JETBOYレンタルサーバーなら PHP PEAR を簡単に使えます

JETBOYレンタルサーバーのcPanel (コントロールパネル) には PEAR (PHP Extension and Application Repository) を簡単に導入するための機能があります。もし、PEARが必要であればこの機能を利用してはいかがでしょうか。

cPanelを採用しているZ.com等のレンタルサーバーでも同じように利用できます。

パッケージの検索

最初は何もインストールされていないので、必要なパッケージを検索します。インストールディレクトリは /public_html と同階層の /home/サーバーID/php となります。ここの説明では サーバーID = example となります。

特に理由はありませんが、HTTP_Request2 をインストールしてみましょう。検索キーワードに HTTP_Request2 と入力して検索を実行します。

パッケージのインストール

HTTP_Request2 が見つかりました。「インストール」をクリックします。

しばらくするとインストールが完了します。

パッケージ一覧

HTTP_Request2だけでなく、依存関係にある他のパッケージも自動的にインストールされます。これで HTTP_Request2 を利用する環境が整いました。インストール後のディレクトリ構造は下図のようになります。

テストスクリプト

<?php

ini_set('include_path', '/home/example/php:' . ini_get('include_path'));

require_once 'HTTP/Request2.php';

try {
  $request = new HTTP_Request2();
  $request->setUrl('http://hostingstock.net/');
  $request->setMethod(HTTP_Request2::METHOD_GET);
  $response = $request->send();
  file _put_ contents(__DIR__.'/body.txt', $response->getBody());
} catch (HTTP_Request2_Exception $e) {
  die($e->getMessage());
} catch (Exception $e) {
  die($e->getMessage());
}

当サイトのトップページを取得する単純なサンプルです。GETメソッドで取得し、ファイルに保存します。

テストなので ini_set でPEARのパスを通しています。本格的に利用するのであれば、以下のようにコントロールパネルのPHP設定で include_path にPEARのパスを追加すると、スクリプト内でのパス設定が不要となります。