SSD、SSL証明書、HTTP/2を標準装備!スターサーバーのレビュー

スターサーバー(StarServer) は、ネットオウル(Netowl)が運営する下記の旧サービスを整理・統合した、幅広いプランを備えるレンタルサーバーです。

旧サービスは、それぞれ別サービスのように運営されていましたが、実質的にはスペックの異なる同じサービスでした。 今回の統合により、ユーザーにとって非常に分かりやすいサービスとなっています。

統合によるメリットはプラン変更が可能となったことでしょう。 迷った場合はとりあえず下位プランを契約しておき、必要に応じて上位プランへ移行することができます。 さらに、新サービス開始に伴い、高性能なハードウェアを採用しており、Webサイトのレスポンス性能にも期待できます。

次世代プロトコルである HTTP/2対応 も大きな特徴です。 詳細は省きますが、HTTP/2対応によりサーバーの負荷が軽減され、安定性が向上します。 さらに、多くのファイル(画像など)が配備されたWebサイトに対して大きな効果(レスポンス向上)を発揮します。


サービス開始時期
2017年8月7日

各プランの比較

プランエコノミーライトスタンダードプレミアムビジネス
ストレージ容量10 GB50 GB100 GB150 GB200 GB
転送量50 月/GB 150 月/GB 300 月/GB 1,000 月/GB 2,000 月/GB
初期費用1,500 円1,500 円1,500 円5,000 円5,000 円
月額費用 (3ヶ月契約時)126 円300 円600 円1,800 円4,800 円
月額費用 (6ヶ月契約時)126 円250 円500 円1,500 円4,000 円
FTPアカウント1 個 3 個 6 個 11 個 31 個
独自ドメイン20 個 50 個 無制限無制限無制限
サブドメイン200 個 1,000 個 3,000 個 無制限無制限
サービスドメイン1 個 3 個 5 個 5 個 5 個
MySQL1 個 20 個 50 個 100 個
Cron5 個 10 個 20 個 20 個

今ではそれほど珍しくありませんが、プランごとに仮想CPUの数が異なります。 高負荷時(アクセス増加時)に大きく影響するため、安定性やレスポンス性能を重視するのであれば、上位プランを検討しましょう。 ただし、ブログなどを始めたばかりで多くのアクセスを見込めないの状況あれば、どのプランでも変わりません。

ただし、エコノミーのみデータベース非対応です。 WordPress等のMySQLを必要とするアプリケーションを運用するなら、ライトプラン以上が必要です。 さらに、複数のWebサイトを運営する予定であれば、転送量やデータベース数に余裕のあるスタンダードプラン以上がオススメです。

最低利用期間
3ヶ月間(6ヶ月以上の長期契約で割引が適用されます)。
お試し期間
14日間の無料お試し期間があります。

データセンター

旧サービスと同様にさくらインターネットの大阪データセンターで運用されています。 ネットオウルはエックスサーバー(XSERVER)の関連会社となっており、一部の仕様を除けば、コントロールパネルの使い勝手などはほぼ同等です。 エックスサーバーの人気の高さからも分かりますが、非常に高品質なデータセンターとなっています。

スターサーバーはプランにもよりますが、エックスサーバーの下位サービスと考えて間違いありません。 ハードウェアのスペックを確認すれば、以前エックスサーバーで採用されていたものを流用しているような印象を受けます。

コントロールパネル

コントロールパネルは2種類あります。1つはネットオウルの「メンバー管理ツール」、もう1つはスターサーバーの「サーバー管理ツール」です。

メンバー管理ツールは、ネットオウルの各契約を管理するためのものです。 例えば、「スタードメイン」で独自ドメイン、「SSL BOX」でSSLサーバー証明書など、アカウント一つで管理できます。

サーバー管理ツールはドメインやデータベースの設定など、サーバーの各設定を行うためのものです。 スターサーバーは機能がシンプルであり、操作項目が絞り込まれています。 さらに、各機能に「ワンポイントマニュアル」という簡易説明があり、初心者でも操作に迷うことはないでしょう。 詳細なマニュアルは、公式サイトに用意されています。

レスポンスは非常に優れており、何を操作するにもストレスとなりません。

転送量制限

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
転送量/月 50 GB/月 150 GB/月 300 GB/月 1,000 GB/月 2,000 GB/月
転送量/日(換算) 1.6 GB/月 5 GB/日 10 GB/日 33 GB/日 66 GB/日

スターサーバーの転送量は他社と比較してそれほど余裕はありません。 アクセスの多いサイトを運営する予定があれば、他社との比較が必要です。 例えば、価格帯的に比較対象となる ロリポップ! の場合、下記のように余裕があります。

ロリポップ! エコノミー ライト スタンダード エンタープライズ
転送量 40 GB/日 60 GB/日 100 GB/日 無制限

ただし、Webサイトのレスポンス性能はスターサーバーが優れるため、お試し期間などで比較するとよいでしょう。 初めてのサイト運営であれば、それほどのアクセスを望めないためスターサーバーでも必要充分です。

例えば、世界中のWebサイトを調査しているHTTP Archiveによると、Webサイト1ページあたりの平均サイズは約2.6MB(2017年12月。動画を除く)です。

スタンダードプランの「300GB/月」であれば、約115,000PV/月まで対応できます。 もちろん、ウェブブラウザのキャッシュ機能を考慮すれば、この数値より多くのアクセスが可能となります。 1日あたりに換算すると約3,800PV/日となり、個人サイトなら十分な数値です。

注意
設定値はあくまでも「目安」であり、超過しても即座にサービスが停止するわけではありません。恒常的に超過するようであればサポートから連絡があるでしょう。
設定値は「一つの契約」に対するものなので、サイトを5つ運営すれば、1サイトあたりの上限は1/5となります。

SSLの仕様

調査方法にもよりますが、すでに世界中のWebサイトの半分以上がHTTPS(SSL化)に対応しています。 これからWebサイトを運営するのであれば、HTTPS対応は必須です。 スターサーバーであれば、SSLサーバー証明書を標準装備(無料)しているため、余計な費用無しに全サイトをHTTPS対応とすることができます。

標準装備のSSLサーバー証明書は「Let’s Encrypt」であり、他社でも採用されている標準的なものです。 もちろん、オプションで「サイトシール」等に対応する証明書も利用できますが、趣味程度のサイトであれば標準装備の証明書で何の問題もありません。

他社証明書の扱い
他社で取得した証明書を持ち込むことはできません。
共有SSL(共用SSL)
独自SSLが標準装備されたため、共有SSLは廃止されました。

独自SSL オプション

「SSL BOX」で取り扱っている証明書は以下の通りです。長期契約ほどお得になります。

契約期間 1年 2年 3年
CoreSSL 990円/年 890円/年 790円/年
SecureCore 5,000円/年 4,500円/年 3,990円/年
RapidSSL 4,000円/年 3,500円/年 3,000円/年
GeoTrust
クイックSSLプレミアム
15,000円/年 13,000円/年 11,000円/年

全て「ドメイン認証タイプ」なので個人でも契約できます。他にもワイルドカードタイプを取り扱っていますが、スターサーバーでは利用できません。

あわせて「固定IPアドレスオプション」の契約も必要です。オプション料金は以下の通りです。

固定IPアドレス  
初期費用 2,000円
利用料金 5,000円/年
契約期間 1年~3年(SSL証明書の契約期間に準じる)

ドメイン

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
独自ドメイン 20 個 50 個 無制限 無制限 無制限
サブドメイン 200 個 1,000 個 3,000 個 無制限 無制限
サービスドメイン 1 個 3 個 5 個 5 個 5 個

設定可能なドメイン数はプランごとに異なりますが、あまり気にする必要はありません。 転送量に制限がある以上、運営できるサイト数には限りがあります。 ある程度のアクセスがあるサイトを運営するなら、エコノミーの数でも使い切ることはないでしょう。

独自ドメインは同社「スタードメイン」での取得をおすすめします。 メンバー管理ツールで、サーバーとドメインをまとめて管理でき、設定も簡単になります。 ドメインの種類は多くありませんが、料金は他社の格安レジストラと同等です。 さらに、各サービスの支払いに使えるポイント(ネットオウルポイント)が付与されるためお得です。

日本語ドメイン
非公式ですが対応しています。Punycodeで登録する必要があります。
DNSレコード
DNSレコードを編集する機能はありません。
必要であればドメインを管理するサービスが提供する機能を利用します。

初期ドメイン(サービスドメイン)

スターサーバーでは契約時に「初期ドメイン」が発行されます。 ドメイン名は「サーバーID.stars.ne.jp」となり、 そのままWebサイトの公開にも利用できます。 「サーバーID」は任意の文字列を利用できます。

さらに初期ドメイン以外にも、「サービスドメイン」を追加できるため、独自ドメインがなくとも複数のサイトを運営できます。 サービスドメインは、ネットオウルが保有する「138種類」のドメインから好みのものを選択し、そのサブドメインを利用できます。

しかし、初期ドメインやサービスドメインは契約期間のみ有効です。 長期的なWebサイト運営が目的なら、独自ドメインの取得をおすすめします。

メモ
サービスドメインにサブドメインを追加することはできません。

データベース

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
MySQL - 1 個 20 個 50 個 100 個
データベース容量 - 500 MB 500 MB 1,000 MB 1,000 MB
SQLite

データベースにMySQLが採用されており、phpMyAdmin(Webアプリケーション)で操作できます。 エコノミーはデータベース非対応なので、WordPress等のデータベース必須のアプリケーションを運用する予定であれば選択しないようにしましょう。

データベース名と(データベース)ユーザー名は「サーバーID_任意の文字列」となり、サーバーIDが接頭辞として付与されます。 それぞれを作成して、データベースにユーザーを割り当てる作業が必要です。 やや面倒ですが組み合わせが自由なため、以下のように用途に応じた柔軟な設定ができます。

仕様  
MySQL 5.7.16。ENGINES: InnoDB (DEFAULT) / MRG_MYISAM / MEMORY / BLACKHOLE / MyISAM / CSV / ARCHIVE / PERFORMANCE_SCHEMA。phpMyAdmin 4.4.15.10。
SQLite 3.7.17。PHPの場合、PDO関数、SQLite3関数に対応します。
外部接続
非対応です。

FTP、その他のファイル転送機能

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
追加アカウント - 2個 5個 10個 30個

通常のFTPだけでなく、セキュアなFTPSにも対応しています。

ドメイン(サブドメインを除く)ごとに初期FTPアカウントが生成されるので、総アカウント数は上の表にドメイン数を加えたものとなります。 初期FTPアカウントは、そのドメインのドキュメントルート(例 ~/example.com/public_html)がホームディレクトリとなります。 そのため、他ドメインのディレクトリにアクセスすることはできません。

実際に利用する場合は、「/home/サーバーID/」をホームディレクトリとするアカウントを1つ追加しておくことで、全てのドメイン(サイト)のファイルを横断的に操作でき便利です。

その他
アカウントIDは「任意の文字列@ドメイン」となります。
アカウントごとに容量設定(クオータ)が可能です。
SCP、SFTP、WebDAVに非対応です。

ファイルマネージャ

ファイルマネージャ(Webアプリケーション)を利用でき、ブラウザでファイル操作が可能です。 スマートフォンやタブレットに最適化されておらず、パソコン以外での利用はあまり考慮されていません。 機能も簡易的なものなので、非常用となるでしょう。

機能
新規フォルダ / 新規ファイル / アップロード / ダウンロード / 削除 / テキスト編集(UTF-8/EUC-JP/Shift-JIS)/ プレビュー / パーミッション変更 / ファイル情報

ディレクトリ構成

ドメインごとにドキュメントルート(公開ディレクトリ)が自動的に割り当てられます。固定であり任意のディレクトリに変更することはできません。

例えば、「example.com」へアクセスすると「~/example.com/public_html」にあるファイルが読み込まれます。

1つ気になる点はサブドメインのドキュメントルートが、親ドメインのドキュメントルート直下に生成されることです。ほかのレンタルサーバーにもある仕様ですが、例えば上図の場合「http://example.com/blog.example.com」へアクセスすると、サブドメインのデータにアクセスできてしまいます。気になるなら、.htaccessなどでアクセス制限するとよいでしょう。

非公開領域にも編集権があるため、例えば「/private」ディレクトリを作成して、公開したくないファイルを保存できます。

メール

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
アドレス 200 500 1000 無制限 無制限
送信数制限 300通/日 500通/日 1,500通/日 3,000通/日 5,000通/日
受信数制限 無制限
容量制限 100MB/通

下位プランほど送信数制限が厳しくなります。 メールを頻繁に利用するようなら、下位プランはおすすめできません。

プロトコル  
POP SSL/TLS(STARTTLS対応)
SMTP SMTP-AUTH、サブミッションポート、SSL/TLS(STARTTLS対応)
IMAP SSL/TLS(STARTTLS対応)

標準的なプロトコルに対応しており、どのようなメール環境でも困ることはないでしょう。 IMAPに対応しており、複数の端末間でのメール管理が容易です。

他のレンタルサーバーと比較してメール機能はシンプルです。 下記を参考にしてください。

機能  
アンチウィルス F-Secure社のソフトウェアを採用しています。メール送受信時にウィルスチェックが行われます。
スパムフィルタ 受信時にチェックされ、迷惑メールと判定されると件名に[SPAM]が付与されます。ホワイトリストとブラックリスト機能もあります。
メール転送 受信したメールを他のアドレスへ転送できます。その際、メールを残すか削除するかを設定できます。
SMTPアクセス制限 SMTP認証(SMTP-AUTH)に関する、国外IPアドレスからの不正送信を防ぐ機能です。国外からのメール送信が必要であれば無効にする必要があります。
非対応 メーリングリスト。メールマガジン。自動返信。フィルタ(条件付き振り分け)。キャッチオール。

Webメーラー

Webメーラーを標準装備しているため、ブラウザで簡単にメールを操作できます。 エックスサーバーで新規採用されたアプリケーションと同じものであり、スマートフォンやタブレットにも最適化されています。 アクセスする端末に応じて自動的にレイアウトが変化するため、どのような環境でも快適な操作が可能です。

シンプルであり目立った機能はありませんが、外出先での緊急時(自分の端末がない場合など)のメール確認に役立つでしょう。

PHPの仕様、他の言語について

公式サイトでは明記されていませんが、ベンチマークの結果から推測するとエックスサーバーと同様に、PHPは「FastCGI」で動作しているようです。

PHPは複数のバージョンに対応しており、ドメインごとに異なるバージョンを設定できます。 サブドメイン(例 blog.example.com)は親ドメイン(example.com)の設定に準じます。

言語  
PHP FastCGI
7.1.4 / 7.0.18 / 5.6.30 / 5.5.38 / 5.4.16。5.3.3 / 5.1.6
5.5以下は非推奨となります。
Perl 5.16.x
Ruby 2.0.0
Python 3.4.x / 2.7.x
SSI

標準で読み込まれる拡張モジュール

Loaded extensions Core date libxml openssl pcre sqlite3 zlib bz2 calendar ctype curl hash fileinfo filter ftp gettext gmp SPL iconv session standard posix pspell Reflection Phar shmop SimpleXML sockets mbstring sysvmsg sysvsem sysvshm tokenizer wddx xml zip cgi-fcgi apcu bcmath dba dom gd imagick imap intl json ldap exif mcrypt mysqli PDO pdo_mysql pdo_pgsql pdo_sqlite pgsql soap xmlreader xmlrpc xmlwriter xsl Zend OPcache ereg mysql apc readline SQLite tidy
7.1.4            
7.0.18            
5.6.30        
5.5.38            
5.4.16            
5.3.3      

PHPの動作設定

コントロールパネルでPHPの動作設定を行えます。予め利用頻度の高い項目がピックアップされた簡単な方法と、php.iniを直接編集する方法が用意されています。

「php.ini」ファイル自体は、各ドメインの「/php」ディレクトリにあり直接編集することもできます。例えば、「example.com」であれば、「/home/サーバーID/example.com/php」にあります。

メモ
PHP5.3以上なら「.user.ini」も利用できます。
コントロールパネルのピップアップ項目
display_startup_errors / display_errors / error_reporting / session.auto_start / session.use_cookies / session.use_only_cookies / session.use_trans_sid / session.name / session.cookie_lifetime / session.cookie_path / session.cookie_domain / mbstring.language / mbstring.internal_encoding / mbstring.http_input / mbstring.http_output / mbstring.encoding_translation / mbstring.detect_order / mbstring.substitute_character / safe_mode / max_execution_time / max_input_time / memory_limit / post_max_size / upload_max_filesize / register_globals / magic_quotes_gpc / file_uploads / allow_url_fopen / allow_url_include

Cron

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
設定数 - 5 10 20 20
設定間隔 - 20分 10分 1分 1分

他のサービスと同様にプランごとの設定可能数に差があります。 さらに、設定間隔(最短実行間隔)にも差があるため、用途によっては注意が必要です。

例えば、スタンダードプランの場合、「10分間隔」でしか繰り返し実行できません。 とは言え、1日に数回コンテンツを自動更新するような用途なら、設定間隔が問題となることは少ないでしょう。

他社では実行時刻(実行間隔)をメニューから選択するものもありますが、スターサーバーでは「crontab」の書式で設定します。例えば、30分間隔でPHPを実行させるなら以下の様になり、慣れるまでは戸惑うかもしれません。

分【*/30】、時:【*】、日:【*】、月:【*】、曜日:【*】

コマンド
/usr/bin/php7.1 /home/サーバーID/example.com/public_html/job.php

通知メールアドレスを設定することができ、Cron実行完了時にエラーメッセージや処理結果を通知できます。

各言語の実行パスは以下の通りです。

言語 パス バージョン
Perl 5.16.x /usr/bin/perl
PHP 5.1.6 /usr/bin/php
  5.3.3 /usr/bin/php5.3
  5.4.x /usr/bin/php5.4
  5.5.x /usr/bin/php5.5
  5.6.x /usr/bin/php5.6
  7.0.x /usr/bin/php7.0
  7.1.x /usr/bin/php7.1
Ruby 2.0.0 /usr/bin/ruby
Python 2.7.x /usr/bin/python
  3.4.x /usr/bin/python3.4

ログとアクセス解析

プラン エコノミー ライト スタンダード プレミアム ビジネス
ログ ×
アクセス解析 ×

エコノミーを除き、ドメインごとのアクセスログとエラーログを取得できます。

アクセスログ

コントロールパネルからダウンロードできるのは「当日分のログ」のみです。過去ログは「~/ドメイン/log」ディレクトリに保存されるのでFTPでダウンロードできます。 ドメインごとさらに日別で出力されます。

エラーログ

エラーログは最新の「10万行」までをコントロールパネルから取得できます。 エラーログは毎日午前3時頃にリセットされます。 FTPでダウンロード可能なログファイルとしては出力されません。

アクセス解析

エックスサーバーと同等のアクセス解析機能を備えています。

初期状態では無効なので、ドメインごとに有効にする必要があります。 Google Analyticsがあるため、ユーザーによってはレンタルサーバーの機能は不要かもしれません。 初心者であればGoogle Analyticsに慣れるまでの繋ぎとして、とりあえずこちらを利用しておくとよいかもしれません。 難しい設定は不要なので、誰でも簡単にアクセス解析を体験することができます。

更新間隔
6時間ごと
分析項目
月別 / 日別 / 時間帯別 / 曜日別 / ページ別 / OS別 / ブラウザー別 / ファイル別転送量 / 検索キーワード別 / アクセス元別 / IPアドレス・ホスト名別 / 滞在時間別 / ロボット・スパイダー別 / エラーコード別 / ドメイン・国別

WordPress専用のセキュリティ機能

WordPressのセキュリティに特化した機能が装備されています。

セキュリティ機能  
ダッシュボードアクセス制限 ダッシュボードに対する国外IPアドレスからの接続を制限します。
XML-PRC API アクセス制限 ダッシュボード以外から投稿可能なアプリが利用する「XML-RPC WordPress API」に対する国外IPアドレスからの接続を制限します。Jetpackによるアクセスは制限対象外です。
REST API アクセス制限 「REST API」に対する国外IPアドレスからの接続を制限します。Jetpackによるアクセスは制限対象外です。
ログイン試行回数制限 短時間に連続してログイン処理(失敗)が行われるとアクセスを制限します。パスワード総当り(ブルートフォースアタック)による不正アクセスを防止します。24時間後に制限が解除されます。
大量コメント・トラックバック制限 短時間に大量のコメントまたはトラックバックが実行されると、自動的に検知して投稿を制限します。6時間後に解除されます。
国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限 国外IPアドレスからのコメント・トラックバックを拒否します。

移転前動作確認URL

ドメインごとに「動作確認用URL」を発行できます。

このURLは他サーバーからの引っ越しをスムーズにするために利用します。 動作確認URLがあれば、DNS設定を変更せずにスターサーバーにアクセスできます。

引っ越し時に旧サーバーでWebサイトを稼働させつつ、テストを行うことができます。新しいサーバーでの準備が整ったらDNS設定を変更するだけなので、ダウンタイムを防ぐことができます。

URL形式  
example.com http://example-com.check-star.jp/
blog.example.com http://example-com.check-star.jp/blog.example.com/

ハードウェアやソフトウェア

OS / Web Server
Ubuntu 16.04 / nginx + apache(2.4.6)
CPU / メモリ
Xeon E5-2640 v4 2.40GHz / 96GB
自動インストール対応
WordPress / EC-CUBE / PukiWiki
エコノミーはPukiWikiのみ
動作確認済みアプリケーション(公式)
WordPress / EC-CUBE / PukiWiki / MovableType / Xoops Cube / concrete5 / Joomla / MODX / Drupal
コマンドとライブラリ
スターサーバーに導入されているコマンドとライブラリはこちらを参考にしてください。
ファイルの存在を確認しただけであり、パーミッションによっては動作しないものもあります。

その他の機能

機能  
BASIC認証 BASIC認証の設定を簡単にできます。
アクセス拒否設定 IPアドレスによるアクセス拒否を行うことができます。
サイト転送 任意のURL(ディレクトリ)へのアクセスを他のドメインに転送できます。
MIME設定 拡張子によって処理内容を指定するMIMEの設定が可能です。ドメインごとに設定できます。
G Suite簡単設定 独自ドメインでGmailやGoogleカレンダー、Googleトーク、Googleドキュメントなどを利用するための設定が簡単にできます。
非対応 SSH(シェルログイン) / ユーザーが利用できるバックアップ機能

支払い方法

プリペイド制(チャージ方式)となっており、事前に 「ネットオウルプリペイド」 を購入する必要があります。決済方法は以下の通りです。

支払い方法  
クレジットカード MasterCard / VISA / JCB / AmericanExpress / Diners。手数料無料。支払い金額500円以上が対象。
Paypal 手数料無料。支払い金額5,000円以上が対象。
銀行振込 ジャパンネット銀行。振込手数料が必要。入金確認に3日程度かかる場合があります。
コンビニ ローソン / ファミリーマート / セブンイレブン / サークルKサンクス / デイリーヤマザキ / ミニストップ / セイコーマート。決済手数料200円(税抜)が必要。支払い金額500円以上が対象。

ネットオウルポイント

ネットオウル独自のポイントサービスです。 主にスタードメインでの独自ドメイン契約でポイントが付与され、レンタルサーバー等の費用に充当できます。 ポイントの貯め方や使い方は以下の通りです。

  ポイントを貯めるには
キャンペーン サービスごとに展開されるキャンペーンにて、サービス利用者を対象にポイントが付与されます。
スタードメイン 通常時、ドメイン価格(1年契約・税込)の20%×契約年数分の累計ポイントが付与されます。
Q&A掲示板 質問への回答がベストアンサーに選ばれると、30ポイントが付与されます。
  ポイントを使うには
スターサーバー 初期費用(100%全額)。エコノミープランとフリーWPプレミアムプランは支払金額の10%まで。その他は25%まで。
SSLボックス 支払金額の10%まで。固定アドレスオプションの初期費用(100%全額)。
独自ドメイン 利用できません。

サポート対応

レンタルサーバーでは珍しく、ユーザーフォーラムが用意されています。

サポート  
メール 公式サイトにある「お問い合わせフォーム」を利用します。
Q&A掲示板
(ユーザーフォーラム)
サポート対象外の技術的な内容について、ユーザー同士で質問・回答することができます。基本的に公式サポートが対応することはありません。

更新方法と解約方法

スターサーバーでは、「毎月15日」に契約更新の処理を行っています。 つまり、有効期限月の15日に同条件の契約で自動更新されます。 更新時に残高が不足している場合、アカウントが凍結されます。

契約更新を中止する場合、更新予定月の14日までに解約手続きを行う必要があります。解約手続きが遅れると、契約が自動更新されます。

解約手続きはコントロールパネル(メンバー管理ツール)で行えます。 早めに解約手続きを行っても有効期限まではそのまま利用できますが、解約手続きを取り消すことはできません。

まとめ

これまで別々であったサービスが統合され、ユーザーにとっては非常にシンプルで分かりやすいものとなりました。 今回の統合により、とりあえず下位プランから試してみて、必要に応じて上位プランへ移行することも容易です。

さらに、高性能なハードウェアの採用やSSLサーバー証明書やHTTP/2を標準装備するなど、最近のトレンドをしっかりとカバーしており、誰にでもおすすめできるレンタルサーバーとなっています。

もともと、旧サービスのミニバードやファイヤバードはコストパフォーマンスが非常に高く、hostingstockでもおすすめしていました。 WordPressに特化したセキュリティ対策や旧サービスから引き継ぐコントロールパネルの使い勝手の良さからも、とくに初心者におすすめできるサービスです。


更新履歴  
2017年12月04日 レビューを作成しました。

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