Zenlogic(ゼンロジック)はマルチアカウント機能を備えており、契約者以外にもサーバーの操作権限を与えることができます。例えば契約手続きは会社で行い、実作業は担当者に任せるといった用途に最適です。
一般的なレンタルサーバーの場合、コントロールパネルを操作できるのは契約者アカウントのみであり、追加アカウントで可能となるのはせいぜいメールとFTPのみです。もし、ウェブサイトの運用も任せるなら、管理者アカウントを渡すしかありません。しかし、様々な契約を結べるアカウントを他人に渡すことは危険です。
Zenlogicならコントロールパネルにアクセス可能なアカウント(Zenlogicでの呼称は「担当者」)を自由に追加できるため、契約以外の作業(ウェブサイトの運用)だけを他の人に任せることが可能です。
もちろん、契約者アカウントで完全に担当者を管理できます。担当者によるコントロールパネルの操作ログを確認したり、担当者を解除(削除)したりできます。
もし、グループでウェブサイトを運用するならZenlogicはおすすめのサービスです。
ここではマルチアカウント機能の使い方を簡単に説明します。
担当者を割り当てるまでの流れは以下の通りです。
サービス(プラン)ごとに担当者を割り当てることができます。ここでは契約番号「A009999」の「ホスティング プランS」に担当者を割り当てます。
これで担当者へ招待メールが送信されます。
しばらくすると担当者に招待メールが届き、了承されるとサービスへの割り当てが完了します。
担当者の招待状況は以下の様に確認できます。
これで担当者の割り当てが完了しました。
担当者ID(メールアドレス)と担当者情報で設定したパスワードでカスタマーポータルにログインできます。
契約者アカウントと担当者アカウントの違いは以下の通りです。
つまり、担当者はサーバーの設定に関する権限のみ与えられます。ただし、SSLサーバー証明書に関しては、下図のように担当者として割り当てられていないと設定できません。
担当者のカスタマーポータルには、契約関連のメニューがないことが分かります。
契約者のカスタマーポータルには、契約や担当者に関するメニューがあります。
過去一年間の操作ログを確認できます。どの担当者が何の作業を行ったかを確認できるため、不具合が生じたときの原因究明などに役立つでしょう。
管理者だけでなく担当者もログの閲覧が可能です。