さくらインターネットでは2016年6月29日より モリサワのウェブフォント を 無料 で利用できるようになりました。「さくらのレンタルサーバー」と「さくらのマネージドサーバー」が対象となります。
モリサワ社の「TypeSquare」より 30種類 のフォントを自由に利用できます。無料で利用できる日本語のWebフォント少なく、これだけ豊富な種類を利用できるサービスはほとんどありません。ウェブサイトのデザインにこだわるならウェブフォントの導入は必須です。
WordPress での利用に限定されます。ウェブフォント用のプラグインが提供され、そのプラグイン経由でのみ利用可能となります。クイックインストール機能でWordPressを導入した場合、デフォルトでプラグインが追加されます。すでにWordPressを運用している場合は、手動でのインストールが可能です。
利用数の上限があり、 2.5万PV/月 または 30万PV/年 となっています。また、1つのサーバーアカウントにつき 1ドメインのみ となっています。複数のドメインで利用するなら、別のサーバーを契約する必要があります。複数のサイトを運営しているのであれば、メインのサイトに利用することになるでしょう。
対象サービスは「レンタルサーバー」と「マネージドサーバー」となっていますが、「レンタルサーバー」の場合、 スタンダードプラン以上 が対象となります。
下記の 30書体 に対応しています。
明朝体 | リュウミンR-KL、リュウミンM-KL、見出ミンMA31、A1明朝 |
ゴシック体 | 新ゴR、新ゴM、ゴシックMB101B、見出ゴMB31、ナウGM |
丸ゴシック体 | じゅん201、じゅん501、新丸ゴR |
デザイン書体 | フォークR、フォークM、丸フォークR、丸フォークM、カクミンR、解ミン宙B、シネマレター、トーキング、はるひ学園、すずむし、G2サンセリフ-B |
装飾書体 | 新丸ゴ 太ライン |
筆書体 | 正楷書CB1、隷書101 |
UD新書体 | UD新ゴR、UD新ゴM、UD新ゴ コンデンス90L、UD新ゴ コンデンス90M |
WordPressへプラグインをインストールする他、さくらインターネットのコントロールパネルでの設定が必要です。
コントロールパネルではウェブフォントを利用するドメインを選択(入力)するだけです。WordPressのダッシュボードでは予め用意されているフォントテーマを選択したり、カスタムテーマを設定することができます。
モリサワのTypeSquareでも無料でウェブフォントを利用できますが、上限が1万PV/月であり、フォントは1つです。さくらインターネットの無料サービスが如何にお得かが分かります。