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Z.comレンタルサーバー (共用サーバー) にWordPressをインストールする方法をまとめています。ここで説明する方法はコントロールパネルのインストール機能を利用せずに、全て手動で作業します。
以下の作業を行います。
Z.comのコントロールパネル cPanel には、データベース生成も自動化される 簡単インストール機能 があります。それを利用したインストール方法については、下記を参考にしてください。
Z.comレンタルサーバーにWordPressをインストールする方法
予め独自ドメインを登録しておく必要があります。ドメインの登録方法は下記を参考にしてください。メインドメイン (xxx.webstarterz.com) で設定する場合は、この作業は不要です。
ここでは、例として example.com
を利用します。
WordPress用のMySQLデータベースを作成します。
MySQL データベース
を選択します。説明では別々に見えますが、これ以降は一つのページで作業が行えます。
サーバーID_任意の文字列
となります。データベースの作成
をクリックします。作成されたデータベースが 現在のデータベース
に表示されます。次は、MySQLユーザーを作成します。
サーバーID_任意の文字列
となります。ユーザーの作成
をクリックします。作成されたユーザーが、現在のユーザー
に表示されます。次はデータベースにユーザーを追加して、アクセス可能な状態にします。
cp999999_wpuser
とデータベース cp999999_wp
を選択します。追加
をクリックします。すべての権限
をクリックします。必要に応じて変更してください。変更
をクリックします。
現在のデータベース
にデータベースと対応するユーザーが表示されれば、データベースの準備は完了です。
WordPressのファイルをサーバーに配備します。ドメインのドキュメントルートではなく、wp
ディレクトリ (/public_html/example.com/wp) にインストールします。ディレクトリの設定については、下記も参考にしてください。
WordPressをインストールするディレクトリはどこがよいのか?
WordPressの公式サイトからダウンロード・展開してから、サーバーに転送しても良いですが、ファイル数が多いので少し時間がかかります。
Z.comは SSH が利用できるので、サーバーで直接ファイルを操作しましょう。
SSHの設定方法は、下記を参考にしてください。
# /home/cp999999/public_html/example.comへ移動
cd ~/public_html/example.com
# WordPressの最新版をダウンロード
curl -O https://ja.wordpress.org/latest-ja.zip
# ダウンロードしたzipファイルを展開
unzip latest-ja.zip
# ディレクトリ名をwpに変更
mv wordpress wp
これらの操作で、/home/cp999999/public_html/example.com/wp
がWordPressのディレクトリになります。
うまくいかない場合は、FTPで転送してください。転送方法は何であっても、以下のような構造になれば問題ありません。
http://example.com/wp/
にアクセスします。さあ、始めましょう!
をクリックします。
データベースホスト名
は、初期設定の localhost
です。テーブル接頭辞
も特別な理由がなければ初期設定の wp_
のままで構いません。
送信
をクリックします。WordPressインストール時に設定するデータベースのテーブル接頭辞とは?
インストール実行
をクリックします。
WordPressのサイト情報と管理者アカウントを登録します。
全ての項目は、インストール後にダッシュボードで変更可能です。
間違いがなければ WordPressをインストール
をクリックします。
インストールが完了しました。ログイン
をクリックすると、ダッシュボードへのログイン画面へ移動します。