、古いサービスを維持しているだけのように思えます。ディスク容量は「1GB〜20GB」と基本料金を考慮しても非常に少なく、データベース数も「1個〜2個」となっています。高額な初期費用(10,000円)とやや古い仕様は割高に感じられ、何かしらの理由がなければ個人で利用するサービスではないでしょう。

せめてお試し期間があればよいのですが、初期費用が高額であるため気軽に試すこともできません。もちろん、法人向けサービスらしく電話サポート(フリーダイヤル対応)やSLA(品質保証制度)にも対応しています。他にもマルチユーザーに対応しており、権限の異なるユーザーアカウントを発行することができるため、グループでのサイト運営に向きます。

プランYS-01YS-02YS-03YS-04
お試し期間
初期費用10,800 円10,800 円10,800 円10,800 円
月額(標準)1,296 円2,376 円4,536 円7,020 円
年間費用(標準)26,352 円39,312 円65,232 円95,040 円
ストレージ容量1 GB 5 GB 10 GB 20 GB
独自ドメイン1 個 1 個 1 個 1 個
日本語ドメイン
MySQL1 個 1 個 2 個
メールアカウント10 個
SSH
オプションSSL
転送量/月
PHP Ver.
5.3.17
5.3.17
5.3.17
5.3.17

Zenlogic

Zenlogicはファーストサーバが運営する少し特殊(良い意味で)なレンタルサーバーです。一般的なレンタルサーバーは単純にひとつのサーバーを共有するだけですが、Zenlogicはユーザーごとに専用の仮想環境(VPS)が割り当てられます。予めCPUやメモリなどのリソースが割り当てられるため、他のユーザー(ウェブサイト)の影響を受けにくいことが特徴です。例えば、普通のレンタルサーバーでは特定のサイトに膨大なアクセスが発生すると、他サイトのレスポンスが悪化したり、最悪の場合エラーとなります。Zenlogicではユーザー間の影響が少ないため、非常に安定したサイト運営が可能となっています。

公式サイトを見るとVPSと勘違いするかもしれませんが、内部的にVPSの仕組みを利用しているだけです。使い勝手は一般的なレンタルサーバーと変わりません。複数のプランがありますが、単純にCPU(vCPU)とメモリが異なるだけで、他の仕様と機能は共通となっています。高額なプランほど高性能となり、プラン5以上を専用サーバー相当の性能としています。安定したサイト運営が目的であれば検討すべきサービスの一つです。

プランプランSプラン1プラン2プラン3プラン4プラン5プラン6プラン7
お試し期間14 日間 14 日間 14 日間 14 日間 14 日間 14 日間 14 日間 14 日間
初期費用0 円0 円0 円0 円0 円0 円0 円0 円
月額(標準)1,186 円3,300 円5,300 円7,500 円9,300 円11,500 円13,700 円22,600 円
年間費用(標準)14,232 円39,600 円63,600 円90,000 円111,600 円138,000 円164,400 円271,200 円
ストレージ容量300 GB 1,000 GB 1,000 GB 1,000 GB 1,000 GB 1,000 GB 1,000 GB 1,000 GB
独自ドメイン
日本語ドメイン
MySQL
メールアカウント
SSH
オプションSSL
転送量/月
PHP Ver.
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x
5.3 / 5.6.21 / 7.1.x