ドメインキングのドメイン設定 - PLESKの操作方法
ドメインキングのレンタルサーバーに他社で購入した独自ドメインを設定する方法を解説します。
ドメインキングで採用しているコントロールパネル PLESK の操作方法は非常に分かりにくく、他サービスと比較して難解です。
この記事では、サーバーにドメインを登録するまでを説明します。
ウェブブラウザでアクセス可能とするために必要な、DNSの設定については関連記事を参考にしてください。
2種類のドメイン設定
親ドメイン example.com
に必ずウェブスペースが割り当てられます。
サブドメインについては、1)親ドメインの領域を共有する、2)領域を独立させる、の2種類があります。
上図の場合、blog.example.com
が example.com
の ウェブスペースa
を利用します。
この構成であればどちらのコンテンツも同じFTPアカウントで編集できます。
そして、ウェブスペースaとbは完全に別領域なので、相互にアクセスできません。
- ウェブスペース
- ウェブサイトのコンテンツを保存するための領域です。
- 親ドメイン
- example.comのような基本となるドメインを便宜上親ドメインと呼びます。Naked Domain、Apex Domain、Root Domainとも呼ばれます。
- データベースについて
- データベースもドメインごとの管理となりますが、別領域であっても共有できます。ただし、ドメインを削除すると関連するデータベースも削除されるので注意が必要です。
親ドメインを追加する
- コントロールパネルにログインします。
- 左メニューの「ドメイン」を選択します。
- 「新規ドメインを追加」をクリックします。
- 「ドメインを追加」を選択します。
- ドメイン名を入力します。ここでは
example.xyz
とします。
- 「送信」をクリックします。
- ドメインが登録されるまでしばらく時間がかかります。
- ドメインリストが表示されます。表示されなければ左メニューよりドメインを選択します。
- これでドメインの登録は完了しましたが、ウェブスペースの設定が必要です。
- 登録した
example.xyz
クリックします。
- 他社で取得管理しているドメインの場合、ネームサーバーの情報が必要なので記録しておきます。
- 「ウェブサイトを追加」をクリックします。
- 契約者名(初期設定)を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
example.xyz
用のウェブスペースを作成するために、「新規ウェブスペースを作成」を選択します。
- ウェブスペース名(任意の文字列)を入力します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「アカウントからドメインを使用」を選択します。
- 登録した
example.xyz
を選択します。
- 「ウェブサイトを追加」をクリックします。
- ウェブスペースが作成されるまでしばらく時間がかかります。
- 左メニューの「ウェブホスティング」を選択します。
- これでドメイン
example.xyz
に関連付けされたウェブスペースが作成されました。
サブドメインを追加する
blog.example.xyz
の追加方法について説明します。
- 左メニューの「ドメイン」を選択します。
- 親ドメイン
example.xyz
を選択します。
- サブドメイン名を入力します。
- 「OK」をクリックします。
- これでサブドメインの登録は完了しましたが、親ドメインと同様にウェブスペースの設定が必要です。
- 登録した
blog.example.xyz
をクリックします。
- 親ドメインでの作業と同様に「ウェブサイトを追加」をクリックします。
ここからの作業は目的により異なります。
親ドメインのウェブスペースを共有する場合
example.xyz
と blog.example.xyz
で ウェブスペースb
を共有する設定を説明します。
- 共有するウェブスペースの名前を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「アカウントからドメインを使用」を選択します。
- サブドメイン
blog.example.xyz
を選択します。
- 「ウェブサイトを追加」をクリックします。
これでサブドメインのドキュメントルート(公開ディレクトリ)が親ドメインのウェブスペース内に作成されます。
独立したウェブスペースを利用する場合
親ドメイン example.xyz
と blog.example.xyz
とで独立したウェブスペースを設定します。
- 「新規ウェブスペースを作成」を選択します。
- ウェブスペース名を入力します。
- 「次へ」をクリックします。
- 以降は親ドメインの作業と同じです。